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ノーベル平和賞受賞と米朝対話の行方ー聯合ニュース

2009年10月10日 | 朝米関係関連消息
「チェンジ」に期待しすぎてヤキモキしていた。韓半島の平和、北核問題にどのような影響を及ぼすのであろう。右寄り(?)の聯合が伝えるから,より興味が湧く。namsang
 
      
          オバマ ノーベル平和賞,北核接近法への影響は?
               
                      |記事入力2009-10-09 23:33

(ワシントン=聯合ニュース)
ソン・キホン特派員=バラク・オバマ米国大統領のノーベル平和賞受賞で、今後彼の実用外交路線にずみがつくと展望し、米行政府の北核解決法と速度にも影響を及ぼすのかが注目される。

ノルウェーノーベル委員会は9日、オバマ大統領をノーベル平和賞受賞者に選定した理由として、"核兵器のない世界のためのオバマのビジョンと努力を重視する"と明らかにした。

'核兵器がない世界のためのオバマのビジョン'は、去る4月発表したプラハ'核のない世界'構想で、▲核軍縮▲非拡散▲核エネルギーの平和的利用▲核安保などを総論的に提示された。


北朝鮮核問題はオバマ大統領にとって、イラン核問題とともに'核のない世界'実現のために必ず解決しなければならない宿題だ。 ノーベル平和賞受賞は北朝鮮の核問題を解決しなければならないという責任を、一層重くしたという側面もある。

米国言論はこの日、オバマ大統領のノーベル平和賞受賞を伝え、'核のない世界'実現のため,ミャンマー,北朝鮮に対する包容政策"と,北朝鮮など'悪の枢軸'国家との対話路線"等が高い評価を受けたと論評した。

前任のブッシュ行政府の'一方主義'外交路線とは、軌道を別にするという点でも国際社会の好評を受けたということだ。

オバマ行政府は、理念より実用的接近を重視し、敵対的な国家とも対話が必要だという路線を明らかにしている。

対北朝鮮問題でも'完全で検証可能な北朝鮮非核化'と、'北朝鮮の6者会談復帰'という大前提を土台にして, 最近北朝鮮の'柔和路線'に歩調をそろえるように、北・米対話に応じるという基調で外交的接近を強化している。

もちろんオバマ行政府は'6者会談枠組み内の両者対話' '6者会談復帰を促進する両者対話'と限定しているが。

現在の北核局面は、キム・ジョンイル北朝鮮国防委員長の'条件付き6者会談復帰'発言を契機に、北朝鮮,米対話がいつ頃開かれるのかに関心が移った。 北・米は両者対話の内容,形式,地位などで激しいつばぜり合いを行っている様相なので、北朝鮮,米対話の時点を予想することはまだ早い。

だが現時点でオバマ大統領のノーベル平和賞受賞は、北朝鮮,米対話に対する国際社会の関心を高めるものと見られる。

ノーベル平和賞まで受賞したオバマが、どんなカードで北朝鮮,米対話に臨み, 外交的手腕を発揮するのかが注目される。

ワシントン消息筋は、"北朝鮮,米対話は、両者はもちろん6者会談の他の参加国の利害まで関わっている問題なので、実務的な調整,協議が必要だとし、オバマのノーベル平和賞受賞が北朝鮮,米対話の開催時期や意味に変化を与えるものではない"と話した。

この消息筋は、"ただしノーベル平和賞受賞がオバマの外交路線に弾みをつけさせるための国際的意味が含まれているとし、北核問題に臨むオバマ行政府の意志,推進スケジュールなどに一定の影響を及ぼす"とも話した。


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