新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「殺し屋役?」
「そう言えば、
殺され役がいたなら、
当然、殺し屋役もいたはずだよねえ」
と、
木太郎が、
またアユメとチウメを見ると、
二人は木太郎から目をそらす。
「そういうことか?
アユメ、チウメ。
二人が、
金をもらって引き受けたのは、
殺し屋の役か?」
エイタもそう言うが、
二人は沈黙を続ける。
「ぼ、
僕の頭をお湯に突っ込んだのは、
この二人のどちらか、なんだすか?」
あおむが、
なんか恥ずかしそうに言うと、
「多分、
そこは間違いないだろうな。
なあ、アユメ、チウメ。
で、どっちなんだ。
あおむを殺すフリをしたのは?
それとも、
喧嘩したフリをしているけど、
本当は仲がいいのかな」
エイタは、そう言って、二人を見る。
そう言われると、
チウメの方が、
何か、考えている様子だった。
「おー、俺ションベンしたくなってきた。
あおむ、おまえも付き合え」
何故か、
木太郎はそう言うと、
あおむを連れて、
ちょっと離れた木のそばへ連れていった。
「早く済ませて、すぐ戻れよ!」
いつきが大声で、
そう声をかけた。
(続く)
こんばんわ!
正月、冬休み、
が終わっても、
今年は
3連休のおまけつきということで、
今年は帰省後ものんびりできる
と、
思っていたのですが、
結局、
余裕かまして遊びほうけていたら、
もうこんなに経ってしまいました...
ふー...
メンバーも同じようで...
結局、
尻を叩かれないとダメなようで...
さて、
今日も
第3弾リメイク(旧)
と
本編リメイク(旧)
を
いつものところに、
UP済みです。
では、よろしくお願いします。
第一章第一話は下記から始まります。
新「ミケーレの蒼き仮面」
夕霧のなか、
男はある仮面を見つめていた。
そこへ、
一匹のチンパンジーが、
「オーラ」
と声をかけて、
干し柿のような食べ物が
たくさん入った、
網の袋を差し出した。
(続く)
「ひさめちゃんの作戦は、
よくわからんだすなあ」
たまおの部屋では、
たまおとキミカが、
珍しく弱気で話し合っていた。
「たまおくんも。
あたしもさっぱりわからないのよ。
というより、
たまおくんに、
わからないんだから、
あたしじゃ無理よね」
「そんなことないだすよ。
僕はたいしたことないだすから。
うーん。
休憩を提案してくれたから、
キミカちゃんなら、
わかったと思ったんだすがなあ?」
「ううん。
その逆、
まったくわからないから、
休憩をいれて、
たまおくんに教えてもらおうと、
思ったのよ」
「ううん。あれだすかなあ?
大目玉編は囮だすかなあ?」
「そうねえ」
ネネの部屋では、
「コピーまで用意していたとはねえ。
ひさめもやるわねえ」
ネネがしきりに感心していた。
「感心してる場合じゃないよ。
ネネちゃん。
俺、全然わからないんだけど?」
「ええっ?
ふうたくんでもわからないの?
そうなの。 ええっ...」
ふうたの言葉を聞いたネネは、
ふうたならひさめの作戦を理解していたと信じていたので、
急に動揺したのだった。
(続く)
「何やってんだあー!
ここから逃げてから中を見ようぜ!」
龍之介が、
あまりにも直哉が手こずっていたので、
また、
誰か現れるのではないか
と心配になり、
辺りを見回しながら、そう言う。
「うーん。
中に張りついてるんだよ!」
直哉は、
焦れったそうに封筒をいじりながら答える。
「だから、
どうせ、
すぐ使うわけじゃないんだから、
逃げてから、
ゆっくり取り出せばいいだろ!」
龍之介は直哉はそう言ってせかすが、
直哉は立ったまま、
龍之介を無視して、
封筒から手紙のようなもの
を取り出すことに夢中になっていた。
「なんか、
トリックでもあるんじゃないのか?
