レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「この中に依頼人がいる?2」

2010-12-31 23:45:16 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「この中に依頼人がいる?2」

「あおむ、嘘つくなよな」
木太郎があおむを睨んで言う。
「俺たち以外には、
アユメとチウメとキタジマさんしかいないんだぞ。
じゃあ、
その3人の中にいるのか」
エイタが今度はあおむを睨みながら、
言う。
また、
あおむが首を横に振る。
「じゃあ、
この中にいないんだな」

いつきが今度はあおむを睨むと、
また、
あおむは首を横にふる。
そして、
「もう、勘弁だす。
正直に言うだすよ。
ネットだす。
ネットで知り合った誰かに頼まれたんだす。
だすから、
わからないんだすし怖いんだすよ」
「だったら、
最初から言え、このタコ!」
木太郎が鼻をほじって
あおむのほっぺたに鼻くそをつける。
「ネットだったら、
そのとおり正直に言えば良かったんだぞ。
俺たちだって...」
「野郎?」
エイタが考え込むと、
すかさず、
いつきが野郎のことの説明を始める。

いつきがしばらく野郎の話をした後、
少し考えて、
「あおむ、
ハンドルは何だった。
相手の?」
「ああ、ハンケツ王子だす」
「ふざけたハンドルだな?
ハンケツ王子か?」
「今王子って言ったな」
「そうだすよ」
「王子の話し、
オタクにしたっけ?」
「なんだすか」
「あおむには、
その話しはしてないぞ」
木太郎がそう言いだした。
(続く)

新「ミケーレの蒼き仮面」238

2010-12-31 23:33:03 | 小説
新「ミケーレの蒼き仮面」238

第一話は下記から始まります。
新「ミケーレの蒼き仮面」


パティが、
チャーシューメンとアニーのそばに戻ってくると、
アニーの耳元で何か囁いた。
「ふーん。そうか」
アニーが黙って頷くと、
パティが、
「チャーシューメンは空を飛べるの?」
と試しに訊いてみた。
すると、
チャーシューメンは
「空を飛ぶ?」
と言って首を傾げた。
「わかった。
じゃあ、ちょっと行くところがあるから、
また来るよ」
パティがそう言うと、
「またな」

アニーも言って、
その場を離れようとした。
すると、
チャーシューメンが、
「あのー、
一つだけ訊いてもよろしいでしょうか」
とアニーに丁寧な言葉で訊いたのだった。
「何?」
「あそこにいるのは何ものなんですか? 
私のことを知っているようですが」

チャーシューメンが、
ラーメンの方に長い鼻を向けて
そう言ったので、
「子分みたいなもんだよ」

パティが横から小声で
そう言って笑ったのだった。
(続く)

新第3弾ゾンビ「大目玉編4」

2010-12-31 23:15:39 | 小説
新第3弾ゾンビ「大目玉編4」

「じゃあ、続きを読むぞ。
いいな。


さらに、
不幸なのは邪心を持って、
カミサンを信じることである。
実は、
カミサンの狙いはそこにある。
邪心が強いものこそ、
カミサンへの信仰が強くなる。
邪心は強い欲望から生まれるから、
強い欲望が
カミサンに対する強い信仰心に変わってしまう。
カミサンを邪心なく信用しろ
というのはある意味まやかしなのである。
しかし、
愚かなるかな、
目があるが故に、
周りに気をとられ、
自らの邪心に気づくことなく、
カミサンを信じてしまう。
だから、
カミサンは目を与えた。
まやかしをごまかすためである。


ふー、まだあるぞ」
「続けなよ。みはるちゃん」
ケンタは、大きなあくびをしながらそう言った。
(続く)

セリフサービス「一礼の意味」

2010-12-31 23:02:54 | 小説

セリフサービス「一礼の意味」


「おお!
あの男、
今頭を下げて、それからどっか行ったぞ!」
「ああ!
俺たちは勝ったんだよ!」
直哉は嬉しそうに、
謎の男がさっきまでいた場所を確認すると、
「ほら、消えたな!
今の一礼は敗者の挨拶だ」
と自分勝手に解釈すると、
封筒の中に入っていた封筒
をゆっくり開封しようとしたのだった。
(続く)



