レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

スマフォ完璧?使用者1割以下?何で買ったの?で、隠し部屋また休み。

2012-01-31 23:55:07 | 小説

質問自体がインチキ臭いが、

スマフォ完璧使用者(自覚)が1割以下だとか?

何故に他の9割もの人間はスマフォを買ったのか?

単に新しい物好き?

パソコン関係でもOSや市販ソフトがバージョンアップされるたびに、

買い替える奴もいるしな。

たいしてよくなってないどころか、使いづらくなることもあるのになあ?

金もかかるし、なんでも、様子見が正解では?

まあ、いいか。

で、隠し部屋また休み。

 

 


新第3弾ゾンビ改「第1回発表会」

2012-01-31 23:45:24 | 小説

新第3弾ゾンビ改「第1回発表会」


 教室には既に生徒全員が揃っていた。
 集合時間ぴったりに、
 もとめがいつも着ているような、
 黒いロングドレスを着て現れた。
 「こんにちわ。
 どう?
 みなさん、意見はまとまった。
 楽しみにしてるわ。
 じゃあ、早速、発表を始めましょう。
 順番はどうしましょう?」
 「えー、じゃんけんで決める
といいと思います。
 グループから代表を出して、
 勝った順から好きな発表順を選べばいい
と思います」
と、
 ケンタがちゃんとした言葉で提案すると、
 すぐに、
 たまお、ふうた、みはる、ひさめが拍手する。
 「反対の方いるかしら?
 いないようね。
 じゃあ、
 じゃんけんで順番決めましょう。
 それでは、代表は前に出てきて」
と、
 もとめが言うと、
 ふうたとみはるがすぐ出てくる。
 そのあと、
 永久、
 キミカの順で現れる。
 「じゃあ、
 1回戦勝負よ。
 私が声をかけるわよ。
 じゃあ、いい。
 じゃんけんぽん」
 「やったあ」
 ふうたがおおげさにガッツポーズをして
 「負けた」
と、
 永久が脱落する。
 「じゃあ、次、じゃんけんぽん」
 「あいこね」
 「じゃあ、もう一回、行くわよ。
 じゃんけんぽん」
 「よっしゃ」
 ふうたが、
 またおおげさにガッツポーズをすると
 キミカが
 「負けちゃった」
とだけ言う。
 「さあ、これで決勝ね。
 いい、じゃんけんぽん」
 「あいこね」
 「もう1回、じゃんけんぽん」
 「また、あいこ」
 「もう1回、じゃんけんぽん」
 「えーまたなの」
 「パーばかりだすなよ。
 チョキで勝ちだろう。」
と、
 たまおが余計なことを言う。
 「きりがないから、もう1回だけよ。
 これであいこなら、くじ引きよ。
 じゃあ、がんばってね。
 いい。
 じゃんけんぽん」
 「また、あいこか、強いなあ」
 ふうたがみはるの顔をちらっと見ながら呟く。
 「あんたもなかなかやるわね」
 みはるもふうたの顔を見る。
 「じゃあ、右手か左手か言って、
 私が100円玉を持っていた手をあてた方が勝ちよ。
 レディファーストでみはるさんから」
 「じゃあ、右」
 「ふうたくんは左ね」
 「じゃあ、手を開くわよ」
 「あー、負けた」
 「勝っちゃった」
 「すごい、みはる」
 「じゃあ、みはるさんのグループから順番を言って」
 「もちろん、一番だぞ」
と、
 みはるが言うと
 「やばいだすかな」
と、
 たまおが小声で囁くと、
 「大丈夫だよ。あの二人なら」
と、
 ケンタがにやっと笑っていう。
 「じゃあ、僕たちは2番目」
 ふうたが言うと、
 「私たちは最後でいいです」
と、
 キミカが言い、
 「じゃあ、僕らは3番でいいの。
 ラッキー」
と、
 永久が喜ぶと、賢明がそっと永久の足に蹴りを入れる。
 「それじゃあ、各グループ持ち時間は50分以内でお願いね、
じゃあ、みはるさんとひさめさんお願い」
と、
 もとめが言うと、
 みはるとひさめはにっこり笑いながら、
前に出た。
(続く)


