『バカの壁』 養老孟司

2014年07月22日 21時13分00秒 | 読書
ときにロングセラーものを読むことにしています。

「イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人は、なぜ互いに話が通じないのか。そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。いつの間にか私たちは様々な「壁」に囲まれている。それを知ることで気が楽になる。世界の見方が分かってくる。人生でぶつかる諸問題について、「共同体」「無意識」「身体」「個性」「脳」など、多様な角度から考えるためのヒントを提示する。 」(BOOKデータベースより)

ご存知、「バカの壁」。
バカのカバだったら回分なのに・・・という戯言はおいといて。
436万部突破、購入したものは107刷というスーパーヒット作ですね。

読んでない方は「バカの壁」とはなんぞやと思われることと思います。

バカが作った壁ではありません。
バカが感じる壁ではありません。

「結局われわれは、自分の脳に入ることしか理解できない。つまり学問が最終的に突き当たる壁は、自分の脳だ」(4頁)
なにもわかっていないのにわかっていると思い込む。
そこにバカの壁ができるのだと。

と、まあさわりの軽ーい部分を紹介しました。
読めばいろんな脳の話を聞かせてもらえます。
頭の切り口が変わる。
そういった作品でしょうかね。

ぜひ、バカの壁を突き破って、先入観なしにこの本を読んでみましょう。

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