第11弾「まむし増殖中」

2010-12-31 22:57:40 | 小説
第11弾「まむし増殖中」

「また、
まむしに殺されたってよ」
「誰か、
まむし作戦でもたてたのかあ」
「それはないだろう。
猛暑の影響か」
「それはあるかもしれない」
「それより、
進化した猫がまむし
を喰っているみたいだぞ」
「逆じゃないのか。
まむしを喰って、
猫が進化したんじゃないのか」
「うーん? それはわからん...」
(続く)

新第?弾もとこもとめ伝説「最初の夜は平穏に」

2010-12-31 22:39:18 | 小説
新第?弾もとこもとめ伝説「最初の夜は平穏に」

もとえは、
  やすお、アリハ、ひさめの順に下から連れて、
1階に戻ると隠し扉を閉めた。
「サヤさん一人だけで大丈夫ですか」

ひさめがもとえに訊くと、
「大丈夫よ。
一人じゃないから。
いえ...」

もとえは途中まで言いかけて、
「今日は遅いから、さあ、解散。
お疲れさま」
と話しをそらして、
先に部屋に戻ってしまった。
残された3人のうち、
アリハが
「多分、
あのもとえ先生でも
サヤちゃんが心配でそっと見に行くんじゃない。
それか、
盗聴器でも仕掛けてるじゃない。
だから、
さっき、
一人じゃない
とか言いかけたんじゃない」
と言うと、
他の二人も頷いた。
「明日もがんばらないと、
別の地下室に行かされるから
今日は早く寝ようぜ」
やすおがそう言うと、
アリハとひさめも頷いた。


地下室のサヤは、
リビングでのアリハの言葉を聞いて、
多分、
棺の辺りにも盗聴器があるんだろう
と思って少し安心した。
そして、
「もし、どうしても具合悪かったら、
姉のもとめに声をだして助けをもとめなさい」

もとえがウインクをした意味と、
もとえのお姉さんに
毎日声をかけるようにとのもとえ言葉の意味を、
盗聴器で、
もとえがどこかで聴いているからだ
と理解したのだった。
(続く)
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新カミサン伝説?ホラの像編改26

2010-12-31 21:55:34 | 小説
新カミサン伝説?ホラの像編改26

しかし、
その反対意見に対しては、
声が出ない
ということについては
反対の意見のとおりかもしれないが、
もし、口も使えないのなら、
何も食べられないのだから、
結構、
重病
とみなされて学校をやめるのではないか、
とのさらなる反対意見が出たのだった。
しかし、
これに対しては、
何も食べられない程口が使えない
というのは、
へそまがりの像のバチ
としては重すぎるのではないか
と、
さらなる反対の意見が出たのだった。
生徒たちは、
例の像が、
へそまがりの像である、
という点では意見が一致していたので、
その最後の意見には、
誰も反対の意見を述べるものおらず、
結局、
口が使えないといっても、
せいぜい数日くらいのことだろうから、
バチとしてはそんなに重くはないので、
サンノスケにあたったバチは、
数日間口が使えなくとなった
ということでいいのではないか
という意見で、
生徒たちの意見は、
まとまったのだった。
そして、
せいぜい数日後には、
サンノスケが、
また学校に戻ってくるだろう
と、
ほとんどの生徒は思っていたのだが、
それから4日後、
生徒たちに届いたのは、
サンノスケの訃報だった。
(続く)
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正月企画試作晒し「獅子唐女」「怪しげな獅子唐男?と取りまき?」

