NPO法人 三千里鐵道 

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金ヨナ、氷上のクイーンに!

2009年02月08日 | 管理人のつぶやき
左がショート、右がロング時の衣装


圧倒的な勝利、一ヶ月後の世界選手権に弾みになった。バンクーバーに届けと、真夜中の実況中継を見ながら拍手を送った。真央も頑張った。ソウルの逆だ。一勝一敗! 次はどんなドラマが待っているのだろう。

ゆんどひょんーちぇどんの告白

2009年02月08日 | 管理人のつぶやき

ゆんどひょん、KBSホールでの最後のコンサートー322回目の「ラブレター」会場に、今は有名ギャグマンにブレーク中の金ちぇどんが駆け付けた。
挨拶の中でちぇどんは「自分が無名時代、それでもKBSから振り込まれる給料で何とか生活していた。後でわかったことだが、ユン兄が自分の名前で振り込むと気兼ねするだろうと、毎月KBSの名前で振り込んでくれていた。もう一つ、この顔だし、貧乏なんで持てるわけがない。クリスマスイブの晩、ひとりの俺にユン兄は新婚間もない自宅に俺を誘ってくれた。…KBSを降ろされても、これからはユン兄が思いっきり歌えるスタジオをつくってあげる。今度はおれが恩返しする番だ!」と、すぎし日々の出来事を明かした。

韓国の政情を見るにつけ、母国に対する失望ばかり感じる昨今だが、こんな話に触れるとまた誇らしくなる。また、民心を信じたい気持と、未来への希望も湧いてくる。

もうひとつ紹介する。芸能界の寄付王・金ちゃんふんにMBが国民栄誉賞か何かを
授与しようとし、授与式に招待した。ところが我らがちゃんふん、もっと立派な方が大勢いるので辞退します、と欠席した。フアンは喝采を送った。自分たちの気持ちを代弁してくれたと…。
その後、ちゃんふん、舞台で倒れた。事故か、疲労からかは分からないが、おびただしい数のメールと見舞いが…。

朝鮮半島の平和と統一、民のささやかな幸せを願う民心は、地下水脈となり今滔々と流れていると信じたい。

ゆんどひょん、この名前を記憶しよう

2009年02月08日 | NPO三千里鐵道ニュース

昨日名古屋西駅のある喫茶店で、今年初めの事務局会議を開いた。
出席者は、都、姜、韓、鄭、南、磯貝、近藤事務所の林さんの計7名だ。
議題は、開城へのスタディーツアー、6.15記念イベントなどについて。ツアーについては、南と北に早急に企画書を提出、打診した上で最終判断を、6・15記念イベントについては「南北首脳会談への道」の著者林東源氏を招へい、出版記念を兼ねたイベントを名古屋で開催しよう話し合われた。

会議中、僕らを取り巻く情勢についても話が及んだ。ツアーの件もあり、韓国の現状が厳しい局面を迎えていること等が話された。昨年からMBは、蝋燭デモへの報復、各種悪法の強行採決、北との対立を推し進めていると…。その中で聞き覚えのある名前が出た。ゆんどひょん! 何をしている、どんな人なのかも思い浮かばなかったので、今朝ネットで調べてみた。

昨年春のBSE騒動、ソウルの空を染めた蝋燭の灯が僕の中に甦る。

4月のある日、ソウル清渓川広場に4万人の蝋燭が集結した、一部が終わり2部文化公演は夜の9時から始まった。そこにKBSで歌番組「ラブレター」で人気絶頂の歌手ゆんどひょんがYB(バンド名)と一緒に登壇した。熱狂する参加者、揺れる灯の海…。そしてユンの声が広がる。
「怒られるんじゃないかと迷っていましたが、10代の皆さんが頑張っている姿を見て、あまりにも恥ずかしくなり来ました」「6年前に結成、皆さんに愛されて今日まできました。…誰かに何を言われようが、僕も自分の考えを思いっきり話しながら生きていきたい」、と持ち歌を熱唱した。
彼の歌声は10代だけでなく、その日参加した20代、30代をも熱狂させた。
この日、金ちゃんふんも出演した(ギャラを賃貸アパート代と生活費だけ残し、全て慈善団体に寄付している。国民的歌手)。ある出演者は、「今日急にここに来たくなった。僕は今日歌手ではなく一市民として、皆さんと一緒にいたい。僕の家族、ちんぐ、隣人と一緒にいたいので来ました。」

以上のカキコは10代の学生、終わった後深夜バスに乗って自宅に帰り、それでも興奮が冷めやらずネットを検索し、さらに投稿して明け方3時に寝たとある。
最後に投稿者は「MBに訴える、いや警告する。国民に勝てる政府は無い。独善と傲慢を捨て、民心を謙虚に受け入れてください。国民の目を曇らす欺瞞と裏切りを繰り返せば、いつかは国民が政府を捨てる時がくるでしょう」と閉めていた。

昨年末、ゆんどひょんは6年続いた番組から降ろされた。進歩的と評判の他のいくつかの番組と共に。MBの軍門に下った公営放送が、御用放送の醜態をされけ出した瞬間でもある。
ネットに322回めの最後の番組の一部が動画で流されている。
すがすがしい表情で挨拶するユンに、会場からは時ならぬ蝋燭が点り「ゆんどひょん、ゆんどひょん!」のラブコールが鳴り響いていた。思わず僕の胸も熱くなる。

皆さん、ゆんどひょんの名前を記憶しましょう。