レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「確約の条件」

2013-04-30 23:40:26 | 小説

新第3弾ゾンビ「確約の条件」


 みはるを先頭に、
 ネネ、キミカが、
 ケンタたちのいるところへ戻ると、
 「ケンタ、
 確約してもいいけど、
 ひとつだけ条件があるぞ」
と、
 みはるがいきなり言った。
 「条件?
 内容によるな。
 聞いてから俺が決める」
と、
 ケンタは表情を変えることなく、
少し偉そうに言うと、
 「なら、
 確約しないぞ」
 みはるは強気でケンタの目を見ながら言うと、
 「ケンタの負けだすな。
 条件をのむしかないだすよ」 
 「そうそう」
 たまおとふうたは想定していたのか、
すぐさま口を出した。
 「わかったよ!
 ただし、
 条件はひとつだけだぞ」
 「ああ、いいぞ」
 自分も想定していたのか、
悔しそうな表情を浮かべず、
 無表情のままのケンタの言葉に、
 みはるはそれだけ言ってから、
 ネネとキミカの方を見て、
ケンタには見えないように、勝ち誇ったように、
ウインクしたのだった。


(続く)


本編リメイク「こいつ?」

2013-04-30 23:30:14 | 小説

本編リメイク「こいつ?」


 「こいつ?」
 「はい。
 私が渡した資料の2番目の記事ばかり読んでまして、
その前に、間違いなく、それだけ言ったのです。
 なんとなく、
 憎しみがあるような感じでした」
 「その、
 こいつ、
とは誰なんだ?」
 「それがわかりません。
 何人もの被害者の生前の顔写真が写っている記事ですから。
 ただ、
 最初の記事では何の反応も示しませんでしたから、
 最初の記事には載っていない人物だとは思いますが、
 なにぶん、何人もいますので」
 「何故、彼に訊かなかったんだ」
 「それが、訊けるような雰囲気ではなかったんで、用がある
と言って、今、ご報告にあがったんです」
 「そうか...
 その、
 こいつ、
というのが彼である、
ということはないかね?」
 「はあ?」


(続く)


レイジーブラザースもうひとつのEND巻き戻し?「特別番外編2後3?」

2013-04-30 23:11:16 | 小説

レイジーブラザースもうひとつのEND巻き戻し?「特別番外編2後3?」


 「このために、
 邪魔な弟妹や、
 オヤジたちを始末したんでしょ。
 あのジュウロウとかいう、
 キモいクソジジイは囮。
 あたしの本命はあなた!」
 もとこは甘い言葉を吐きながら、
  徐々にマスターに近づいてきた。
 「始末?
 じゃあ、例の脅迫状は?」
 「忘れたの?
 二人で仕組んだことでしょう。
 このときのために」
 もとこがそう言ったときには、
 マスターはワケもわかっていないのに、
 黒スケドレスの下はどう見ても何も身に付けていない
としか考えられない、
 もとこの妖し過ぎる魅力に我慢できなくなって、
自ら積極的に彼女を抱きしめていたのであった。


(続く)



 


春のループ作ゾンビ「トイレ女」「蘇るトイレ女?と敵討を誓う経験者」

2013-04-30 22:59:11 | 小説

春のループ作ゾンビ「トイレ女」「蘇るトイレ女?と敵討を誓う経験者」



 例の「経験者」の悲惨な末路は、
 ネットだけではなくテレビ報道までされました。
 そして、
 もう一人、
 親族がやられたのでもないのに、
 敵討ちを決意してしまった、
 自力で立ち直ったはずの正義感というか、
自意識過剰の「経験者」がいたらしいのです。
 


 彼はトイレ女に連れ込まれて、
 便器での顔面糞洗浄の刑などのわりかし、
軽めの被害に遭っていたのです。
 ですが、
 軽めとはいえ、
 通常の「経験者」であれば、
 例の「経験者」にまつわる報道を見聞きし、
 トイレ女のその怖ろしさを再認識して、過去を忘れたい
と思ったり、自分はあれですんでよかった
と思うはずです。
 が、
 その「経験者」は、
 同胞意識が強かったとか、
 頭のねじがルーピー化していたとか、
 自殺殺した男やその両親だけでなく、
 トイレ女の部屋だと勘違いされ約一月の間、
男のアレを自分の部屋のトイレに放置され、
帰宅のたびに悪臭と恐怖に悩まされ続けた被害者の女性にも同情してしまったのか、
 はたまた、
 あのときの屈辱を思い出し、義憤にかられたのか、
 もとがエロい男だったので、
 被害者の女性が凄い美人である、
という噂も影響したのかもしれませんが、
 とにかく、
 そんな無謀な決意をしてしまったらしいのです。
 ただし、
 その「経験者」自身は、
 凄く正義感の強い男だ、
と周囲には自負していたらしいですが..
 とにかく、
 動機はいろいろあるようですが、
 彼は、
 こうして、
 トイレ女を知る自分こそが、
 この機会にトイレ女を成敗しないといけない
との使命感に燃えてしまったそうです。
 萌えーではなく、
 燃えてしまったらしいのです。
 ふー...

