レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「対戦再開?」

2012-12-31 23:41:07 | 小説

新第3弾ゾンビ「対戦再開?」



 永久の以外な言葉に、
 ひさめは考え込んだ。
 それは、
 ひさめが、
 ここで永久の頼みを断ることは、
永久との関係を断ち切るのと同じだったからだった。
 「永久くんがそういうなら」
 ひさめがそう言いかけたとき、
 「永久たちはカタロウ編では勝てないから、
ここから逃げるんだすか?」
と、
 たまおが挑発するように言ったのだった。
 すると、
 「たまおくん、
 あたしたちは負けないわよ。
 永久くんが帰ると決めたのは
それが理由じゃないのよ。
 もとめ先生がいなければ、
 勝っても無意味だからよ」
と、
 永久ではなく、
 ひさめがたまおを睨むようにして、
かなりきつい口調で言ったのだった。
 「無意味だすか?
 これは勝負だすよ。
 本当は勝てないと思ったから、
 ひさめちゃんまで、
 もとめ先生みたいに逃げるんだすよな?」
 たまおは、また、ひさめを挑発するように言った。
 「あたしたちが負ける?
 そんなことはないわよ。
 永久くんが決めたのは、
 このままではコンクールどころじゃないし、
 仮に、
 もとめ先生がいないところで勝っても意味がない
ということなの。
 みはるだけじゃなく、
 サヤや賢明くんが帰るのも同じ理由よ。
 いけないのかしら?」
 ひさめも負けてはいなかった。
 しかし、
 「僕は、
 せっかくここまで来たんだすから、
 もとめ先生やコンクールに関係なく勝ちたいだすよ。
 キミカちゃん、ネネちゃん、ふうたもそうだすよな。
 ケンタたちも今回の勝負の結果は気にならないんだすか?」
 たまおは今度は他の生徒の同意を得ることで、
 勝ち気なひさめの気持ち
を変えようと、そう言ったのだった。
(続く)


本編リメイク「ルシフェルの仮面とミカエルの仮面とフォフォフォの意味と後継者はあおむ」

2012-12-31 23:32:29 | 小説

本編リメイク「ルシフェルの仮面とミカエルの仮面とフォフォフォの意味と後継者はあおむ」


 「それもそうだな。
 たしかに、
 あのときのことは俺もびっくりだ。
 あおむにそれだけの頭脳があったとはなあ。
 まあ、俺に似ているし、
 血が繋がっているかもしれないからな。
 よし!
 なら、
 あおむ。
 同じ質問だが、
 奴がわざわざ最後にはミカエルの仮面ではなく、
ルシフェルの仮面を被って登場し、
 さらにそれをはずして素顔まで晒して、
俺たちを道連れに死のうとした理由を答えてみろ!
 少しだけ時間をやる。
 万一、
 正解したら、
 あいつの代わりに後継者になるがいい。
 俺は応援するぜ」
と、
 木太郎が偉そうに鼻をほじりながらそう言うと、
 いつきが、
 「まさか...
 奴も目的は同じか?」
と、
 木太郎もあおむも考えていないことを思いついたのか、
 そう言った後、
 木太郎とあおむの顔を順に何度も見返したのだった。
(続く)


レイジーブラザース「喜劇と悲劇のバー!コワコワ!人首酒のエキスの瓶?と新たな恐怖」

2012-12-31 22:59:30 | 小説

レイジーブラザース「喜劇と悲劇のバー!コワコワ!人首酒のエキスの瓶?と新たな恐怖」


 
 「何故?
 ジュウロウ先生は、そんな瓶を?」
 その瓶を見たマスターが、
 驚いたような表情で訊くと、
 「うーん。クセになってのう」
 ジュウロウはまたにたりと笑う。
 「クセですかあ?」
 もとこが訊くと、
 ジュウロウは黙ってにやりと笑った。


 「ど、どうなってるんだすよ」
 「あおむが戻るの、
 やめようなんていいだすから...」
 「そんなことよりだすな」
 「ああ、でも、ま、まさか...」
 あおむと木太郎はガラス張りの応接の中
を見て青ざめていたのだった。
(続く)