本編リメイク「ミカエルの左手にあるもの?」

2012-01-31 23:42:10 | 小説

本編リメイク「ミカエルの左手にあるもの?」


 木太郎は、
 じっと、
 ミカエルの左手を見つめていた。
 ナイフか、
 それとも他のものかはわからないが、
 木太郎の隙をついて、
 攻撃してくるものと確信していた。
 しかし、
 もし、
 その攻撃の際に、
 ミカエルを斬ることができないと、
 自分がやられると思い、
 木太郎の身体の震えは止まらなかった。


 ミカエルと木太郎の膠着状態が続いている間に、
 いつきがあおむに追いついた。
 あおむは、
 懸命に身体の痛みを堪えながら、
 横に来たいつきに、
 「多分、
 ミカエルの後ろには落とし穴がある
と思うだす。
 それから、
 僕はミカエルが凶器を隠しているとしたら、
 左のお尻のところではなく、
 右手の方だと思うだす。
 だすから、
 油断しないでくれだすよ」
と、
 早口で話しかけた。
 「わかった。
 あと約20秒、
 木太郎が耐えてくれれば、
 俺がどうにかする。
 あおむは無理せず俺に任せろ」
 いつきも早口で答えて、
 木太郎に向かって走っていった。
 
  
 そして、
 いつきが、
 木太郎まで後5メートルくらいまで近づいたとき、
 ついに、
 ミカエルが動いたのだった。
(続く)


「トイレ女ショート2」「妖怪トイレ女の弟子?と冷たかった理由と我慢地獄2」

2012-01-31 23:40:50 | 小説

「トイレ女ショート2」「妖怪トイレ女の弟子?と冷たかった理由と我慢地獄2」


 *インチキ!?
 下品! 想像厳禁!
 また、ショート!
 ここ数編はパス(何回ひっぱてる?)
 おすすめ!
 

 続き!

 謎は解けたか? ホームズくん!
 ガクッ... 

 えっ?
 第二のトイレ女は妖怪で、
 口の中も冷たかった?
 
 ブー。
 第二のトイレ女は人間らしいのだ。

 らしい?
 まあ、そこはおいておいて。

 えっ?
 最初に男の口の中に入れたものは、
 第二のトイレ女の口の中でモグモグされてはいなかった?

 うーん?
 惜しい?
 
 スプーンから落ちたものが、
 とろんとしていた秘密はそこにあったのだがあ、
 
という一文を忘れていたな。

 最初に男の口の中に入れたものも、
 第二のトイレ女の口の中でモグモグされていたのだあ。 

 ここまで、書けば、もうおわかりでしょう!

 そう!

 おっと、時間が...

 で、ショート。

 今日はノーヒント。

 バーイ!


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「そして3人しかいなくなった?」385

2012-01-31 23:22:04 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」385


 最初は以下から始まります。 


「そして3人しかいなくなった?」 


 リカは外に出ると、
 エミにまず何か話し、
 それからタケに何か話すと、
 タケと二人だけでビルの扉を開け放したまま、
 また、
 ビルの中に戻ってきたのだった。
 二人はビルの中に戻ると、
それぞれ時計とゲーム機を見てから、
黙って目を瞑った。
 一方、
 外にいるエミはポンを抱いたまま
熊の親子の隣で草原の上で座った。
 信長少年は輪を描くように、外を走り回り始めると、
 虎之助少年はその後をゆっくり歩き始めたのだった。
 たけるたちには、
 リカが何を思いついたのかまったく想像もつかなかったが、
 相変わらず、
黙って、外を見ていたのだった。
(続く)

 


元祖「見せてください」リメイク96

2012-01-31 23:12:09 | 小説

元祖「見せてください」リメイク96

 部屋の外に出ていったまま、
なかなか龍之介は戻らなかった。
 キミカに服を脱げと言った男は、
 彼が連れてきたネネ
を部屋に残していたので、
 彼と電話の向こうの相手が
揉めているのではないかと単純に考えていた。 
 しかし、
 キミカもネネも、
龍之介はもう戻ってこないのではないか
と不安になり始めていたのだった。
(続く)


