橋本左内坐像
荒川ふるさと文化館(南千住6丁目)の前にあります。この套堂(さやどう)は昭和8年
(1933)に橋本左内の墓を保護するために造られた建造物です。鉄筋コンクリート造で、
規模は方一間で(柱間1.9m)宝形造の屋根で、伝統的な建築の意匠と近代的工法との折衷を
図った近代仏教建築です。もとは小塚原回向院境内入口にありましたが、平成18年、套堂の
み荒川区に寄贈され、同21年ここに復元されたものです。
橋本左内は越前福井藩の典医の家に生まれ、幕末に活躍した中心人物の一人で、安政の大獄
で吉田松陰などと小塚原の刑場の露と消えました。享年26.若いですね。