レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「大目玉編6」

2009-09-30 23:48:03 | 小説
第3弾リメイク「大目玉編6」

 「気づいたか。みはる」
 「違うかもしれないけどな」
 「俺の考えだと、
 この事件の被害者の首は
生け贄には違いないんだけど、
 生け贄を捧げた人物は、
 カミサン自らがその生け贄を拾いに来ると、
考えていたんじゃないか?
 でも、
 死んでも目だけは生きている
と考えている人物にとって、
 目があるとカミサンが見えてしまう。
 また、目は犯人を知っている。
 そうすると、
 目から殺人犯がカミサンに知れ、
殺人犯とその人物の関係もわかってしまう。
 だから、目をくり抜いた。
 とんでもない発想だ」
 「おー、
 僕はそこまでは思いつかなかったな。
 僕はカミサンが生首に会いに来ると考えたんだ。
 でも、
 目を残すと目にカミサンの姿が残るから、
 予めくりぬいたのかと考えたんだぞ」
 「そうか?
 みはるにしてはよく考えたな。
 で、どっちなのかなあ」
 ケンタとみはるはまた、考え込んだ。
(続く)

第14弾レイジーブラザース「マスター流シェイクでみはる失神?2」

2009-09-30 23:34:04 | 小説
第14弾レイジーブラザース「マスター流シェイクでみはる失神?2」

 「あほ!!」
 「お付きの方、
もっとジャンジャン、バリバリねえ」
 「ジュウロウ先生、
マスター調子に乗ってますが、腰痛めないですかね」
 「カイミヤマ先生、
あれでも、マスターは毎日身体を鍛えているから
心配はいらないのう」
 「あーーーーーー、へー。
 あーあーーーあーーーー。
 やめろ!あーーーー!
 急にやめんなあ!
 あーーー。
 はーーー。
 ひーーー。
 へーー。
 はぁー...」
 「やっちゃいましたね、
マスター」
 「そうじゃのう」
 「あほ!!」
 「凄いですわ!
 3分持たなかったわね。
 あのみはるでも」
 ウメナともとこは
失神したみはるを嬉しそうに見る。
 「あれれ!あー、もうお終い?」
 マスターが残念そうに言うと、
 「木太郎!あおむ!バケツに水!
 早く」
 「えー」
 「またやるだすかあ」
 「あほ!」
 「聞こえないなら、
あんたたち、変わりになる」
 「いえ」
 「木太郎、いくだすよ」
 双子は応接室を慌てて飛び出した。
 「今度は、
 もう少し、スローリイに行きましょうね。
 お付きの方、
 いえ、シェイク先生」
 「あほ!!」
 マスターはもとことウメナの言葉を聞いて頷くと、
また、道具を一度、カイミヤマに渡すと、
変な体操を始めた。
(続く)

カミサン伝説16「あおむ編」32

2009-09-30 23:16:55 | 小説
カミサン伝説16「あおむ編」32

 「もとえさん、僕とだすなあ。
 そのー」
 あおむは顔を赤らめながら、
プロポーズしようとする。
 「はい。
 でも、私、これから身体を鍛えて、
 だす語さん、いえ、あおむさんの...」
 「おお、それだば...
 だすが、無理しちゃだめだすよ」
 「ありがとう。でも...」
 もとえはあおむに抱きついた。
(続く)

モップおとこ「しんモップおとこ」

2009-09-30 23:12:42 | 小説
モップおとこ「しんモップおとこ」

 わかりました。
 おはよう!
 よし!
 とおれ!
 ワンパターンですが、これでいきます。
 しんモップおとこ、アスデビューです。
 ホンジツはごシドウありがとうございました。
 
 おはよう!
 おはよう!
 あー?
 おはよう!
 えー?
 ヤッホー!
 あー、カえるなって!
 いかん。こんなことじゃ。
 よし!
 おはよう!
 おはよう!
 おはーよーう!
 あー、
どこかキにいりませんかあ?
 シンセツなおカタ?
 えー、チガう。
 ニセモノ?
 そ、そんな!
 オレはしんモップおとこなんだ!
 えー、
しんにはヨウがない。
 あー。
 みんな、みんな.....
 どこがキにいらないんだよ。

第11弾「楽園?31」

2009-09-30 23:03:39 | 小説
第11弾「楽園?31」

 「順調よ!」
 「問題はあそこね」
 「30人くらい強いのが残ってるねえ」
 「こっちの方が全然人数多いけどねえ」
 「でも、あいつら銃持ってるからねえ」
 「兵糧攻めよ」
 「あそこじゃ、せいぜい5日ね」
 「3日よ。あいつら怠け者だから」
 「どっちでも同じようなもんじゃない」
 「まあね」
 「いーい。
 食料を調達に来たところを、
男どもから奪った銃で一人づつ狙撃。
 多分、全員で出てこないからね」
 「そうね」
 「じゃあ、
あそこと、あそこと、あそこに配置する」
 「わかったわ」