さっきの女がいなくなったのも、
すごく不気味だぞー。
なっ!
帰ってから、ゆっくり取ろうぜ」
龍之介はしつこくそう言った。
「トリック?
そうか!」
直哉は龍之介の言葉から、
何か閃いたようだった。
(続く)
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「それより、
人類の進化により、
その滅亡は防げるのか?」
「今、解析中ですが、
むしろ逆だと思います」
「逆、
滅亡が早まるというのか?」
「まだ、解析中ですので」
「うーん、
君は確かに優秀だが、そこまでか。
なら、私も大至急解析しよう」
「できれば、あと数名、
正確な解析には、
人員が欲しいところですが」
「ウイルス開発や戦争あるいは、
その他の人減らしに走っている人間は
危険だな」
「そうすると、
逆にもうあきらめた奴しか、
残らないわけですが」
「そうなるな、だが、
猫の手でも借りたいくらいなら、
奴らに頼み込むしかないだろうな」
「そうですね」
「奴らなりに、
余生を考えていることだろうから、
頼むだけ頼んでみろ!」
「はい! できる限りやってみます」
(続く)
第四問
次の札束に各一枚だけ偽札が紛れて
いるだすよ。
あなたなら、
どの束を選ぶだすか
(両替率は実勢仮価格とは違うだすが、
1ドル100円とするだす)?
A 20ドル札 500枚
B 1万円札 100枚
C 5千円札 200枚
第五問
次の国で日本から飛行機で行くと、
一番時間がかかる所は。
A ドバイ
B 香港
C グアム
D ハワイ
第六問
次の発言の中に嘘はいくつあるだすか。
A もとえ先生は実は整形したんだよ。
B あおむはもとえ先生と婚約しているよ。
C この屋敷の地下には、もとえ先
生のお姉さまもとめさんも眠ってるよ。
D あおむの本名は青無川龍之介だよ。
このページでは、六問目が難問のようだった。
(続く)
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新カミサン伝説?ホラの像編改30
男は少女が気の毒になったので、
そのときは、
ただの善意からその不気味な像
を安易に受けとってしまったのだが、
自分のアパートに帰ると、
その像が、
果たして何の像なのかが気になる
と共に、
少女の話を思い出して、
夜もふけていくうちに、
だんだんと、
その像が恐く思えてきたのであった。
そこで、
とにかく、
間違って祈ってしまうのは危険だ
と考え、
一番新しいハンカチでその像を包み直すと、
預金通帳等を入れてあるタンスの奥にしまったのだった。
だが、
それでも男の不安は消えなかった。
そこで、
せめて、
その像が何なのか
ということだけは確かめたい
と思い、
ネットで自分なりに調べてみたが、
少女の話にぴったり該当するような像は見つからなかった。
そこで、
男はカミサン伝説研究の3大権威者
と言われる教授の名前を見つけ、
その中では、
カミサンの像関係の第一人者と言われる、
トンデモ大学のハゲタ木太郎教授に
相談することを決めたのだった。
(続く)
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二人はそのスポーツジムの更衣室で、
一応競泳用のパンツに着替え、
水泳用の防止を着用すると、
そのスポーツクラブ内のプールに入って行った。
すると、
いきなり、
「獅子唐だ!
間違いなく獅子唐だ!
獅子唐男がいたぞー!」
と
ソウセキが大声をあげた。
「おい、声がでけえぞ! ソウセキ」
と
タコゾウが言うと、
「あそこにいるの、
獅子唐男に見えないか?」
と
自分でも声がでかすぎたのに気づいたのか、
ソウセキは小声で、
プールの中で、
背泳ぎしている男を指差した。
「たしかに、
男のクセにワンピース型のグリーンの水着を着て、
水泳帽もグリーンだが、
少し太り過ぎていないか?」
タコゾウには、
背泳ぎしている男はグリーンの水着と水泳帽を着用しただけの、
ただのデブ男にしか見えなかったが、
「グリーンのワンピ水着のところだけを凝視しろ!