カミサン伝説17三部作改「復活の像編25-3」

2012-01-31 22:49:16 | 小説

カミサン伝説17三部作改「復活の像編25-3」


 しかし、
 龍之介はせっかくマジメが番号を振ってくれたのに、
 また、
 同じ像を触る
という同じ失敗しながら、祈り続けたので、
なかなか全部触り終えないでいた。
 「焦らないでいいのよ」
 もとえは
龍之介が焦って失敗しているのだと思ってやさしく言った。
 「うん。
 いえ、はい」
 龍之介は、
 そうしている間に、
 どうにか最後の一つまで触り終えて、
祈ってみた。
 しかし、
 あおむの意識は戻らなかった。
 「もう一度、最初からやりましょう」
 俯く龍之介に、
 もとえがまたやさしく声をかけたので、
 龍之介は再度始めからやり直したのだた。
(続く)


セリフサービス「セリフとメニュー」

2012-01-31 22:00:53 | 小説

セリフサービス「セリフとメニュー」


  直哉と龍之介は目で合図し合うと、
 直哉が、
 「わかりました。
 でも、封筒は絶対に見せませんよ。
 それから、
 1文字でも言い間違えたら、
 諦めてくださいよ。
 それが条件です」
と言うと、
 女が男の耳元で何か囁いた。
 「1文字でも?
 そっちが間違えた
と言っても信用はできないからな」
と、 
 男が、直哉に向かって言うと、
 「そんときは、
 そこだけ見せてやるよ!」
と、
 龍之介が偉そうに言い返したのだった。
 また、
 女が、
 男の耳元で何か囁いた。
 「そこだけじゃダメだ!」
 男がさらに言い返すと、
 「何故ですか?」
と、
 直哉が訊くと、 
 「違う箇所を示すかもしれないからな」
と、
 男が言ったので、
 「うるせえ、おっさんだな。
 なら、2行見せてやる。
 イヤならとっととうせろ!」
 龍之介が強気で言うと、
 男は、
 これ以上は無理だと諦めたのか、
 女に相談することもなく、
 「わかった。
 それで手を打とう」
と言ったのだった。



レイジーブラザース「恐怖のコワコワ御殿、さらなる恐怖の始まり?」

2012-01-31 11:00:05 | 小説

レイジーブラザース「恐怖のコワコワ御殿、さらなる恐怖の始まり?」


 ジュウロウは瓶を見せると、
 「マスターとカイミヤマ先生にも、
 このエキスで人首酒、
 造ってやろうかのう?」
と言って、
 にたりと笑ったが、
 二人とも首を横に振った。
 すると、
 もとこがバーの掛け時計を見て、 
 「あら、こんな時間!
 そろそろ、戻りましょう!」
 「あほ!」
 「じゃあ、
 この酒はまた後のお楽しみにするかのう?」
 もとこたち5人はバーを引き上げ、
 ガラス張りの応接室に向かった。


 「あら、イヤだ!
 誰もいない」
 「あほ!!」
 ガラス張りの応接室には誰もいなかった。
 もちろん、
 あのかかしみはるさえも...
(続く)

 


モップおとこ「サイチャレンジ」

2012-01-31 10:00:55 | 小説

モップおとこ「サイチャレンジ」


 イノチをかけたサイチャレンジだ!
 よーくミていてくれ!
  えっ?
 コンドはウシロをむく?
 ダイジョウブだ!
 コンドは、
 ちいさいほうだからな!
 ほら!
 でるぞ!

 よし!
 これはカンペキなキイロだ! 

 わすれていたが、
 カンペキなのを、ダイショウあわせないと、
 ダメだったんだ!
 

 ふー!
 さあ、コンドこそセイコウだ!


 それ!
 どうだ!
 ほら、いいカンジだろ!
 サワる?
 なめる?
 コンカイはショウリャクだ!
 とにかく、
 コンドこそいいデキだ!
 そのまえにだな!
 わすれていたことがあった!
 みてろ!
 

 おはよう!
 あー。
 おはよう!
 ...
 うーん?
 もうイチド!
 おはよう!
 ...
 なんで、
 オレのカオだけミてんだ!
 カエるなら、カエる。
 モンクがあるなら、いう。
 そうやって、
 ツっタつのだけはやめてくれ。
 ほら、
 ツギがナラびダしてんだよ!
 ほら?
 あー?
 あー!


