さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

妻の一泊二日、小旅行が終わって。

2011-08-23 02:04:52 | Weblog


といっても、妻が宿泊したのは豪華温泉旅館ではなくって、故郷の近くに暮らす娘さんのアパートでした。旅行から帰った妻は、ちょっとは気分転換になったかな。ほんの一晩、妻がいないだけで、陸はあんまり元気がなかった。そう、妻だとけっこうおやつがもらえるからね。そんなわけで、妻が帰ると陸はとってもうれしそう。いつものことだけど、食事時は妻の横から離れません。また、みんなが揃っての食事が始まって、めでたしめでたし。ところで、倉敷駅は、ホテルや専門店が入っていたビルが閉鎖されて、そのうちに解体されるという。これも、倉敷チボリ公園が3年前に閉園したからですね。で、次はイトーヨーカドーがアウトレットモールを作るらしい。どうなるんでしょね。新しさばかりで、人は本当に集まるのかなあ。その倉敷名物むらすずめです。粒あんを、ぽこぽこと穴の開いたクレープのようなもので包んだ和菓子なんだけど、これが素朴でおいしい。この穴ポコがある皮がいいんですね。いくら新しいものができたって、古くからある良きものには敵わないんですよ。お子さまから、若者はもちろん、おじいさんやおばあさんにも愛されるものを。チボリ公園って若者受けだったんでしょ。たぶん、新しいアウトレットモールもそうなるかも。手作り和菓子の、むらすずめに学べばいいのに。

涼しいけれど、スイカがおいしい。

2011-08-22 01:53:54 | Weblog


なんだか急に涼しくなりましたねえ。おかげで、エアコンの冷房も必要なし。なによりも節電になって、申し分なし。さすがにこの涼しさで、陸のハーハーゼーゼーがなくって過ごしやすいようです。で、食後のデザートはスイカでした。我が家ではスイカを買ったことがない。きらいってわけじゃないけど、あの大きさを見ると、2人じゃね。かといって、スライスを買うのもなんだか。子どもの頃は、よくスイカを食べたものです。ど~んとしたまるまる1個をぬのっきれに包んで紐を付け、井戸の中へドボンと落として冷やすのです。数時間冷やしたら、井戸から引き上げて、ぱか~んと包丁で切る。私たち家族は7人だったから、十分に平らげることができた。縁側に座って、スイカをほおばりながら庭に種を飛ばす。その種が何日か経って、芽を出したり、なんてこともあった。懐かしい昔の思い出です。昔は大家族で豪快だった。さて、デザートのスイカはもちろんいただき物。お隣さんが田舎でスイカをもらってきた。お隣さんも夫婦2人きりなので、私たちや親しいご近所に配ったそうな。私たちがいただいたのは4分の1。でもこんなにいっぱい。なんとか、ふたりで食べきったが満腹です。最近、スーパーでもスイカを皮を外してカットしてあるけど、この方が食べやすいよね。がぶっとした豪快さはないけど。でも、子供たちや若い人は、皮つきを豪快にシャクッといってほしい。若者らしく、ね。

せんべい、40年前と変わっていた。

2011-08-20 01:29:36 | Weblog


先日、三重県の菓子メーカー、マスヤのおにぎりせんべいをブログで紹介しました。ブログで書きながら、いまいち釈然としないものが私の脳裏にあった。どうも、記憶の中のせんべいの輝きが、今のと違うのだ。昔のせんべいが、もっと輝いていた。で、私は懐かしさのあまり、ひとりでこっそりせんべいを食べていたのだが、妻にせんべいを差し出し、「このせんべい、昔からこんなのだっけ?」と聞いてみた。妻はボリボリと食べながら「前はもっと、醤油でてかてかしていたよ」という。そうだった。おにぎりせんべいは、手でつまむと醤油でベタつきそうな感触だった。いわゆる、醤油せんべいのような感じだったのだ。で、今のおにぎりせんべいは、ちょっと揚げせんべいのようになっている。袋を開けて取り出したとき、ほんの少し違和感があったが、食べるとほぼ昔の味だった。その違和感というのが、せんべいの表面に塗られた醤油のてりだったのだ。妻は頭の中にある昔の画像を、ほぼ正確に覚えているもんだと感心した。そうか、おにぎりせんべいも、時代と共に変わってしまったんだ。残念だが、しょうがない。これも時代の流れ。今度マスヤで、てりのあるおにぎりせんべいが復刻したら、また買ってみようかな。

