さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

○○大学付属高校が、多くなった甲子園。

2011-08-16 14:53:14 | Weblog
今日の試合でベスト8がすべて決まるほど、大会も佳境に入ってきました。私としては、習志野がんばれ、能代商業がんばれ、なんですが。この2つは公立というか、県立ではなく市立なんですね。私ははっきり言って、公立びいきです。ところで、今年の甲子園49代表の中で、県立市立など公立の高校は15校でした。去年は16校だから、ほんの少し、私立高校が強くなったのでしょうか。で、出場校名をつらつらと見ていると、健大高崎、東大阪大柏原など、大学の名前が付いた高校が9もあるんですね。今残っているのは、東洋大学姫路高校だけのようです。あれっ、作新学院も確か作新学院大学があったような。関西って、関西大学の関西じゃないですよね。関西学院大学の関西でしょうか。ま、なんにしろ、高校の名前に大学名をくっつけるところが多くなりました。京都の平安高校だって、かつてはそのままの平安高校だったのに、いつのまにか龍谷大平安高校になっている。明らかに、龍谷大学の宣伝ですね。平安高校に進学すると、そのまま龍谷大学に上がれるから、平安に龍谷大をくっつけたと考えられます。

甲子園っていうのは、出場高校の宣伝の場所だったのが、いつの間にか大学の宣伝の場になっている。我が高校に入学すれば、この高校名にくっついている大学によほどのことがなければ進学できますよ、という宣伝ですね。私立高校って、今やどこの高校も特進コースというのを用意して、有名大学の合格者数を争っています。つまり、甲子園に出場して高校を有名にして生徒を集め、次は特進コースを作ってお勉強のできる生徒を集めていい大学に進学させる。すると、週刊誌なんかが、有名大学合格者の出身高校ベスト20なんかで、高校名をランキングで発表する。もう、そこの高校名が載っちゃえば、あとは次々と生徒が集まるだけです。そんなわけで、有名大学合格の上位高校はほとんど私立高校ばかりです。でも、その高校で、特進コースの生徒と、そうでない生徒とは仲間意識は生まれるのでしょうか。クラブ活動で友達ができたりするのでしょうか。それとも、特進コースはひたすら毎日勉強勉強で、クラブ活動をする時間の余裕もないかもしれません。その高校すべてが、特進コースなら問題ないんですが、一部だけが特進コースなら人間が歪むかも。野球を始めスポーツする生徒と、勉強ばかりする生徒と、どちらにも属さない生徒がいる、そんな高校って本当にいい友達ができるのかなあ。何十年後の同窓会なんて、他のコースの生徒を知らなかったら集まれないんじゃないかなあ。だから、偏った私立高校って、好きにはなれないのです。

待っても待っても、なかなか来ない、お盆のお寺さん。

2011-08-16 02:41:55 | Weblog


昨日、父のマンションでのことです。お盆となれば、檀家である父宅にお寺のお坊さんがお経をあげに来るのは恒例のこと。その3日前にも、お寺に納めるものがあって、日や時間帯を確認したばかりです。納めるものって、そんなものはお金に決まっています。で、昨日の午後にお越しになるということで待っておりました。去年は午後2時だったから、今年もそれくらいかなあ、と。でもまあ、1時くらいから私たちは準備して、と。父は結構、野球が好きなんです。時間つぶしとばかり、高校野球を見ています。日大三と開星の試合が始まりました。開星って、末代までの恥と、有名なコメントを残したあの監督が率いる高校ですよね。こりゃ~注目。そんな高校には、勝って欲しくない。途中で日大三はひっくり返されますが、またひっくり返して、逃げ切りました。良かった良かった。おいおい、もう4時を廻って居るではないか。妻は思い立って、お寺に電話をした。まずはお待ちくださいということだった。しばらくしてお寺から電話があり、思わぬことがあり、到着は6時くらいになるという話だった。そうか、お坊さんは我が家のことを忘れていたんだ。あと1時間30分は時間がある。妻は用事に出かけた。父と私はまた無言でテレビを見る。今度は、巨人と広島戦。これもほどなく、巨人の勝利で試合は終了した。妻は5時半に戻ってきた。今度は、ボウリング。Pリーグというのだそうな、私は初めて見たが、父は以前から番組を知っていたみたい。ボウリングが終わって、午後6時やっとお坊さんが来た。急いで仏壇の前に座り、さっそくお経を唱える。3分くらいで、南無阿弥陀仏の繰り返しに入る。もう終わりだ。妻がお茶、菓子、そしてお金の包みを慌てて用意する。で、お坊さんは、お茶も飲まず、渡すものだけ受け取って、慌ただしく帰っていった。あれま、今年は時にあっけない。ま、しょうがないのか。おかげで、普段はめったと見ない野球やボウリングを見ることができました。