彫刻の一部
舎人氷川神社の創建は不詳ですが、天正2年(1572)に再建され、明治5年に村社に指定され
ました。大正元年に近在の無格社である天祖神社、稲荷神社、明神社などを合祀しています。境内社
として弁財天社、多賀神社、八幡社があります。
現在の社殿は天保7年に建てられたもので、その特徴は社殿一面に施された彫刻美です。舎人は江
戸時代赤山街道の宿場として栄えたところで、「ごぼう市」に代表される市場としてにぎわったとこ
ろです。文化・経済的な背景が、すぐれた彫刻を持った社殿につながったものではないかと言われて
います。