『彼女の時効』 新津きよみ

2015年07月14日 20時30分17秒 | 読書
初めて紹介する作家さんです。


「夫をひき逃げで失った浅井久子。夫の命日に事故現場を訪れた彼女の前に現れたのは、交通事故がきっかけで殺された内海政子の幽霊だった。奇妙な幽霊との同居が始まり、次第にわかってきた政子の過去。久子は政子が気になっている娘探しを始めるが、2人の奇妙な接点から事件の真相が明らかに!サスペンスの名手が挑んだ社会派ミステリーの傑作が待望の文庫化。 」(BOOKデータベースより)

久子は幽霊が見える。
普通の人のように存在する幽霊たちに、普段は何もせずに通り過ぎているところ、
たまたま出会った政子の幽霊に話しかけることになった。

政子は交通事故に会い、さらに車に乗せられて首を絞められ、捨てられた。
犯人は見つかっておらず、未解決のまま時効を迎えたのだった。

一方、政子の娘の加奈子は薬剤師として働いていた。
そんな加奈子に接近してきたのが、新聞記者の矢野である。
矢野はたまたま情報提供があり、違うひき逃げ事件の犯人を知っているという電話を受けていた。
加奈子の状況を知っていた矢野は、何かわかるかもしれないと加奈子と話し、
会いに行ったのが久子だった。

その久子のもとには幽霊の政子。
久子と政子と加奈子は、偶然ながらも運命に立ち向かっていくことに。

という作品です。
○子が多くて名前がごちゃごちゃになりそうでした。笑

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