 「情けない状態です。
 ほとんどが女どもの色気に騙されて、
殺されました。
 この砦に残っているのは、
たった27人だけです。
 食料は大体4日分、
水はほとんどありません」
 「何だと!
 女ごときにこの不始末は」
 「いえ、女だからつい油断したようで」
 「水はどうするんだ。
 雨でも降れば、
それに、食料の中にも水分がありますので、
 3日くらいはどうにかなります」
 「3日かあ」
(続く)

大地獄「一色茶」

2009-09-30 22:54:18 | 小説
大地獄「一色茶」

 「あのー、お休みのところ失礼!」
 「おおー、あんたは」
 「レッドさんですよ」
 「あれ、あんた?誰だ」
 「すいませんねえ。
新入りのみどりあおっていうんです」
 「そうかい。
 で、あんたレッドさんだったけ?」
 「いや、いろいろ名前ありまして。
今後はそういうことで、
 で、今日は一色茶さん。
 例の話し、
このみどりあおにしてやってくれませんか?
 信じないもんですから」
 「あー、
 あれねえ。
 あんたぐらいだよ。
 信じてくれたのは。
 この人は大丈夫かい?」
 「もちろん、
 ものわかりはいいほうですから、
 おい、みどりあお、
 あんたからもお願いしな」
 「へい。お願いす」
 「お願いす、か。
 面白いな。この人」
 「みどりあおでいいですよ」
 「そうか。みどりあお!
 信じなくてもいいから、
 俺も暇だからなあ、
 まあ、聞いてくれ」

セリフサービス「沈黙2」

2009-09-30 22:45:16 | 小説
セリフサービス「沈黙2」

 直哉を怒らせるかのように、
生意気な男が戻ってきた後も、
他の3人は戻って来なかった。
 生意気な男は頭を下げたまま、
時折、二人の顔をちらっと見ていた。
 龍之介は焦れったそうに直哉の顔を見ていたが、
 直哉はメニューを見たまま、黙っていた。
 
 そして、数分経過した。
 龍之介は貧乏揺すりを始めた。
 しかし、直哉は黙っている。
 生意気な男は腰が痛くなり始めたのか、
腰に手をあてだした。
 
 また、数分経過した。
 「遅すぎですねえ。
大変お待たせしていて、失礼します。
 少々お待ちください」
 生意気な男はその姿勢に我慢できなくいなったのか、
そう言って、その場を去った。
 
 龍之介はまたテーブル越しに身を乗り出して、
 直哉に訊いた。
 「遅すぎどころじゃないぞ。
 あいつら、何も出さないで追い返す気だぞ。
 それに、他に誰も入ってこないのはおかしいぞ」
 「黙ってろって。わかってるって。
この店には何かある。
 とにかく、黙り続けろ」

 すると、今度は普通の女の店員が笑顔で、
 「大変お待たせしております。
お待ちの間、これでもいかがですか」と言って、
 暖かい番茶を置いて行った。
 しかし、二人はブスっとしたまま、
何も答えなかった。
(続く)

第??弾「サルーラの蒼き仮面」71

2009-09-30 22:30:20 | 小説
第??弾「サルーラの蒼き仮面」71

 「俺を起こしたのは誰だぁ!」
 真っ黒なクジラのような巨大な身体に、
像のような長い鼻、5つの目、
小さな口の横に長い髭のある不思議な怪物が
アニーとウトーを睨んでいた。
 しかし、ウトーはあまり怖れてはいなかった。
 「ごめんね。うるさかった?
 誰もいないんで、ちょっと探しに来たんだよ」
 「そこのチビは人間か?」
 「僕はチビじゃなくて、ウトーだよ」
 「うーん、ウトーか」
 「そこの青ヅラは」
 「僕のお兄ちゃんのアニーだよ。よろしく!」
 固まっているアニーと対照的に
ウトーは親しげに話しかける。
 「チビ!
 あー、ウトー、おまえいい度胸してるな?
 俺が恐くないのか?」
 「ううん。僕、象さん好きだからね?」
 「ゾウ?なんだ?それ?」
 「知らないの?
 で、名前なんて言うの?」
 「名前か、俺はラーメンだ」
 「ラーメン?おしいそうな名前だね?」
 「ああ?おまえ、俺を食う気か?」
 「ラーメン、
 どうやってそんなに大きなの僕が食べるんだよ。
 ラーメンっていうのはねえ」
 「やめとけ、ウトー」
 「なんだ?」
 「すいません。
こいつはまだガキなんで失礼しました」
 「兄貴はしっかりしてそうだな。
 で、どうやって、こんな何もないところに来たんだ」
 「さあ?」
 「ラーメン!
 それがわからないから、
こうして探しているのさ?」
 「わからないやつらだな。
 で、おまえら腹減らないかあ?」
 「ちょっとは」
 「僕はまだまだ」
 「遠慮するなよ、
よし、おまえらいい度胸してるから、
おいしいものやろう。
でも、これ食えるかなあ」
 ラーメンはそう言うと、
でかい身体のどこかに隠していた、
殻付きのウニを鼻でとると、
 アニーとウトーの目の前にひとつづつ置いた。
 ウニはゆっくりと沈んでいく。
 「ラーメン、これ痛そうだけど」
 「ウトー、俺これ見たことあるぞ」
 アニーはウニをそっと拾うと、
トゲに気をつけながら、
殻をさっと割り、中身を一気に口で吸い上げた。
 「うめえー」
 「いたー」
 ウトーはウニを力を入れて握ったので、
手を軽く怪我してしまった。
(続く)