いいか!
あの男が腰を捻った瞬間だ!
ほら、
アレは間違いなく獅子唐と同じ形だぞ」
と
ソウセキは確信を持ったように言うと、
どこに隠し持ってきたのか、
携帯電話を取り出すと、
こっそり、
背泳ぎしているデブ男の姿を何枚も撮影し、
「よし!
撮影成功。
タコゾウはここで見張っていてくれ。
俺は、
この画像を彼女の携帯にメールを送って、
その返事を待って戻ってくるからな」
と
一方的に言うと、
にんまりしながら更衣室の方に走っていった。
タコゾウは、
ソウセキの姿を見ながら、
二人の関係が2歩前進したとのソウセキの言葉が、
メアドを交換したことにあったのか、と思いながら、
その背泳ぎに夢中になっているデブ男
をじっと見ていると、
背後から、
「あらあ、また!
あんた、ああいうのも好みなの?」
と
どこかで聞いたような声が聞こえたので、
振りかえると、
例のおねえ言葉の小男が、
最初に、
獅子唐男と間違えたエビちゃんと、
そのたち取りまきたちと一緒に、
変な目でタコゾウのことを見ていたのだった。
(続く)
「おじさん」
「上のジイちゃん!
何でここいんのー?
かあちゃーんはどこ?」
うるせえって!
知らないで俺連れてきたのかよ!
疫病ガキが!
「ああ、
かあちゃんなら今は上だ!」
あのババアが上に...
でも、何でこのおじさん、
ヘラヘラ嬉しそうな顔してんだ?
「返しに来ただけで充分だ!
一度いらねえ
って男が言った以上、
あの金はやるよ!
俺からの遅いお年玉だと思いな!」
遅いお年玉か!
やっぱり、
いいおじさんじゃないかあ!
まあ、昔のことだし、貰っておくか!
上にババアがいるみたいだし、
ここは早いとこ逃げないとな。
「兄ちゃーん!
上行こう!
はやくー」
うるせえんだよ! 疫病ガキは!
「兄ちゃんは、
本当は高校生なんだろう!
通っていいぞ!
そこの弟も連れてけ!
恩返しに来たんだから、
高校生だが、
保護者として認めてやる!」
おじさん!
兄でも、
保護者でもないってば!
「兄ちゃーん、
ジイちゃんが上へ行けってさあ」
行けとは言ってないだろう!
この嘘つきガキが!
「ほら、また、ションベン変なとこでしたら、
困るから連れてきな!
なっ!」
「あのー、この子は」
「だから、
俺が保護者と認めた以上、
いいんだって!
高校生は未成年だから保護者とは認めねえ
とか、
俺は、
もう、
そんなこまけえこと言う、
チンケな男じゃねえんだよ!
器の大きい男が認めてやった、
いわゆる認定保護者だ!
なっ!
もうチンケとは言わせねえぞ!」
認定保護者ねえ?
それにチンケとは言わせない?
たしか、
あのときはチンケと言われて、
いじけてたのになあ?
あの後、なんかあったのかあ?
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おタスケくださーい!
おタスケくださーい!
おタスケくださーい!
ふー!
ダメか?
あー、
このぶよぶよしたカラダ!
あー、
このブアツいニジュウアゴ!
あー、
このボテッとしたハラ!
これじゃあ、
ダレも、
タスケをモトメても、
アイテにしてくれるワケねえなあ?
デブにドウジョウしないのがニホンジン!
デブはだまって、
うめえものでもくって、
ヘラヘラしてろってワケだな!
ふー、
といっても、
オレは、
ショウシンショウメイのモップおとこ!
ここで、
このまま、
おわるわけにはいかねえ!
よし!
オレもオトコだ!
これからダンジキだ!