セリフサービス「無音」

2012-12-31 22:00:01 | 小説

セリフサービス「無音」



  龍之介が鏡の手前で、
  頭突きを寸止めしたが、
 例の笛の音はもうしなかった。
 そして、
 それを確認した、直哉は予め考えていたように、
 すぐ龍之介と入れ代わり、
 その前に出て、
 鏡に両手をあてると、
  そのまま後ろに押し倒した。
 すると、
  鏡は床に落ちて見事に割れた。
 「ガラスに気をつけろよ。
 すぐここを出るからな!」
 直哉は、
 そう言うと、
 壊れたガラスをうまく避けて、
 外に出た。
 龍之介も
 後に続いたが、
 大きな割れたガラスを踏んでしまい、

 「いてえ」
と靴の上からにもかかわらず、
 おおげさにそんな大声をあげてしまったのだった。



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ダミー「見せてください」117?改

2012-12-31 20:53:31 | 小説

ダミー「見せてください」117?改



 「あなたは、
 結婚も前提しなくて、
こんなことをする人だったんですか?」
 よし! 怒ったな。
 「普通のことじゃないですか?
 お付き合いしてから結婚するというのは」
 どうだ!
 「なら、結構です」
 うん?
 結構? どういう意味なんだ?




偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」235

2012-12-31 09:03:35 | 小説

偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」235



 山下がその大男の様子を見て、
 思わず、
 テープル腰に身を乗り出して、
 「その女ですか?」
と、
 少し大きな声で訊くと、
 「いや、
 この似顔絵は俺が像をあげた女じゃなく、
 俺のかみさんにそっくりだ」
と、
 山下にとっては、
 そのときは、意外に思えることを話したのだった。
 「だが、俺の女房はさっき話しをしていた便所女なんかじゃないぞ」
 「あのー、便所女じゃなく、トイレ女ですが、
 あー、どっちでもいいですね。
 で、その便所女がおくさまじゃないことも、もちろんですよねえ。
 きっと、
 例の喫茶店で会った女
といい、
 似顔絵だから、似ているだけで、まったくの別人なんでしょう。
 大変失礼しました」
 不快そうに話した大男に、
 山下がそう弁解して、頭を何度も下げているところに、
 部屋をノックする音が聞こえたか
と思うと、
 「失礼いたします」
と言って、
 大男の秘書らしき女が部屋に入ってきて、
 大男に1枚のメモを渡したのだった。

(続く)


「そして3人しかいなくなった?」90

2012-12-31 08:02:41 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」90

  
 「タケさん、
 さっきの画面の男の人知ってる?」
 みつるが確認するように言うと、
 「いいえ。
 今の景色はわかりますが、
 さっきの気持ちの悪い男は知りません」
と、
 タケははっきり言った。
 「どういうことだ?」
 たけるは訳がわからないという顔をする。
 「男と景色が、両方とも、
 タケさんの世界のものなら、
 なんとなく、わかるんだけどな」
 みつるもそう言って、首を傾げる。
 「もしかしたら、
 私のいた世界に隕石が衝突する
ということじゃないんでしょうか?
 それで、
 私は、
 ここに何かの方法で飛ばされたとか?」
 「タケがそう言うと、
 でも、一人だけだし、
 ここの世界から人がいなくなったのも変だしな」
 「そうだよな」
 「それもそうですね」
 3人はお互いに顔を見合わせた。
 そして、
 「どこかで、
 あの放送で、
 何を話してるか、
 わからないですかねえ?
 声が聞こえれば、
 もっとわかると思うんですけど。
 少なくとも、
 私のいた世界も関係しているみたいですし」
 タケがそう言うと、
 「それもそうだけど、どうしたらいいんだろう?」
 みつるは首を傾げながら言った。
(続く)




サクラナ外伝「タマキとの約束」

2012-12-31 07:01:59 | 小説

サクラナ外伝「タマキとの約束」


 「わかったわ!
 あおくんはサクラナの方が大切なのね!」
 「そういうことではないだす。
 お願いしたとおりだす。
 サクラナさんの性格から、
これ以上無理はさせたくないだけで、
 別にだすな」
 「いいわ!
 もう。
 そのお金も結構。
 というより、そのお金がイヤ!
 そのお金はユリカさんの遺産ではなく、
ウメナのでしょ!
  だから、ウメナに返して!
 それで、約束して!
 サクラナのことで、
 困ったときはあたしにまず相談して!
 ウメナよりあたしによ。
 約束!
 いい!
 考え直してね。
 じゃあ、連絡待ってるわ」
 タマキはそれだけ言うと、
 千円札1枚だけぽーんとテーブルの上に置いて、
 あおむと話していた喫茶店から出ていってしまったのだった。
(続く)





