散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

上野大仏(上野公園)

2012-05-23 06:34:23 | Weblog
    

 最初は寛永8年、越後村上藩主堀直寄が戦死者の慰霊のため建立しました。しかし正保4年

の地震、天保12年の火災、安政2年の地震で被災しその都度補修再建しましたが、大正12

年の関東大震災で4度目の崩壊、改修されないで寛永寺で管理されていましたが、胴体部分は

戦時中に供出となり、昭和47年に顔だけが元の場所に戻りました。  

      

 このような災難を乗り越えた大仏は、現在は顔だけ残す様子が「これ以上落ちない」という

ことから「合格祈願」として親しまれています。合格祈願の絵馬が増えすぎてしまい一部をは

ずさなくてはならないほどの人気とうことです。昭和42年には関東大震災50周年を迎え、

大仏再建を願って、上野観光教会がパコダを建立したのです。