タスケあいのマエには、
そのシタジュンビだ!
よし!
マエのように、
アイシュウただよう、
モップおとこにモドってやる!
さあ、ダンジキだ!
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「あー、
じゃあ、
君も異世界から来たんだな」
たけるがそう言うと、
「あのー、
ここは異世界なんですか?」
と、
その少女は少し怯えるようにそう言った。
「ああ、多分、
というか、間違いなく。
ここの空の色は青だから」
たけるがそう言うと、
「青い空?」
少女はそう呟くように言うと、
目をパチパチさせたので、
思わず、
たけるはその表情がおかしく笑ってしまった。
「あのー、私の顔、変ですか?」
少女は、
自分の顔が変だから笑われたのか
と思ったようだった。
「俺の顔と同じくらい」
たけるが、
余裕でそういう冗談を言うと、
その少女がまた目をパチパチさせて、
「どこが変なのですか?」
と言って、
たけるの顔をじっと見た。
(続く)
侏儒の脳「中国に日本の常識は通用せずの見本!
カニの自販機大人気?ランキング」
中国で生きたカニの自販機。どう? - gooランキング
ブエナビスタ「中国で、
話題のおせち売ってたら、
3倍返しどこじゃ、済まないな」
侏儒の脳「自販機だから、
3倍の罰で済むわけですからね。
30倍返しかもしれないですね。
一見お人好しの
日本人の場合は、
果たして納得してしまうのか」
ブエナビスタ「怪しいことは怪しいが、
いまだに、
内閣支持率20%程度あるから、
それで納得するのが、
多いんだろうな」
侏儒の脳「うーん?
売り出し文句は2万(税抜き)の
価値があるですから、
最低、
倍返しの現金じゃないと
自分なら納得しないですよ」
ブエナビスタ「そうだった!
あれは、
1.5倍返しではなく、
チケットごまかしだった。
たわけのくせに、
よく気づいたな」
侏儒の脳「一応、
インギデーブ大先生の下で、
クレーム係を修行してきましたから。
おせちは、
年に1回だけの僕のお楽しみだすよ!
もし、
半額という詐欺的広告がなければ、
他で購入して、
僕のお正月はハッピーだったんだすよ!
僕の今年のお正月を返してくれだす!
あーたら、こーたら、
社長が直に詫びにくるだすよ!
金より僕のお正月だすよ!
うーん、ダメだ!
大先生のクレームはこんなもんじゃない。
これじゃあ、迫力はないですからね」
ブエナビスタ「あおむ本人が買っていたら、
顛末をネタに出来たのにな。
惜しい。
で、
生きたカニの自販機!
日本人的には、
生もの、生き物を自販機で売る発想すら、
思い浮かばないのだが、
何故に」
侏儒の脳「2位と同じですね。
たしかに日本人的には謎です。
それよりも、
カニが死んでいた場合、
生きたカニが3杯もらえるのは
いいですが、
それが
特典
というのも
非を認めない中国的発想が見えるのですが」
ブエナビスタ「しまった!
そこに騙されるところだった。
特典じゃないだろ!
明らかに、
不良品の販売のお詫びじゃないか!
そこを
特典
とは、
恐るべし中国!
カイワレお遍路さんたちが勝てるワケはない。
寝る」
侏儒の脳「自称民主主義の
国で、
お遍路さんが
公然と居座れる、
日本がトロい
というべきでしょうか?
総理を自販機で買うというのは?
でも、売る側からすると、
死んでたら3倍返しでしたね...」
ゴッホ「OK
と言われても、
遠慮したおきます女!
人よんで、
一緒に歩きたくない女ランキング」
女性が気にしている下半身の悩みランキング - gooランキング
ほ!「また、参戦!
一緒に海に行きたくない女でもあるな!
まだ、冬だからマシ!