光星学院は、ベンチの10人が大阪出身。

2011-08-19 17:30:48 | Weblog
甲子園の高校野球で、青森の光星学院が決勝に進出しました。で、ちょっと驚いたのは、光星学院のベンチメンバー18人のうち、なんと10人が大阪出身だそうです。かれらは大阪の少年野球チームの出身で、いわば特待生ということで光星学院に進学して野球部に入ったんでしょうね。青森県の人は、光星学院が地元の高校だなんて思わないでしょう。高校野球って、こんなことばかりがエスカレートするんですよね。だから、私は私立高校を応援したくない訳なんです。

たとえば、今は楽天イーグルスで活躍している田中将大投手は、兵庫県の伊丹市出身です。なのに、高校は遙か北の駒澤大学苫小牧高校で、甲子園でも活躍したことは誰でもご存知でしょう。日本ハムファイターズのダルビッシュ投手も、大阪府羽曳野市出身です。彼は50以上の高校からスカウトがあって、環境面を理由に東北高校に入学して、彼も甲子園で活躍しました。有望選手を全国から集めて、チームを強くして甲子園に出場すると、もちろんのこと有名になります。有名になれば、生徒が集まります。少子化の今日、生徒を集めるための広告塔はなくてはならない存在です。生徒が集まれば、そのうちに特進コースでも作って、有名大学に数人でも合格できれば、また生徒は集まります。ま、私立高校の生き残りにしょうがないのだけれど、生徒自身の中になにか気持ちを歪めてしまうものがあるような気がします、よ。

全国各地の高校で、野球留学ばかりがエスカレートしたんじゃ、本来の教育はおろそかになることでしょう。ただでさえも、高校生の教育レベルの低下があると言われています。しょうがなく高校に行って、授業も受けずに街をブラブラしたり、友達の家を巡ってはゲームに興じて遊んでばかり。野球がエスカレートすれば、どこかでなにかを疎かにする生徒がいます。また、そんな高校生が何の目的も、学力もなくって、お金を払うだけで大学に進学できてしまう。そして、大学は出たけれど、ってことになってしまいますよ。高校が生み出す光の、その影で、限りない闇に落ち込んでしまう生徒もいるかもしれませんよ。特待生で高校に行って、ケガで野球ができなくなったら、どうするのかねえ、その高校は。

もう少しだ、がんばれ~。

2011-08-19 02:29:32 | Weblog


何を頑張るかって。それは、暑さに耐えてくれ~、ということなんですね。なのに、がんばれって、なにか変なような。つまり、頑張ってこの暑さを耐えてくれ、ということ。キズは浅いぞ、かんばれ。に、似ているような。ま、とにかく、励ましってことですか。さて、何がというと、陸が相変わらずハーハーぜーぜーと息が荒い。だから、この暑さも、もう少しで終わる。だから、頑張って、耐えてくれ~。今日の奈良は、夕方前にパラパラッと雨が降った。道路は濡れたが、直ぐに乾いて、却ってむしむしした。深夜もさっき、バサバサッと雨が降った。しかし、少しも空気が変わらない。でも、よ~く、耳をすましてみると、チッチッチッと、明らかに蝉とは違う虫の音が聞こえる。気配は秋なんですよ。明日から天気が崩れるという。そろそろ、秋の風が入るのかなあ。涼しくなるといいなあ。