 さて、
 動機はこの程度にして、
 まず、
 その経験者は、
 テレビで報道されたマンションの周辺の様子から、
 現場が、
 トイレ女の住むマンションではないことにすぐ気づいたそうですが...
 動機の説明がくどすぎたので、
 今日はここでやめておきましょう!
 
 何で、
 俺だけ、
 10連休じゃないんだー!
 
 なーんて、
 不満もあるのに、
 こんなくだらない話しをループ化しないといけないとは...
 はー...
 同胞よ!
 あと二日の我慢だ!
 がんばろう!




100均ズラヅラ仮面麓「真の金持ちは1円から!ズラも仮面も手作り!」

2013-04-30 22:13:39 | 小説

100均ズラヅラ仮面麓「真の金持ちは1円から!ズラも仮面も手作り!」


 そのとおり!
 手作りの自毛のズラです。
 仮面は、100均で買った、まな板を加工しただけです。
 スーツも2980。
 靴は1000。
 ネクタイはただ。
 下着はなし!
 Yシャツは300。
 時計もなし。
 携帯電話?
 まさか、
 スマホ?
 とんでもない。
 そんな無駄なものはいりません。
 とにかく、必要充分なものでOK!
 

 ジャーン!
 で、
 この通帳ご覧ください!


 桁数間違えないように!


 もう、わかりましたね。
 ズラヅラ仮面になった理由が?

 
 隠れ金持ちだから?


 隠れだったら、
 通帳は見せません!

 
 わからない?


 考えてください。
 1円から考えてください!
 

 ?

 
 考えれば、わかります!
 

 隠れている諸君も、
 1円から考えてください!


 ここで立って待ってます!



春のループ作「獅子唐女」「不気味なもっこり男の妖しい笑みと深読みアホ直人」

2013-04-30 21:52:36 | 小説

春のループ作「獅子唐女」「不気味なもっこり男の妖しい笑みと深読みアホ直人」


 アホな直人は質問が簡単過ぎるだけに、
かえって、深読みしてしまい、
 「うーん...」
と即答できないでいた。
 そこへ、
 もっこり男がなんとも言えない笑みを浮かべて、
 「あんた、目が悪いの?」
と、
 あたかも助け船をだすかのようなことを言ってきたので、
 アホな直人は、
 アホなりに考えて、
 「それほどではないですが、よくもありません」
と、
 曖昧な回答をしてごまかそうとしたので、
 「おい!
 もっこり男様の質問の答えになってないだろ!
 いいか、
 悪いかで答えろ!」
と、
 やってきたとりまきのひとりが偉そうに横から口を出すと、
 「あんた、お黙り!
 あたしと直人の問題なのよ!
 やきもち?
 なら、
 それより、早く、獅子唐男をここに連れてきなさい。
 まだ、見つかっていないなんて、中間報告はいらないから!」
と、
 そのとりまきがやってきた理由を見抜いて、
そう怒鳴りつけた。
 「すいません。
 一応、これまでの経過を...
 いえ、では、失礼します」
と、
 とりまきの男はそれだけ早口で言って、
すぐにその場を離れた。
 すると、
 直人に対しては、
 今度は不気味というか、妖しいというか、
そんな笑みを浮かべて、
 もっこり男は、
 「直人、
 あんた、
 目はいいんでしょ?」
と、
 アホな直人には意味不明で、
誘導するような質問をしてきたので、
 また、
 その質問には深い意味があるものと思い込んで、
 先程答えたとおりにごまかして答えればいいものを、
 「えー...」
と言って、
 そこで考え込んでしまったのだった。

(続く)
 


「椅子クソ兄弟再登場!逆サクラあおむの探偵ごっこ」「あおむの異論」

2013-04-30 10:05:23 | 小説

「椅子クソ兄弟再登場!逆サクラあおむの探偵ごっこ」「あおむの異論」

 