電卓脳俳優レイジー編「はよう庶民まで景気よくしてちょ!種銭ないから株高、円安以外でお願いします」

2012-12-31 02:02:51 | 小説

電卓脳俳優レイジー編「はよう庶民まで景気よくしてちょ!種銭ないから株高、円安以外でお願いします」



そなこた「金さえあれば、
選挙前に株もFXも仕込んで、
大儲けできたのになあ...
その電卓脳で、
金なし庶民、学生でも、
儲ける方法教えてちょ!
これ本当のお願い!
問題はどんな俳優?
ほな!」


4206票
櫻井翔
2794票
福山雅治
1571票
堺雅人
4位
1090票
向井理
5位
781票
及川光博
6位
456票
藤木直人
7位
430票
藤原竜也
8位
402票
小栗旬
9位
386票
谷原章介
10位
364票
阿部寛
11位
339票
天海祐希
12位
265票
木村拓哉
13位
226票
内野聖陽
14位
179票
田村正和
15位
146票
東山紀之
16位
144票
佐藤浩市
17位
119票
松嶋菜々子
18位
93票
江口洋介
19位
86票
渡辺謙
20位
280票
その他



集計期間:2012年12月22日~2012年12月29日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(12月調査)




大晦日の憂鬱?レイジー編「なにげに憂鬱な大晦日?見たら元気が出る?またこの面子じゃ...」

2012-12-31 01:50:37 | 小説

大晦日の憂鬱?レイジー編「なにげに憂鬱な大晦日?見たら元気が出る?またこの面子じゃ...」

*来年からお年玉貰えなくなった... これが憂鬱な原因...


そなこた「消したとこがヒント!
何が楽しみなグループ?
そう言えば、
まだ、ももクロ知らないおっさんがいて...
やめとこ!
ほな!」

集計期間:2012年12月21日~2012年12月29日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(12月調査)

10824票
2467票
AKB48
2463票
関ジャニ∞
4位
2052票
SMAP
5位
1665票
??????
8位
617票
浜崎あゆみ
9位
531票
NYC

おっぱいバレーに1票!レイジー編「隠したい過去出演映画とドラマ?」

2012-12-31 01:45:08 | 小説

おっぱいバレーに1票!レイジー編「隠したい過去出演映画とドラマ?」



そなこた「問題は?
ネタ埋めすんまそん...
ほな!」



7837票
雨宮蛍/ホタルノヒカリ

第3弾リメイク「全員集合?」

2012-12-31 01:38:22 | 小説

第3弾リメイク「全員集合?」


 「おー!」
 「キミカちゃん、
 あー、賢明、サヤちゃん、永久まで」
 「全員集合だな」
 たまお、ふうた、みはるが、
急に嬉しそうな表情をしながら言うと、
 その4人は素早く部屋に入ってきて、
扉を閉めると、
 「ケンタ!
 思い出したか?」
と、
 永久が部屋に入るなり、そう言いながら、
ケンタに走り寄っていったのだった。


(続く)
  