2010-12-31 15:08:21 | 小説
正月企画試作晒し「獅子唐女」「怪しげな獅子唐男?と取りまき?」

呆気にとられて突っ立ていたタコゾウが、
ふと気づくと、
いきなり手元の携帯電話を近くにいた男に奪われた。
「何するんですか?」
「エビちゃんを隠し撮りしてたわね」
携帯を奪った男はおねえ言葉で、
タコゾウを睨みつけると、
そのキンキン声を聴いて、
周りにいたいずれも筋肉質の男たちが
タコゾウを取り囲んだ。
「こいつよ!
変態野郎は」
おねえ言葉の割にタコゾウから
携帯電話を奪った男は小柄なりに、
筋肉質の逆3角形の身体の持ち主だった。
「何、あたしの身体を見てるのよ!」
その男がタコゾウの視線に気づき、
そう言うと、
「最近、
こういう中途半端なオカマもどきがいるんだよな」

周りにいる男が呟くと、 
「誰がオカマ?」

携帯電話を奪った男が
その男を恐い表情で睨みつけたので、
「だから、
こいつみたいなのが、
オカマなんだよ。
怒るなよ。
ケンちゃん」

そばにいる別の男が、
その男の肩を叩いてなだめたとき、
その男が奪い取った携帯電話が鳴ったのだった。
(続く)
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かえってきたモップおとこ「おおみそか」

2010-12-31 06:55:23 | 小説
かえってきたモップおとこ「おおみそか」

おはよう!
おはよう!
おーす!
グッドモーニング!
おーい!
...
はー、
ひまだ。
そういえば、
キョウはおおみそかだからな。
キノウのオオソウジでつかれて、
みんなキョウはゆっくりねて、
コウハクみて、
としこしそばくって、
はつもうでのために、
タイリョクおんぞんだな?
うらやましいはなしだ!
ザンネンながら、
モップおとこには、
おおみそかも、
ショウガツもねえ。
こうして、
マイアサ、つじだち!
これがモップどう!
あー、
ひとりで、
ぶつぶつグチいって、
なさけねえな!
おはよーう!
...
ダメだな。
きょうは。
さあ、なにして、
トシをこすかな?
さあ、
アスはライネン!
うさぎどし!
ぴょーん!
こんなにはねてみたけど、
だれもみていねえ。
ふー。
さびしいねえ。
よし!
キョウはこれでしまいだ。
そうだ!
これだけじゃ、
さびしいから、
そこのムシくんに、
よいオトシを!
またな!
ライネンもよろしく!
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受験生限定レイジー編「明日からは最遅6時起き!戦闘モードで頭脳フル回転」

2010-12-31 06:43:52 | 小説
受験生限定レイジー編「明日からは最遅6時起き!戦闘モードで頭脳フル回転」

明日から新年!

気休めはよし!

だが、起床時間は午前6時で行け!

これ本当!

受験時間に頭フル回転が

まずは合格への近道なのだ!


徹夜で褒められる時はもう終わったのだ!

それからもちろん早寝も

合格への近道なので、

起床時間が決め手、

早く起きれば自ずから早く眠くなる!

今さら、正月特訓?アホか!

睡眠時間削るのは

愚の骨頂なのだ!

できれば、

試験開始時間と同時に午前は過去門を解くのが、

おれさあ的にはおすすめだどおー!

まとめ!

合格の最低条件は、

試験にベストな条件で挑むことなのだ!

ここで無理して、体力を消耗するな!

これが試験直前に無理して

風邪ひいて浪人したマヌケからのアホバイスなのだあ!

バーイ!

PS、

そんなの基本中の基本!

正月くらい適当に寝てろや!

来年になったら、

復習と過去問でがっつり得点稼げや!

正月くらい羽のばせ!

4日から起床時間6時で行けばよし!

by 滑り止めが某MARCHのM大学○学部の...より。

*本気にしては...

うーん?

大学難易度=能力

ではないのが...

合格率と合格校を見る限り、

変態人格の方が...

