6.15共同宣言実践南側委員会の代表が代わった。
白楽晴前常任代表に何か問題があってのことではもちろんない。
任期というものがあり、民主主義的手続きにのっとり後進に譲るということだ。
そして、助言者に徹する。任期中の業績を皆が惜しむことがあっても、当人は決しておごり高ぶることがない。
実は、昨年、イムジン閣で行われた10.4一周年行事に参加した折、白楽晴先生と昼食を共にする機会があった。
私は日本から来た事、三千里鉄道の仕事をしていること、学生時代に先生の本を読んで以来のファンであることなどを伝えた。
先生は、私の不十分なウリマルにもかかわらず、熱心に聞いてくださった。
きっと日本語で話したほうが意思疎通はうまくいったに違いないほど、先生の日本語は上手だったにもかかわらず。
韓国の知性を代表する方の人間性に触れた時間であった。
by maneappa
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6.15南側委員会 金相根常任代表選出
"MB 対北政策転換が先", 6.15 10周年特別事業推進
2009年 02月 17日 (火) 17:03:41 朴ヒョンボム記者 統一ニュース
'6.15共同宣言実践南側委員会'(6.15南側委)の新しい常任代表に金相根前民主平和統一首席副議長が 17日選出された。
2005年から初代常任代表を引き受けて 4年余間 6.15南側委を導いて来た白楽晴前常任代表はチグァン曹渓宗総務院長、 朴容吉統一マジ常任顧問とともに名誉代表になった。
6.15南側委はこの日午後 2時ソウル孝昌洞白凡記念館大会議室で 2009年定期共同代表会議(総会)を開いて新しい共同代表選出とともに '6.15 10周年記念特別事業' など今年事業計画を議決した。
金相根 "歴史創造ために真率に疎通しよう" 白楽晴 "2009年欲張るよりも 2010年を眺めてながら.."
これから 2年間 6.15南側委を率いることになった金相根新任常任代表は就任辞で 6.15南側委の疎通と団結を強調した。
金常任代表は "この歴史創造のために私たちの間に真率な疎通を円滑にしよう。私たちの間に隠し事があってはいけない"とし、 "政治的計算みたいなことは遠く投げてしまおう。 私たちの間に私というような場をなくそう"と言った。
彼は常任代表職を受諾したことを '巨木白楽晴'と '衝撃的情勢'を挙げ '不敵なしわざ'と比喩しながら、代表職に臨むようになった理由を説明した。
金常任代表は常任代表職を "白楽晴という巨木が立っていた席"と表現しながら "私たち 6.15南側委員会が白楽晴の高い名声を借りて6.15南側委を一層高めることができたということを認めざるを得ない"と前常任代表に対する敬意を表した。
金常任代表はまた現情勢を '衝撃的情勢'だと憂慮しながらも "それにもかかわらず私は皆さんの要請を敢えて受諾します。 南と北.、海外の元気なウリ民族を信じるから"と言った。
この日 6.15南側委のバトンを渡した白名誉代表は辞任のあいさつで "2009年に限っては欲張るよりも 6.15民族共同委員会の命脈を引き続くのが必要だと報告。2010年を眺めながらはもうちょっと大きい抱負と計画を持って準備をすることが必要だ"と助言した。
白名誉代表はさらに、 6.15南側委の '大衆性'と係わった内部葛藤に言及し、 "一方で先導的大衆闘争にあまり固執しないで、 他の一方では先導的大衆闘争に対する恐れや先入観にとても捕らわれずに必要な時はすることはし、 原則的な方向設定に対して両側が合意をしたら威力のある実践が可能だと思う"と注文したりした。
終りに "私としては南側の民間社会が韓半島問題解決に特に南北統一の過程で南側政府と北政府の両者に加えて第 3の当事者にならなければならないと主張して来た"とし "6.15南側に限定した話ではなくて南側の幅広い民間社会すべてがそうしなければならないという主張だが、 6.15南側委がもっともっと大きな役割を持ってリーダーシップを発揮するように願う"と頼んだ。
白楽晴名誉代表は常任代表職で退いて金相根新任常任代表に韓半島旗を伝達し、また金常任代表は白名誉代表に感謝牌を贈呈した。
6.15南側委 "今年の統一運動は李明博政府対北政策転換が先"