マスヤのおにぎりせんべい、今もおいしい。

2011-08-18 00:57:46 | Weblog


最近、スーパーでマスヤのおにぎりせんべいがよく目につく。スーパー側が急に品揃えしたわけでもなく、常時並んでいるのだが、私の興味が最近おやつというか、かつて食べたことのある菓子類に注意の目が向いているのだ。で、とうとう買ってしまった、マスヤのおにぎりせんべい。内容量は62グラムで、89円である。手に取ったとき、こんなに軽かったっけ、とびっくり。で、家で袋を開けてみると、こんなに少なかったっけ。数えてみると、13枚しかなかった。さっそくばりっとかじる。あ~、昔のおいしさがそのまま残っている。ちょっと甘さのある醤油味。べっとりしていないのがいい。そういえば、ぼんち揚げ(関東では歌舞伎揚げと呼ぶ)もこんな醤油味だったような。おにぎりせんべいって、私が高校生くらいの時に、売り出されたんだと思う。万博の時にはあったから。マスヤって、三重県の伊勢に会社がある。かの有名な赤福の関連会社でもあるらしい。でも、マスヤのおにぎりせんべいって、東京にいたときは全くお目にかかったことがなかったから。などと思いにふけりながら食べていると、あっという間になくなってしまった。62グラムで13枚は、少ないなあ。ところで、ミクシーには、おにぎりせんべいのコミュがあるんですよ。関東でも売っているところを必死に探している人はいるんだ。おにぎりせんべい、永遠なれ。

桃も、これが最後。

2011-08-17 01:47:20 | Weblog


岡山から届いた桃も。これが最後となりました。当然、スライスしていただき、ある時は桃をジューサーにかけてドリンクにする。これがまた、おいしい。で、妻は今回は、同じ食べ方じゃ飽きるでしょ、ということで、初めてコンポートにしてくれました。そのコンポートを葛切りでさらに固めて、冷蔵庫から出す冷え冷えでいただく。我が家のオリジナルスイーツは、なかなかのおいしさです。あっ、そういえば、シャーベットを食べてなかったっけ。それは、来年の楽しみに取っておきましょう。もう来年の夏までもぎたての桃は食べられません。旬というのは、潔くっていいですね。まさか、桃をハウス栽培にして、一年中食べられるようにとか、バカなことはしないでほしい。よく、夏にハウス栽培のみかんを売っているけど、私は決して食べたいとは思わない。だから、桃はこの季節だけでいいんです。あっ、枇杷、食べなかった。ま、しょうがない。

○○大学付属高校が、多くなった甲子園。

2011-08-16 14:53:14 | Weblog
今日の試合でベスト8がすべて決まるほど、大会も佳境に入ってきました。私としては、習志野がんばれ、能代商業がんばれ、なんですが。この2つは公立というか、県立ではなく市立なんですね。私ははっきり言って、公立びいきです。ところで、今年の甲子園49代表の中で、県立市立など公立の高校は15校でした。去年は16校だから、ほんの少し、私立高校が強くなったのでしょうか。で、出場校名をつらつらと見ていると、健大高崎、東大阪大柏原など、大学の名前が付いた高校が9もあるんですね。今残っているのは、東洋大学姫路高校だけのようです。あれっ、作新学院も確か作新学院大学があったような。関西って、関西大学の関西じゃないですよね。関西学院大学の関西でしょうか。ま、なんにしろ、高校の名前に大学名をくっつけるところが多くなりました。京都の平安高校だって、かつてはそのままの平安高校だったのに、いつのまにか龍谷大平安高校になっている。明らかに、龍谷大学の宣伝ですね。平安高校に進学すると、そのまま龍谷大学に上がれるから、平安に龍谷大をくっつけたと考えられます。

甲子園っていうのは、出場高校の宣伝の場所だったのが、いつの間にか大学の宣伝の場になっている。我が高校に入学すれば、この高校名にくっついている大学によほどのことがなければ進学できますよ、という宣伝ですね。私立高校って、今やどこの高校も特進コースというのを用意して、有名大学の合格者数を争っています。つまり、甲子園に出場して高校を有名にして生徒を集め、次は特進コースを作ってお勉強のできる生徒を集めていい大学に進学させる。すると、週刊誌なんかが、有名大学合格者の出身高校ベスト20なんかで、高校名をランキングで発表する。もう、そこの高校名が載っちゃえば、あとは次々と生徒が集まるだけです。そんなわけで、有名大学合格の上位高校はほとんど私立高校ばかりです。でも、その高校で、特進コースの生徒と、そうでない生徒とは仲間意識は生まれるのでしょうか。クラブ活動で友達ができたりするのでしょうか。それとも、特進コースはひたすら毎日勉強勉強で、クラブ活動をする時間の余裕もないかもしれません。その高校すべてが、特進コースなら問題ないんですが、一部だけが特進コースなら人間が歪むかも。野球を始めスポーツする生徒と、勉強ばかりする生徒と、どちらにも属さない生徒がいる、そんな高校って本当にいい友達ができるのかなあ。何十年後の同窓会なんて、他のコースの生徒を知らなかったら集まれないんじゃないかなあ。だから、偏った私立高校って、好きにはなれないのです。

