続エスカレーター改「売人ケチガキとフラチン屋のブサカワ、エロ少女」

続エスカレーター改「売人ケチガキとフラチン屋のブサカワ、エロ少女」


　「さすが、おぼっちゃま！
　フラチン通ですね！」
　その顔でシラっとフラチンか！
　いいぞ！　そのエロ顔！
　リブは今一でも顔最高！
　「にいちゃーん、　
　フラチン通ってなーに」
　きたな。
　ケチガキ！
　「それはな。
　舌が肥えてるってことだよ」
　ケチガキ！　わかってたんだろ！
　「あー、
　骨までペロペロ舐めるからかあ．．．
　なんとなく、わかったよ。
　ありがとう！
　おねえさーん、
　よーく見ると、
　ブサだけど色気だけはあるねえ！」
　ケチガキ！！
　ブサに色気？
　何で、そんな言葉．．．
　それにしても、
　これは挑発か？
　「ありがとうございます」
　偉い！
　さすが、ハルちゃん似！
　ブサくらいじゃまったく堪えないんだな。
　だから、
　ヘッキー様と、
　同じ所で働けるんだな。
　「おねえさーん、
　顔芸ダメなら、
　フラチン、ペロペロ舐めて見せて！
　嫌なら、
　アレ、さっきの金額で買ってよ」
　「あらあ、残念．．．
　フラチン、
　今、ワンピース買うだけのお金もないからここで働いてるんです。
　だから、お金も時間もないんです。
　灯台もと暗しですねえ」
　さすが、ハルちゃん？
　金なし作戦！
　それに、
　意味不明な言葉でさらっと流す。
　「おねえさん、
　それを言うなら、
　貧乏暇なしでしょ」
　何で、そんなことを！
　ケチガキ！ずる賢いだけじゃないな！
　知ってるのか？
　「すごーい！
　おぼっちゃま！
　コナン君みたいですね」
　「おねえさーん、
　センスないねえ。
　コナンは本当は大人なんだよ」
　これは、
　ケチガキの言うとおりだが．．．
　それでいいんだ！
　「おねえさーん、それから、
　そこで話しかけられると、
　落ちついて食べられないんだけど」
　「失礼しました。
　おぼっちゃま！」
　すこし離れちゃったかあ。
　でも、ブサエロ！
　「にいちゃーん、
　まだ、ブサエロねえさんいるけど、
　無視して食べよう」
　ブサエロ？
　俺の心を読んだ？
　ヤバイか？　
　ここは頷いて、
　いただくものはいただいておくか。
　「じゃあ、一緒に食べよう」