一般人の兵役率は89% 、大統領秘書室は56%
2009年10月09日(金)リュジョンミン記者 mediatoday.co.kr
「李大統領、鄭雲燦総理大臣、ウォンセフン国家情報院長、ジョンジョンギル大統領秘書室長の共通点は、何だろうか?…」
男たちが酒席で交わし、話しても話尽くせないほどの「軍隊の話」に参加することは難しいということ。理由は、すべて兵役を免除されているからだ。
軍隊を経験しない大統領や首相、大統領秘書室長、それに国家安全保障の軸である国家情報院の首長までが、兵役免除者である。明け方警戒勤務に出た経験も上官や同期の話をすることも難しい。
9日、国会国防委員会の国政監査で、興味深いデータが出てきた。
民主党アンギュベク議員が、『4級以上の政府の高位公職者兵役義務の履行状況'を見てきた結果、軍の現役服務率が最も低い機関は、MB政府の大統領府秘書室であることが分かった。
大統領府秘書室は、現役で行ってきた者が2人に1人程度の56%にとどまった。一般の方の昨年現役判定率は89.4%に達した。大統領府秘書室の人々の直系(息子孫など)の現役服務率も74.3%で、韓国の銀行を除いては政府機関のうち、最下位を占めた。
興味深いのは、大統領府警護室は、現役服務率が100%。(やはりー)
アンギュベク議員は"大統領秘書室兵役の割合が最も低いのは、鄭雲燦首相などの兵役不正疑惑などと重なり、国民に脱力感を与えるだろう"とした。
●軍事独裁時代が懐かしいのではない。兵役時代の若きノムヒョンの写真が、この写真とダブってくる。既得権者が既得権者のための既得権者のための政治? どこかで聞いたような語呂だが、いくらジャンパーを着ておでんを食べて歩いても、根幹になる国策から、庶民のための政治は見えてこない。
…
隣の部屋からKBS朝のニュースが流れてくる。北のミサイル発射を報じている。
とみに最近のKBSは面白くない。MBの指示なのか、KBSの自己規制、もしくは過剰忠誠なのか。ギャグマン金ジェドンまで追放しようとしている。
「笑いに右も左もない」と語ったジェドンが、なぜか凛々しく見えてくる。namsang