さんでんじです。

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陸前高田の松、成田山新勝寺、五山送り火。

2011-08-15 16:42:07 | Weblog
なんとなんと、成田山新勝寺では9月25日の「おたき上げ」で、祈願成就のための護摩木と一緒に、陸前高田市の松の木が震災で犠牲になった人たちの供養のために、焚かれることになりました。ここで、京都が拒否したセシウム検出問題です。新勝寺の方では、松の皮を削って使うのでセシウムは問題ないと考えている、ということです。良かったですね。

そう考えると、京都は放射性セシウムが検出されたとして拒否しました。松の皮を削って使えば問題はなかったはずですね。どうして京都は、松の木の皮を削ろうとしなかったのか。そもそも、五山の送り火に、よそものの松の薪など、使いたくはなかったのでしょう。それを、放射能が心配だとか、京都の人は難癖を付けて、排除しようとした。それを非難囂々のため渋々受け入れると言った。改めて薪を検査するとセシウムが基準値以上だったので、これ幸いと最終的に拒否した。京都の人は、ほっと胸をなで下ろしたことでしょう。これいじょう、よそ者には荒らされたくないし、とやかく言われる筋合いはないですからね。

でも、成田山新勝寺では、快くすんなりと受け入れた。この差が、京都との明らかな違いなんですよ。京都の人は、プライドが高いのですから。瀬戸内寂聴さんが、京都の恥と言っていましたが、これはちょっと違うと思いますね。私だって、どうして京都五山の送り火に、どうして陸前高田の松をもってこなきゃならないのか。その理由が分かりませんでしたから。ま、とにかく、明日は京都五山の送り火です。皆さんはどんな思いで送り火を見ることでしょうか。京都のプライドが情念となって燃えさかります。

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