 サイセイはセイコウしたんだ!
 えー?
 まだ、
 イチレイしてくんないのか?
 おい!
 ナニワラってんだ!
 そのウシロも?
 おはよう!
 ...
 おっす!
 ...
 おー!
 ...
 グッドモーニング!
 うーん?
 ナニ、
 オレのカオだけミてんだ!
 イっただろ!
 カエるなら、カエる。
 モンクがあるなら、いう。
 ツっタってワラってるのだけはやめてくれ。
 これでニドめだぞ!
 あー!
 また、ウシロにナらんだぞ!
 タノむから、いったんウシロに!
 そのワラってるだけのウシロも。
 えっ、
 キザしだけ?
 ナンだ!
 それ?
 うーん?
 おシショウさまはまだメざめないか?


元祖「見てください?」35

2012-01-31 09:00:38 | 小説

元祖「見てください?」35

 
 「あら、それまた、ダメよ!
 あなたは女性の真の美しさを知らないのよ。
 美よ。
 女だから美しいわけじゃないの。
 それに、女アレルギーは勘違い!
 早く治さないと、
 ますますお粗末になるわよ」
 逆効果だった。
 それになんで、
 これ以上、粗末になるんだよ。
 「違うんです。
 美しい女性にだけ反応する、
 アレルギーなんです。
 あー...
 痒いなあ。
 まぶしすぎて、痒いなあ。
 美しいなあ。
 だから、
 美は僕を殺します。
 もっと粗末になっても結構です。
 だから、
 もう僕をほっておいてください」
 自分でもクサい演技だな。
 「あたしが美しい?
 まぶしい?
 冗談言ってるんじゃないわよ!
 まだ、覚醒中よ。
 あなたは美を知らないから、
 中途半端な美にアレルギー反応。
 ある意味、ブスアレルギー!
 ダメよ! それは。
 完全な美を知らないと!
 アレルギーは治らないわよ。
 だから、
 一緒に美を追及しましょう。
 さあ、来なさい」
 自分で、自分をブス呼ばわりかよ。
 あっ、
 手を引くなって!
 よし!
 こうなったら、イチかバチかだ!


コスプレ女優第?回レイジー編「乳は控えでも萌えー!短足デブは着用厳禁!偉くなって連れ回したい!」

2012-01-31 01:36:12 | 小説

コスプレ女優第?回レイジー編「乳は控えでも萌えー!短足デブは着用厳禁!偉くなって連れ回したい!」


そなこた「ハゲデブオヤジにんまり。
連れて歩けばステータス?
いつか自分も。

かしこまりました!

と言わせたい。

これが大ヒント!

どんなコスプレが似合う女優でしょう?
ほな、さいなら」


NTTドコモ「みんなの声」調べ(1月調査)から引用。


6908票
黒木メイサ
2312票
香里奈
2131票
北川景子
1662票
新垣結衣
1196票
戸田恵梨香
1049票
相武紗季
1001票
佐々木希
837票
武井咲
831票
上戸彩
799票
堀北真希
787票
綾瀬はるか
495票
井上真央
60票
川島海荷

本編リメイク「エイタに...」

2012-01-31 01:22:03 | 小説

本編リメイク「エイタに...」


 ふと、エイタが身体の震え
とは違う振動を左の胸の辺りに感じると、
そこにあったポケットが振動していたのだった。
 「まさか...」
 エイタが
おそるおそる先程しまったばかりの胸ポケットにある携帯電話を取り出すと、
 非通知で、電話がかかっていたのだった。
 「おー!
 電波が届いたんだすか?」
 「あおむ、喜んでる場合じゃないぞ」
 エイタはまだ震える右手で携帯電話だけを持って、
それだけ言うだけで電話には出ようとはしなかった。
 「おー、そういうことだすか?
 だば、
 僕が先に警察に電話するだすよ。
 あらー?
 うーん...」
 あおむは、
 エイタが真の黒幕からの電話ではないかと怯えている
と思い、
 自分の携帯電話を取り出したのだが...
(続く)







