『中小企業の底力』 中沢孝夫

2014年07月22日 21時26分28秒 | 読書
本日は2作で終了です。

「産業空洞化、低賃金、後継者不足…何かとネガティヴなイメージで語られる「中小企業」。しかし、日本には業績好調で元気な中小企業は数多い。そのように成功している中小企業の強さの源は何か?本書では、日本はもちろん、タイを中心にASEANの現地工場を多数取材。その中で、人材の育成方法、独自の技術力、労働力の質の高さ、組織のつくり方、コアの有無など、成功する会社の特徴が明らかになっていく。日本の中小企業はASEANで信頼され、現地にとてもよい影響を与えている。 」(BOOKデータベースより)

中小企業に取材した情報や他の文献をもとに構築した作品です。

私自身、最近中小企業の底時からをあちらこちらで感じている今日この頃です。
彼らは自分たちの技術に誇りを持っていて、毎日生き生きと働いている。

そーいうわけでもなく。
かれらは自分たちの技術がどれほどすごいのかわからず、売り込みも下手で毎日汗癖働いている。

ただ、その技術はすごくてもっと世界で羽ばたいてほしい。
そういうことが書いてある本というわけでもないです。

じゃあ何が書いてあるかというと、
あの中小企業は世界で活躍していて、どう世界に進出したのか。
かたや日本に残ることを選んだ会社はどう成長しているのか。

というようなことが書かれている作品ですね。

日々の生活の中で、あまり中小企業にかかわることは多くはないかもしれませんが、そこにはダイヤの原石が転がっているかもしれません。
少し目を向けてみるといいかもしれませんね。

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