6.15 10周年記念特別事業推進 6.15南側委はこの日の総会で "今年の統一運動は李明博政府の対北政策を和解協力基調に切り替えるようにすることに優先的な努力を傾けなければならない"と述べ "6.15共同宣言と 10.4宣言を履行するための民族共同行事及び共同の事業を推進して李明博政府の対北政策転換のための活動"を展開して行く事にした。
主要事業では 6.15共同宣言発表 9周年と 10.4宣言発表 2周年をそれぞれ記念する民族共同行事と 3.1運動 90周年と 故 文益換牧師の訪北(4.2共同声明発表) 20周年を記念する行事を推進する。 今月初 め、6.15南側委は 6.15北側委との実務接触で 3.1節 90周年記念行事を共同で行うことを提案したが、北側が南北政府間の梗塞状態を理由に難色を示したため、行事をそれぞれが行うが、共同文件を採択する事にした。
北側は 6.15共同宣言 9周年行事もそれぞれで行おうという立場であることとみられ、共同行事の成功の可否は不透明だ。
しかし 6.15南側委は 6.15 9周年記念行事を共同行事で行おうという立場で今年 3月末に平壌で開かれる 6.15民族共同委共同委員長会議でこれをまた論議して決める事にした。
これと関連して、白楽晴前常任代表は "これは決して確定されたのではなくて今の状況で北で 6.15共同行事をしようと同意することは難しいということを私は理解している"と述べ、 "6.15までは四か月時間が残っているし、 3月末に新たに就任する常任代表が北側と会同することになっている。
両方で努力をして共同行事が必ずなされるよう私たちが努力するつもり"と強調した。 6.15南側委は 6.15-10.4までを '南北海外共同運動期間'と設定して 6.15記念日制定運動など多様な広報.キャンペーン事業をして行く計画だ。
特に '6.15共同宣言発表 10周年記念事業'を特別事業と決め、特別機構を構成し、今年 10月 4日(10.4宣言発表である)から 2009年 6月 15日まで年間事業で推進して行く。 これと関連して鄭インソン共同執行委員長は 6.15北側委との実務接触で "10周年事業を今年適切な時点から多様な方式で推進して行こうということで南と北が意を共にした"と言った。
これ以外に 6.15南側委が主管して傘下の農民本部が推進して来た '統一米送り' 運動も今年も推進される。
また権オホン共同代表(民家協 良心囚後援会会長)が申し入れた △対北ビラ散布 △北朝鮮人権法案制定 △韓米合同軍事訓練などの懸案に対する 6.15南側委次元の対応事業も今年事業計画に反映する事にした。
6.15南側委は李明博政府が出帆した去年、組職評価と関連して"李明博政府の対北無視政策に対してもうちょっと実質的で適切な活動を展開することができなかった惜しさがある"と評した。
また 6.15海外測位の共同事務局論難と係わって "南側委が不介入の中立的態度を取ったことは不可避であったこと"だと言いながらも "しかし南側委は今後の 6.15民族共同委の強化という次元で海外問題に対するより責任ある努力がなければならないこと"と指摘した。
6.15南側委はこの日総会で "李明博政府の対北政策転換を促す" と題した特別決議文も採択した。
6.15南側委は特別決議文でまず "韓半島でどんな軍事的緊張造成行為もあってはいけない"とし "南北政府は 6.15共同宣言と 10.4宣言を尊重し実践しながら韓半島平和と統一の道を歩かねばならない"と南北政府に促した。
特に南側に対して △6.15-10.4宣言尊重 △'ビラ'撒布中断, '北朝鮮人権法' 制定中断, 対北先制攻撃型軍事訓練中断など対決志向的対北政策中断 △人道的支援再開 △10.4宣言の '西海平和定着方案' 移行 △民間交流活性化などを要求した。
一方, 6.15北側委安キョンホ委員長は退任した白楽晴前常任代表に "同志的立場を持って相互理解しているのに, (常任代表を) やめるとはさびしい。 もう一度お目にかかって情を交わしたいから願う時期に平壌を訪問してくれたらどうだろう"と言ったと鄭インソン共同執行委員長が伝えた。
北側はまた去年 6.15民族統一大会での '市民社会団体代表集団退場' 事態で訪北を許可しなかった白スンホン民主弁護士会共同代表等にも "虚心坦懐に話そう"と招請意思を伝えた。
この日総会では共同執行委員長の中で韓国進歩連帯の韓チュンモッ自主平和統一委員長の代わりにチョン・デヒョン政策委員長、6.15南側委全北本部パン・ヨンスン執行委員長の代わりに慶南本部ファン・チョルハ執行委員長にがそれぞれ交替した。