新作ディープ(?改)「ヘボ?探偵木太郎、大ピンチ?」

2012-12-31 01:27:16 | 小説

新作ディープ(?改)「ヘボ?探偵木太郎、大ピンチ?」


 「なんだよ!
 ホウセイ!
 はずすのは口だけだからな!」
 くそたは、
 木太郎を待つ間、
 しきりに何か言いたそうに、
もがいているホウセイが目障りなので、
 そう言って、
 ホウセイにかましていた猿ぐつわをはずした。
 「サンキュー!
 もう、正直に言うよ。
 今回の事件を仕組んだのは、
 俺と木太郎さ。
 動機はな」
と、
 ホウセイが言いかけると、
 「なにー!
 木太郎だと?
 俺を騙して、同士討ちにする気か、
 それとも何か魂胆があるのか?
 今頃言いだして!」
 くそたが信じられないという表情で言うと、
 「もとこが殺されたとき、
 あの部屋にいたのは誰だか覚えているか。
 いいか。
 俺とオチタとアスカとアユメと、
 そして、木太郎なんだよ」
 「それがどう関係ある?」
 「まあ、
 くそたじゃわからないだろうな。
 いいか。
 永久がくそたをレイカの部屋に連れていったのは、
 もとめを殺す時間を作るのと、
 俺たちが立てた計画を実践するために、
 くそたを足止めにしておくためだったんだよ。
 実際、
 レイカを殴ったり、
 チウメを殺したのは、
 短気で腕力のあるくそただろ。
 まあ、
 くそたが最初にレイカを殺し損ねたので計画は狂ったが、
 今は予定どおりさ。
 今頃、
 木太郎は、くそたを倒す武器を調達しているんだろうなあ」
 ホウセイが不敵な笑みを浮かべながらそう話したとき、
 木太郎がノックもせず、右手にスコップを持って、
いきなり、くそたたちのいる部屋に入ってきたのだった。


(続く)


第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章236

2012-12-31 01:02:12 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章236


 「あっ!」
 「しー!
 僕にいい考えがある」
 パティとアニーがカマキリ鳥に乗って、
海のそばの岸壁のそばに近づいたとき、
二人はこの世界にいると信じていたポーを見つけたので、
 そんな話しをして、近くの岸壁に舞い降りたのだった。
 「いいか。
 ポーは過去だけじゃなく
同じ世界でも瞬間移動できる能力がある可能性があるから、
 見つかったら、また、逃げられる。
 で...」
と言いながら、
 ウトーがポー捕獲の自分の作戦を話すと、
 「ウトーはやっぱり頭いいねえ。
 で、どっちが飛んで行くの?」
 パティが尊敬するようなまなざしでウトーの方をみると、
 褒められて気をよくしたウトーは、
 最初はじゃんけんで決めると思っていたのだが、
考えを変え、
 「もちろん、僕だよ。
 僕があいつを捕まえたらすぐ来てくれよ」
と言ったので、
 パティはさらに尊敬するような感じで、
 「じゃんけんかと思ったけど、いいの?」
と再度確認すると、
 「僕が言いだしたんだから、構わないさ。
 さあ、もうひとつ、パー柿食べるか」
 ウトーはそう言って、素早くパー柿を口にすると、
辺りを見回してから、ある大きな岩のそばに寄ってから、
軽く、その岩に向かって、両足を先にしてジャンプしたのだった。

(続く)

       


カミサン伝説20「ハッピー編」359

2012-12-31 00:50:46 | 小説

カミサン伝説20「ハッピー編」359


 「見つからないだすよ。
 かなり寒くなってきだすし、
直哉に電話しておくだすか?」
 「そうねえ?
 あの犬まだ座って待っているから、
見つかるはずなんだけどねえ」
 「わかっただす。直哉には連絡して
先にハルカさんを送って帰るように言っておくだすよ。
 僕らはもう少しがんばるだすよ」
 直哉の恩師あおむとその妻もとえは、
 直哉が例の邪魔者の話を言えずに内心悩んでいるところまで、
二人の仲が急に進展しているとは知らず、
そんな話しをすると、
 あおむはいったん本屋の外に出て、直哉にその旨電話した。


 「すいません。
 電話です。
 あおむ先生からです。
 何かあったのかもしれませんから、失礼しますね」
 「どうぞ」
 直哉はそう言って、ハルカの承諾を得てから携帯電話に出ると、
 あおむは急用が出来たからこれからある場所に行かない

といけないからハルカを店まで送って帰るよう一方的に言うと、電話を切った。
 「何かあったんですか?」
 「そうみたいなんですけど、急用が出来たから戻れないから
ハルカさんを送って帰るようにとしか言わないで、
すぐ電話を切ってしまったんです。
 奥さんに何かなければいいんですが...」
 直哉はハルカに話すと、少し不安げな表情だったが、
 ハルカは、
 「ケンケンがいるから大丈夫ですよ。
 直哉さん、おなかすいたでしょ。
 店に戻って、何か食べましょう」
と明るい表情で言って、
 直哉の肩をポンと叩いたのだった。


(続く)