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韓国日報、検察の司法取引疑惑を単独報道

2010年01月15日 | 南域内情勢
韓国日報/15日付社会面トップ記事

"検察、郭・ヨンウク と司法取引疑惑"

"未公開情報株取引き内部捜査終結の代価は?"

2010年01月15日(金)キム・ジョンファ・リュ・ジョンミン記者( sdpress@mediatoday.co.kr)

検察が郭・ヨンウク(70)前大韓通運社長と司法取引したという疑惑が提起された。 検察が郭前社長の財産形成過程の不法疑惑を問題にしない代価として、ハン・ミョンスク前総理にわいろを渡したという陳述を確保した可能性が高いという観測が出てきていると、15日韓国日報が単独報道した。

韓国日報はこの日10面トップ記事、"ハン・ミョンスクにわいろ陳述は司法取引"、”会社のお金横領疑惑で起訴された郭前社長が100億ウォン台財産を形成する過程で、未公開情報を利用した株式取り引きで巨額を形成した事実を検察がキャッチ、なのに釈然としない理由で無嫌疑終結したことが14日明らかになった"と報道した。

韓国日報は、"この事件捜査過程を詳細に知っている監査機関関係者によれば,郭氏は2001~2005年大韓通運社長の時、会社のお金37億ウォン余りを会社職員イ某氏などいくつかの借名証券口座に入れ、その後その中の20余億ウォンを株式投資に使った。

引き続き"郭氏は特に大韓通運の親企業・東亜建設の不渡りでリスクを背負っていた2004年、会社株式を大量買いとり, 同じ年にリスク解消説後市場に出し株価が二倍近く上がった折に放出し、巨額の差益を得たと伝えた"と韓国日報は報道した。

しかし検察は郭氏を特定犯罪加重処罰法上横領と、韓前総理に対するわいろ供与疑惑でだけ起訴しただけ,未公開情報を利用した株式取り引き疑惑は内密調査段階で無嫌疑として終結し、司法取引疑惑が提起された。

韓国日報は郭氏家族に近い知人の話として"検察が郭氏を相手に政治家にお金を渡した事実を述べなければ不法財産を全額還収すると圧迫したと聞いた"と伝えた。 彼は"郭氏が検察の陳述圧迫に応じないので、家族にまで圧迫し'下手すると皆路上に放り出されることになる'と説得して,結局郭氏が口を開いたと理解する"と韓国日報側に話した。

このような疑惑に対してソウル中央地検捜査チーム関係者は"郭氏の株式取り引き関連無嫌疑処分と韓前総理捜査は全く関係がない"と釈明している。

これに対してソン・ヨンギル民主党最高委員は15日拡大幹部会議で“80億程度を横領した企業家をつかんでおいて、病気保釈で釈放し一部起訴事実を減軽するという条件で前職総理に対するわいろ陳述を無理に引き出したとすれば、深刻な検察権の乱用、政治報復的捜査だ。 これに対する真相を明らかにしなければならない”と主張した。

先立って検察は、韓前総理が郭前社長を石炭公社社長に推薦した代価として5万ドルを受けたとわいろ授受疑惑で前総理を起訴した。 これは大部分郭前社長の陳述を土台にしたわけだが,韓前総理は"金1ウォンも受けたことがない"として関連疑惑を全面否認している。


●韓国の検察は、もう権力の妾になり下がったのか。
最近は韓前総理の賄賂疑惑の報道が見られない。検察に召喚されるその日、ノムヒョン財団に集結した元参謀、支持者たちに見送られ出頭する直前、理事長室で李在禎前統一部長官(牧師)と二人きりで長い時間祈祷したという。敬虔なクリスチャン、気品あふれる韓前総理の気迫に気押されしたのか、その後報道が無かったのだが、こんなすっぱ抜き記事が出るとは…。
まずは京郷に続く韓国日報の快挙に拍手を送りたい。namsang


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