 「ちょっと待つだすよ。
 かおむの推理は一応筋は通っているように見えるだすよ。
 だば、
 かおむの考えだと、
 マツメさんはマツゾウの実子で、
 ウメナはマツゾウの子ではないんだすよな?
 ならば、
 マツメさんはウメナさんから身を隠して、
 弁護士にでも相談すればいいわけで、
 僕らに仕事を依頼する必要はないだすよ。
 違うだすかな?」
 あおむの異論に、
 かおむは、 
 「マツメは、
 まず、あの家を出たくなかったんよ。
 それに、
 あの家から逃げたら宝石も盗られたままだし、
 親族間の犯罪というより、
 戸籍上は姉妹で相続の問題だから警察も相手にしてくれない。
 ましてや、
 弁護士が警護までしてくれるわけじゃないじゃないか?
 だから、
 俺たちに仕事を依頼したのさ」
 かおむはあおむの異論に再反論したのだった。
(続く)


「そして3人しかいなくなった?」208

2013-04-30 08:03:11 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」208



 「タケさん?
 まだ、気分悪いの?」
 タケが急に口籠もってしまったので、
 みつるが訊くと。
 「いえ、夢の中で、
 私、 
 このビルにいたんです。
 そして、
 今みたいに揺れが起きたとき、
 急にどこかにはじきとばされて、
 それきり。
 で、目が覚めたら、
 もうろうとして、
 先ほど見えた街を彷徨い歩いていたんです。
 それはいいんですけど、
 何か、
 みなさんたちとは、
 前にもお会いしていたような気がしてきて」
 タケはそこで何かを思い出すしぐさをした。
 みつるたちは互いに目を合わせると、
 「多分、
 疲れとビル酔いというか、
 車酔いのせいだよ。
 外の景色はたいしたことないから。
 そのまま、横になってなよ。
 今、飲み物持ってくるから」 
 みつるがタケにそう言って、
 飲み物のある場所に向かうと、
 後を追うように、
 リカが、
 「あたしもみなさんの分を持ってくるの手伝います」
と言って、
 みつるを追いかけた。
 その間に、
 たけるがタケにそこにいる4人の名前を教えたのだった。


 食料品置き場では、
 「タケさん、
 だいぶ思い出したみたいですねえ」
 「うん。
 それに、
 タケさん、
 やはり、
 あのとき完全に死んでいたわけではないんだね」
 「私は、
 正直、
 てっきり駄目だと思ってたんですけど、良かったです。
 こうなったのも、
 私たちは何かの理由で選ばれたのではないでしょうか?
 だから、
 死んでも生き返るのではないでしょうか?」
 リカは、
 タケがいったん死んで生き返ったかのように、
 みつるに話した。
 「うーん。
 そう言われてみれば、そうかもね。
 俺たちが選ばれた人間か?
 でも、
 俺なんか特に優れたところはないのになあ」
 みつるがそう呟いたとき、
 いきなり揺れが起きたのだった。
(続く)





サクラナ外伝フォー「死?」

2013-04-30 07:04:27 | 小説

サクラナ外伝フォー「死?」

 しかし、
 サクラナたちが虹に魅入っているとき、
 顔なじみの看護師がサクラナの後ろから、
声をかけてきた。
 「あのー」
 サクラナたちはその看護師の表情が暗かったので、
 思わず、あおむの方を見た。
 すると、
 看護師が小さな声で、
 「彼のおかあさまが、
 今少し前、息を引き取られました」
と小さな声で言ったのだった。


(続く)


モテない女の言い訳レイジー編「不潔、剛毛、水虫、痔、性悪、不精、金銭感覚ゼロ等々おのれにあり!」

2013-04-30 02:02:02 | 小説

モテない女の言い訳レイジー編「不潔、剛毛、水虫、痔、性悪、不精、金銭感覚ゼロ等々おのれにあり!」

某議員「剛毛じゃいけないんですか?
代わりに、
デンターも、
ブーメランも、
開き直りも、
もちろん、
顔も、
入れておきなさい!」

100
男性に頼る必要がない
10位
50.2
昔の彼が忘れられない
11位
48.2
恋愛にパワーをかけたくない
18位
30.0
潔癖症
20位
26.2
もてないと思っている

集計期間:2007年4月19日~2007年4月20日  情報提供:goo調べ (2007年4月調査)


怖ろしき都道府県レイジー編「玉○が縮みあがるどころかチビる?口だけだからモノホンのボケ返しで?」

2013-04-30 01:52:16 | 小説

口先番長?都道府県レイジー編「玉○が縮みあがるどころかチビる?口だけだからモノホンのボケ返しで?」


意地悪ジジイ「なんじゃけえ?
わし、耳が遠いのでのう。
あー...
ハッ、ハッ、ハーークッション!
あー、鼻汁まで...
いいネクタイ台無しじゃのう。
わはは!」
終電男「うっ...
ゲ○ポッポー...」




汚ねえジジイと、
酔っぱらいオヤジのの方が、
よほど怖い...