顔に自信があるなら、
ランカーも
まだ、
間に合うどおーーーーー!」
オッハ虫「許せるのは、
脚細、クビレありが条件のケツデカ、
だけかな」
トンチンケ「なっ!
太るのは易し、
痩せるのは難しだ!
骨皮
でいいのだ!」
ほ!「ガリ女も困るけどなあ?
だけど、
冬は厚着でまずバレないかあ?」
ゴッホ「ほとんどが、
変態おじさんみたいに、
ロングコートで隠すしかないが、
今はどこも暖房聞いてるから、
脱いで、
うわー、デーブきたー!
で、失礼しますの
オチかな」
オッハ虫「胸の大小はごまかし易いが、
下半身はなあ。
短足、豚足、ぬいぐるみは、
ごまかしようがないよな。
凄いのが、
尻と太ももの境目がない。
想像するだけでも、
えー...」
トンチンケ「日頃、
食っては寝、
寝ては食ってる、
バチだな。
ケチって、
節約すれば、
少なくとも、
ランカーにならないはず!
自業自得とはこのことだ!
地獄に落ちろ!」
ゴッホ「デーブネタになると、
強気になるな!
このチンケが!
だが、不細工女と違って、
デーブ女には自己責任の面もある。
あと、垂れ尻は詐欺女だな」
オッハ虫「垂れ尻と偽乳は、
詐欺女。
で、
ここのランカー持ちは、
男に、
事前に仕分けられる女。
俗称足切りされた女でもいいな。
積もり積もって、
やけ食い!
落ちるところまで、
落ちるな!
ここで立て直さないと、
もうどうしようもなくなるんだろうな」
ほ!「キモいのが3人も揃って、
デブ女いじめ!
自殺したらどう責任とる!
くどいが、
まだ、
間に合うのだあー!
ちょっとの我慢と運動が、
貴女を女に戻すのだあ!
さあ、
ここのランキングに該当する
貴女は今年こそ
一緒に歩きたい女に変身だどおー!
バーイ!」
ゴッホ「何パーセントのランカーが、
女に戻れることやら」
トンチンケ「内閣支持率くらいか?」
オッハ虫「落ちる一方じゃないか!
とにかく歩こう!
甘いものは我慢。
寝る4時間前には食べない。
ぬるいお湯に1時間入る。
これだけでも、
足は細くなります。
ですが、
短足だけはあきらめましょう!
では、失礼します」
「いつき、
落とし穴には注意してくれよ」
木太郎が
先頭を歩くいつきに偉そうに声をかける。
「見ればわかるだろう!
わかってるって。
それより、
俺の通ったところをちゃんと歩けよ。
きょろきょろし過ぎて、
変なところ歩くなよ」
いつきが後ろも振り返らず、
そう言い返す。
「もちろんだよ。
そこにぬかりはない」
「うーん。
それにしても、
この辺りは不思議だすな。
普通なら、
もっと木がたくさん生えていてもいいだすのに、
木の生えてない砂に近いような地面ばかりで、
ほとんど草も生えてなく、
大きな木が、
1キロごとくらいに1本生えているだけだすからな」
あおむが足を少しだけひきづりながら、
辺りをきょろきょろ見回しながら、
そう言うと、
「でも、バイト料1万で、
こんなところを、
深夜に、
あおむは、
オチタだとかいう始めて会った奴と
二人だけでよく歩いてきたな。
それに、
よく落とし穴に落ちなかったな」
と
木太郎が言うと、
急にあおむは黙り込んだ。
「うん?
あおむ?
まだ、隠していることあるのか?」
と
木太郎が言った後、
すると、
エイタが何かに気づくと、
「あおむ、
徒歩であの屋敷に来たんじゃないだろう!
例の車の影にいたマヌケなミカエル、
そう、
永久の執事だよ。
あおむたちは、
あいつの車で、
あの屋敷まで連れて来られたんじゃないか?」
と
あおむの目
をじっと見ながらそう訊いたのだった。
(続く)