第3弾リメイク「開かずの扉?」

2012-01-31 01:07:30 | 小説

第3弾リメイク「開かずの扉?」


 たまおは、 
 早速正面の扉まで行き、
 そのドアノブを捻ろうとしたが、
びくともしなかったので、
 何か仕掛けがないか、
 その扉の周りを懐中電灯で照らして調べたが、
 たまおにも、 
 それを見ていた賢明にも、
 仕掛けらしきものは見つからなかった。
 「うーん...」
 「とりあえず、
 諦めて、右の扉に行ってみよう」
 たまおが首を傾げている間に、 
 賢明がたまおが持っていた懐中電灯
をさっと奪うと、
 向かって右側の扉に歩いて行った。
 

 しかし、
 正面の扉同様、
 ドアノブも動かず、
周囲に仕掛けのようなものは見つからなかった。
 そこで、
 二人は賢明を先頭に、
向かって左側の扉まで歩いて行って、
 同じようにしたのだが、
 結果は正面の扉と右の扉と同様だった。
 「3つとも、
 外からは開かずの扉なんだすかな?」
 「うーん...
 内側から開く扉ってことか?
 じゃあ、
 諦めて、
 サヤちゃんのところに応援に行こうか」
 賢明はもう諦めかけていて、
そんなことを言いだしたが、
 たまおは返事もせず、
 黙って、
 賢明からさっと懐中電灯を奪い取るようにして手に取ると、
 今度は横の壁ではなく、
 天井を照らし始めたのだった。
(続く)


新作ディープ(?改)「3本?のナイフのすり替えの理由と順序?」

2012-01-31 00:54:26 | 小説

新作ディープ(?改)「3本?のナイフのすり替えの理由と順序?」


  以下のグーさん以外に数十日前分くらいは保管済みです(字数の関係などで何作分かまとめてますので、タイトルは本ブログとはズレています)。

 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」


 「どうした?
 木太郎」
 ホウセイが大きな声を上げた木太郎の方を向くと、
 木太郎は鼻をひくひくさせながら、
 オチタの方を向くと、
 「オチタにもう一度確認する。
 もとめ先生は、
 207号室に入る前に、
 3人で立てた計画の話しは一切しなかったんだな」
と訊く。
 「くどいな。
 そうだよ」
 オチタはある種の後悔があるので、
今回はうんざりしたような表情で言う。
 すると、
 木太郎は、
 「念のためだよ。
 で、ナイフのすり替え時期の前に、
 ナイフの移動の順序はこれでわかったぞ。
 今、閃いたんだが、
 オチタのその話しを聞いて、
 もとめ先生は、
 最初から自ら、
 もとこ先生を脅すつもりで、
 万一、誰かに止められたりして、
失敗した場合だけ、
 オチタを利用する気だったんだよ。
 もちろん、
 殺すんじゃなくて、
 自分が失敗した場合に、
 オチタに、 
 偽物のナイフでもとこ先生を刺させて
脅かすつもりだったんだ」
と、
 他の3人には何を意味するのかわからないこと
を早口で鼻をひくひくさせながら、話したのだった。
 「木太郎、
 もっとゆっくり、
 そして、わかるように話せよ」
と、
 ホウセイが注意すると、
 「あー? これでわからないのか?
 3人共、頭が悪いな。
 じゃあ、
 ナイフのすり替えの順序を話すから、
それで理解しろよ。
 まず、
 チウメちゃんが、
 自分の偽物のナイフと、
 アスカちゃんの偽物のナイフを交換した。
 次に、
 もとめ先生が、
 自分がキッチンで得た本物のナイフと
アスカちゃんが持っていたチウメちゃんの偽物のナイフ
とをすり替えた。
 そして、
 アユメが、
 チウメちゃんの持っていたアスカちゃんの偽ものナイフと、
 アスカちゃんが持っていたもとめ先生により本物にすり替えられたナイフ
とをさらにすり替えた。
 どうだ!
 これなら、
 最後の所持者とずばり一致するだろう」
 木太郎は今度は偉そうに鼻をほじりながら、
ややゆっくりとそう話したのだった。
(続く)