サクラナ外伝「帰らぬサクラナと呑気な二人」

2009-09-30 22:08:54 | 小説
サクラナ外伝「帰らぬサクラナと呑気な二人」

 「おー、もう10時過ぎただすなあ。
 寿司食べて、テレビ見ていたら、
あっという間だっただすなあ。
 だば、
 サクラナさんは
まだどこかで飲んでるだすかあ?」
 「ママ」
 「ウメナ、
風呂先に入って寝る準備をするだすよ」
 「あほ」

 あおむとウメナが風呂に入り終わると、
もう12時近くになっていた。
 「完全にサクラナさんは
ヨッパライモードに入っただすかなあ。
 タマキさんみたいだすかなあ。
 おー、あれ?
 うーん、たしか、
昔、そんなことあったような気がするだすなあ」
 あおむは少し昔のことを思い出しかけていた。
 「あほ、寝る」
 ウメナはそう言うと、
あくびをしながら自分の部屋に入ってしまった。 
 「電話してみるだすかあ」
 あおむはそう言いながら、
サクラナの携帯電話にするが、
サクラナの携帯は電源が入っておらず、
留守電にもなっていなかった。
 「タマキさんと同じだすかなあ?
 このまま、待つだすかなあ。
 先に寝るだすかなあ?」
 あおむは携帯電話に表示される時間を見ながら、
ぶつぶつ言って、何か考えていた。
(続く)
 
 
   

第?弾BADEND.C-24「もとこもとめ33」

2009-09-30 21:53:26 | 小説
第?弾BADEND.C-24「もとこもとめ33」

 「可愛いだすかあ」
 「可愛いのが一番よ」
 「だすが、
婦警さんたちは二人ともキレイだすよ」
 「ありがとう。
でも、可愛くないでしょう」
 婦警の一人があおむをからかうように言うと、
 「その制服だすからなあ」
 「だって!
この先生、可愛いだけじゃなく、面白い!」
 「じゃあ、私は?」
 もう一人の婦警があおむをからかう。
 「うーん。やっぱり、可愛いというより、
キレイだすなあ」
 「先生、可愛いのが一番なんですよ」
 やすおが横から口を出す。
 「私たちだって、
制服じゃなきゃ、結構可愛いのよ。
 なんて、ずうずうしいわね」
 婦警二人は笑う。
 「あおむ先生、
これで満足してくださいよ」
 ソウセキがそう言うと、
右手の動きが止まった。
 しかし、右手の動きが止まるとほぼ同時に
あおむはよろけ、穴の中に落ちてしまった。
(続く)

カミサン伝説18「幸福の像編108」

2009-09-30 21:43:20 | 小説
カミサン伝説18「幸福の像編108」

 「土足で入ったということはないですわよね」
 「ママ、龍之介さんをバカにしないでよ」
 「マジメさんもムキにならないで、
冷静に考えよう。
 俺はここに二人が来たのを知っているんだよ。
 二人はもう死を覚悟していて、
あそこにあるように布団を敷いて寝ようとしていたんだ。
 俺は、
どうにかマジメさんに龍之介のことが
夢だと思ってもらうよう、
兄貴に頼まれたんだ」
 「じゃあ、やっぱり、
二人は布団から消えたんですね」
 「ああ、それしか考えられない」
 「でも、龍之介さんの靴がないんです」
 「うーん。そう言われてもなあ?
 あっ?龍之介のことだから、
腹が減ったとか言って、
一人で買い物に行ったんじゃないか。
 それで、その途中で消えた。
 うん、そうだ」
 「そんなあ」
 マジメは納得できないという顔で
かおむの顔を見た。
(続く)

エレベータ「一時停止」

2009-09-30 21:32:03 | 小説
エレベータ「一時停止」

 「ずいぶん遅いなあ」
 「どうする?死体があったら」
 「本当はやったのか?」
 「まさか、
そこまで実体験のためにしないよ」
 「まあ、そうだね」
 「今3階で止まってるぞ」
 「本当だ。誰かいるの?」
 「さあ?そこまでは聞いてないよ」
 「まあ、誰か乗ってくるんだろうな」
 「もともと、6階で止まっていたんだから、
降りるはずないもんなあ」
 「そうだよな」
 「まだかよ?」
 「うん?何か思いついたのか?」
 「そうだ。
二人で死んだフリしてみようか?」
 「ああ、おもしろいね」
 

「ドア女Ⅳ」し

2009-09-30 21:20:54 | 小説
「ドア女Ⅳ」し

 ピンポーン
 ピンポーン
 「しつこいね」
 「せっかくいいところに」
 ピンポーン
 ピンポーン
 「誰だ?」
 「ちょっと賢明見てきてよ」
 「えっ?」
 「警察も外で見張ってるから大丈夫だよ」
 「あのー、さっきの話し」
 「あー、あれ、冗談」
 「えー!こんなときに」
 「じゃあ、俺見てくる」