 


「そして3人しかいなくなった?」31

2010-12-31 06:08:57 | 小説
「そして3人しかいなくなった?」31

カシーの顔色が急におかしくなったので、
「どうしたの?
カシーさん、
顔色が良くないわよ」

マルナが訊くと、
「そう言えば」
「遠慮するなよ!
もう俺たち仲間だろう」
たけるも、
みつるも心配そうにカシーの顔を見て言う。
すると、
「あのー、目眩が...」
カシーがそう言って、
頭を押さえたか
と思うと、
突然、
3人の目の前からカシーが消えてしまったのだった。
(続く)
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本編リメイク「あおむの見解」

2010-12-31 01:59:11 | 小説
本編リメイク「あおむの見解」

「わかっただすよ。
僕はどちらかというと、
エイタさんの推理が正しいと思うだすな」
「どちらかというと?
真面目にやれー!」
木太郎が、
あおむの曖昧な言葉を聞いて、
また、
おでこを叩く。
「痛いだすよ。
足にひびくんだすよ。
僕の言い方が悪かっただすが、
僕は、
何故、
生首に
わざわざミカエルの仮面を被せていたのかが、
疑問なんだす。
僕が思うにだすよ。
ミカエルの仮面をはずしたら、
爆発するような仕掛けだったんじゃないだすかな」
あおむがそこまで話すと、
「バカヤロー!
俺たちは仮面をはずしていないぞ。
それなのに、
さっき爆発したじゃないか?」
木太郎が今度は鼻をほじって、
鼻くそをあおむのほっぺたにつける。
「汚いだすな。
うーん、
そこは僕も説明はつかないんだすが、
とにかく、
いつきさんの話しのように、
僕らを殺す気がないというのには、
賛成できないんだすな。
もしもだすよ。
あのおばさんみたいな髪型の生首が実は別人だったら、
どうなるだすかな」
あおむがそこまで話すと、
「あおむ、
今のは面白い考えだな。
もし、
おばさんだと思っていた生首が被っているミカエルの仮面
をはずしてみたら、
実は別人だとしたら、
犯人はおばさんだ
と俺たちは思いこむよな」
エイタがそこまで話すと、
「おい、待てよ。
さっきの推理と矛盾するじゃないか?
ミカエルの仮面をはずして確認した時点で、
そいつは爆破されて死ぬんだろ。
それじゃ細工の意味がないだろうが」
いつきがそう言って、
反論したとき、
あおむが、
「そこだすよ。
ミカエルの罠は」
と言って、
ほっぺたについた鼻くそを、
そっと取って、
木太郎の方に指で飛ばしたのだった。
(続く)

第3弾リメイク「カミサン?伝説ループ屋敷編?1」

2010-12-31 01:58:23 | 小説
第3弾リメイク「カミサン?伝説ループ屋敷編?1」

「ねえ、
観月のホームページでいったん認定されたけど、
すぐ消されてしまった、
ループ屋敷編って誰か読んだことない?」 
キミカが、
以前、
ネネが話したこととは違う
屋敷がタイトルの一部になっているカミサン伝説のことを、
たまおたちの方を見て訊いた。
「カミサン屋敷編じゃないの?」
ネネがそう言うと、
「カミサン屋敷編?
屋敷は同じだけど違うわよ。
ループ屋敷編。
今回の現象にそっくりな話しなの。
像とかじゃなく屋敷の話し。
何故か、
今、
急に思い出したのよ」
キミカは、
ネネの言ったことをはっきりと否定した。
「うーん?
ループ屋敷編だすか?
僕は読んでないだすな」
たまおはなんとなく違和感を感じたが、
それだけしかわざと言わなかった。 
「僕にはよくわからないけど、
とにかくみんなを早く助けたいから、
すぐ話してくれよ」
みはるはそう言って、
キミカに、
その話しをするようにせかしたのだった。
(続く)


大地獄(新)「誤審色と招致」

2010-12-31 01:57:00 | 小説
大地獄(新)「誤審色と招致」

  第一話は下記から始まります。

大地獄(新)「あの頃」

「あれー?
門番の使いが門からたくさん出てきたすよ」
「勝負はついたんだな」
「そうみたいだな」
「しー! 始まるすよ」


「えー、長らくお待たせ致しました。
これから申し上げる色の入った水着
を着用した方は近くの門番に声をかけてください。
また、
そのような水着を方を見つけられましたら、
近くの門番の使いにお声をかけてください。
では...」


「一色だけ、しかも誤審色すよ。
あっしたちの勝ちすかね?」
「うーん」
「だといいが! 
カミサン!」
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