待っても待っても、なかなか来ない、お盆のお寺さん。

2011-08-16 02:41:55 | Weblog


昨日、父のマンションでのことです。お盆となれば、檀家である父宅にお寺のお坊さんがお経をあげに来るのは恒例のこと。その3日前にも、お寺に納めるものがあって、日や時間帯を確認したばかりです。納めるものって、そんなものはお金に決まっています。で、昨日の午後にお越しになるということで待っておりました。去年は午後2時だったから、今年もそれくらいかなあ、と。でもまあ、1時くらいから私たちは準備して、と。父は結構、野球が好きなんです。時間つぶしとばかり、高校野球を見ています。日大三と開星の試合が始まりました。開星って、末代までの恥と、有名なコメントを残したあの監督が率いる高校ですよね。こりゃ~注目。そんな高校には、勝って欲しくない。途中で日大三はひっくり返されますが、またひっくり返して、逃げ切りました。良かった良かった。おいおい、もう4時を廻って居るではないか。妻は思い立って、お寺に電話をした。まずはお待ちくださいということだった。しばらくしてお寺から電話があり、思わぬことがあり、到着は6時くらいになるという話だった。そうか、お坊さんは我が家のことを忘れていたんだ。あと1時間30分は時間がある。妻は用事に出かけた。父と私はまた無言でテレビを見る。今度は、巨人と広島戦。これもほどなく、巨人の勝利で試合は終了した。妻は5時半に戻ってきた。今度は、ボウリング。Pリーグというのだそうな、私は初めて見たが、父は以前から番組を知っていたみたい。ボウリングが終わって、午後6時やっとお坊さんが来た。急いで仏壇の前に座り、さっそくお経を唱える。3分くらいで、南無阿弥陀仏の繰り返しに入る。もう終わりだ。妻がお茶、菓子、そしてお金の包みを慌てて用意する。で、お坊さんは、お茶も飲まず、渡すものだけ受け取って、慌ただしく帰っていった。あれま、今年は時にあっけない。ま、しょうがないのか。おかげで、普段はめったと見ない野球やボウリングを見ることができました。

陸前高田の松、成田山新勝寺、五山送り火。

2011-08-15 16:42:07 | Weblog
なんとなんと、成田山新勝寺では9月25日の「おたき上げ」で、祈願成就のための護摩木と一緒に、陸前高田市の松の木が震災で犠牲になった人たちの供養のために、焚かれることになりました。ここで、京都が拒否したセシウム検出問題です。新勝寺の方では、松の皮を削って使うのでセシウムは問題ないと考えている、ということです。良かったですね。

そう考えると、京都は放射性セシウムが検出されたとして拒否しました。松の皮を削って使えば問題はなかったはずですね。どうして京都は、松の木の皮を削ろうとしなかったのか。そもそも、五山の送り火に、よそものの松の薪など、使いたくはなかったのでしょう。それを、放射能が心配だとか、京都の人は難癖を付けて、排除しようとした。それを非難囂々のため渋々受け入れると言った。改めて薪を検査するとセシウムが基準値以上だったので、これ幸いと最終的に拒否した。京都の人は、ほっと胸をなで下ろしたことでしょう。これいじょう、よそ者には荒らされたくないし、とやかく言われる筋合いはないですからね。

でも、成田山新勝寺では、快くすんなりと受け入れた。この差が、京都との明らかな違いなんですよ。京都の人は、プライドが高いのですから。瀬戸内寂聴さんが、京都の恥と言っていましたが、これはちょっと違うと思いますね。私だって、どうして京都五山の送り火に、どうして陸前高田の松をもってこなきゃならないのか。その理由が分かりませんでしたから。ま、とにかく、明日は京都五山の送り火です。皆さんはどんな思いで送り火を見ることでしょうか。京都のプライドが情念となって燃えさかります。