NPO法人 三千里鐵道 

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ぺりー前対北調整官、3つの忠告

2009年02月23日 | 朝米関係関連消息


ボースウォス特使任命は 'リセット' ボタン押したこと"
ペリー前 美対北政策調整官, 3つの忠告

2009年 02月 23日 (月) 18:08:22


ビルクリントン米行政府時期、対北政策調整官であったペリー前国防相は "ボースウォス対北特使を任命したことは北核交渉のリセット(reset) ボタンを押したこと"と明らかにした.

ペリー前長官は "ボースウォス大使は対北朝鮮特使としては適切な人物"と言いながら "私が北朝鮮特使である時、当面した問題はボースウォス特使が処する問題と共通点がある"とし 三つの勧告した.

彼は北核交渉において △韓国, 日本と一緒に共同戦略を樹立すること △北核放棄に対するインセンティブと核開発に対する対価を確かにすること △北朝鮮政府をありのまま見ることなどを忠告した.

特に最後の三番目の勧告に対して "金正日体制はもちろん、さまざまな変動が可能だが, 私たちは自分の願う情報ではなくありのままの情報を見なければならない"と強調した.

金正日総書記の '健康危険説', '後継ぎ説' などに対しては "健康問題は時間をかけて見なければならないこと"だと言いながらも "(金正日体制は) しばらくあるはずで, その間核脅威も増えること"と言った.










歴史にたら・ればは無い

2009年02月23日 | 東北アジアの平和

歴史に「たら・れば」は無い

2005年10月、気温3.7度の居間で香取線香が元で出火、連続殺人犯・カンホスンが結婚5日目の妻と義理の母を、保険金目当てで放火殺人した瞬間である。(22日、本人の供述を得て警察が捜査発表)

当時、2年間結婚を延ばしてきたカンが結婚届けを出して5日目、その間2つの生命保険を妻にかけての「出火」、原因不明のまま4億8千万ウオンの保険金がカンに支払われた。

そして翌2006年、最初の殺人が…、現在7件まで自供している。

保険金目当ての放火殺人を、2009年でなく初犯の2005年10月に追及していれば、その後の殺人はなかったと、遺族はやり場のない怒りをぶつけている。

当時、警察はカンが香取線香が出火原因と言ったことに、その疑惑を追及しきれなかった。さらに、現場検証からガソリンによる出火の様相がはっきりしていたにも関わらず、証拠不十分(実はカンがプラスチック容器を犯行後現場に入り処分したと自供)で放免した。明らかに初動捜査ミス!

保険会社、警察、消防等すべての機関は、疑問を持ちながら、殺人犯を見過ごした。もし、その時カンの犯罪を見抜けたなら、今回の悲劇は無かった。

竜山惨事の真相究明を求める遺族の願いを、戦闘警察で幾重にも包囲・封殺する彼らが、民生問題にはなぜにこのように杜撰なのか、理解に苦しむ。

歴史に「たら・れば」はない。が、もし10.4がそのまま続く体制であったとすれば、朝鮮半島の現状はどうなっていただろう。