エロ禿を知事にした大阪は怖いというより...
やめとこ!

 

100
大阪
29.5
広島
12.2
福岡
4位
9.8
兵庫
5位
7.1
鹿児島
6位
6.8
高知
7位
6.6
京都
8位
6.2
青森
9位
4.9
東京
10位
4.5
沖縄

集計期間:2013年3月1日~2013年3月4日  情報提供:goo調べ (2013年3月調査)


第3弾リメイク「合体?」

2013-04-30 01:41:21 | 小説

第3弾リメイク「合体?」


 「えっ?
 じゃあ、なに? 
 今の君は、
 サヤちゃんともとめ先生が合体した姿なの?」
と、
 賢明が一番驚いたように言うと、
 「合体というか...
 でも、そんなものかなあ。
 ねえ、お願いがあるんだけど」
 そのスーパー美少女は賢明の質問に少し曖昧に答えた後、
 言い出しにくそうな表情をしたので、
 「もしかしただすなあ」
と、
 たまおはそのスーパー美少女が
何を頼むかなんとなくわかったような言い方をしたので、
 「たまおくんの思っているとおりのことして」
と、
 まだ、たまおが何を考えているかわかるはずもないのに、
 そのスーパー美少女はそんなことを言ったのだった。


(続く)




第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章330

2013-04-30 01:22:43 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章330


 「パティ、早かったねえ」
 「ウトー、
 なに言ってんの?
 結構、これでも、苦労したんだよ。 
 早く感じるのは、
 ギョウザの水晶で、
 戻るところを決めてただけだよ」
 ウトーの言葉に、
 パティが笑顔で言ってから、
 後ろに隠していた、
 あの懐かしい蒼き仮面をウトーとカマキリ鳥に見せた。
 「それかあ!
 似てるなあ。
 あー、でも、思い出したくないなあ」
 「だから、
 僕とギョウザとメンマだけ行ったんでしょ。
 ウトーの気持ち、
 あの世界を見てよくわかったよ。
 でも、もう忘れよう。
 ああいうことにはならないからね。
 これを手にいれたから」
 パティはそう言って、
 なんとなく昔の苦しい過去
を思い出ししんみりとしている、
 ウトーの肩をポンと叩いたのだった。

(続く)


  


カミサン伝説20「ハッピー編」450

2013-04-30 01:11:11 | 小説

カミサン伝説20「ハッピー編」450



  春美は、
 そのとき初めて、
 自分とは境遇も家柄も職業なども違う西園寺に最初から親近感を持てた理由が、
彼が年齢も職業もまったく違うはずの寿司屋に性格が寝ていることにある、
とわかり、
 にこっと笑うと、
 「なら、西園寺さん、
 ひとりで調べて。
 もしかしたら、この像は西園寺さんのために、
 ケンケンがくれたのかもしれないから」
と、
 ふと思いついたことを言うと、
 「あー...
 そうですね!
 まずは自力で。
 なんでも、シゲタ先生たちに訊いてるから
なかなか偉くなれないんですね。
 ありがとうね。
 春美ちゃん、
 この像は預からせてもらうよ。
 そして、
 この像の正体を解明して、
 いずれは教授になって見せる。
 それから、
 ケンケンに会ったら、よろしくね。
 なんか、早速、調べたくなったから、
ここで帰ろう」
と笑顔で言ったので、
 春美は笑顔で頷いたのだった。
 はたして、
 ケンケンがその像を置いていったのは
 二人が思い込んだとおりだったのだろうか?


(続く)


「ドア女Ⅵ」サ

2013-04-30 00:52:41 | 小説

「ドア女Ⅵ」サ



 「ネネちゃんがだな。
 人殺しとかのことで、
 もし、
 ひさめちゃんに脅かされたとしたら、
 絶対、俺たちに相談するって。
 だから、
 キミカちゃん殺しのことで脅かされたんじゃない
と俺は思う」
 「うーん。
 ふうたはネネちゃんが好きだっただすから
そう思いたくなるだすよなあ」
 「俺は
ネネちゃんがひさめちゃんに脅かされていたとするなら、
 もっと別のことだと思うけど」
 「そうだすか?
 ふうたもネネちゃんがひさめちゃんに脅かされていたことは
認めるだすか?」
 「うーん。
 ネネちゃんが、
 あのとき、
 ドア女がいるフリをしたのは
それ以外考えられないからなあ?」
 「あっ、もしかして、
 キミカちゃんも同じ立場だったんじゃないだすかなあ?」
 「キミカちゃんも?」