散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

カナリヤの歌碑(不忍池畔)

2012-05-26 06:38:14 | Weblog
    

 「うたをわすれたかなりやは ざうげのふねにぎんのかい つきよのうみにうかべれば わ

すれたうたをおもひだす」と彫られてる、西条八十の歌碑です。これは4番の歌詞ですね。最

初から順に、歌を忘れたカナリヤは「後ろの山に」捨てましょか、次は「背戸の小藪に」埋け

ましょか、次は「柳の鞭で」ぶちましょか と続き、いえいえそれは可愛そう となって象牙

の舟に銀の櫂 月夜の海に浮かべれば 忘れた歌を思い出す で救われます。   

 昭和35年(1960)にサトウ・ハチロウさんら西条八十会によって建てられたもので

す。不忍池の畔にひっそりと、子どもたちに優しい心を訴えています。 

     

 池の端の弁天堂の改修工事は、まだ続いているようです。いつの間にか「かき氷屋さん」が

出店する季節になりました。