さんでんじです。

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せんべい、40年前と変わっていた。

2011-08-20 01:29:36 | Weblog


先日、三重県の菓子メーカー、マスヤのおにぎりせんべいをブログで紹介しました。ブログで書きながら、いまいち釈然としないものが私の脳裏にあった。どうも、記憶の中のせんべいの輝きが、今のと違うのだ。昔のせんべいが、もっと輝いていた。で、私は懐かしさのあまり、ひとりでこっそりせんべいを食べていたのだが、妻にせんべいを差し出し、「このせんべい、昔からこんなのだっけ?」と聞いてみた。妻はボリボリと食べながら「前はもっと、醤油でてかてかしていたよ」という。そうだった。おにぎりせんべいは、手でつまむと醤油でベタつきそうな感触だった。いわゆる、醤油せんべいのような感じだったのだ。で、今のおにぎりせんべいは、ちょっと揚げせんべいのようになっている。袋を開けて取り出したとき、ほんの少し違和感があったが、食べるとほぼ昔の味だった。その違和感というのが、せんべいの表面に塗られた醤油のてりだったのだ。妻は頭の中にある昔の画像を、ほぼ正確に覚えているもんだと感心した。そうか、おにぎりせんべいも、時代と共に変わってしまったんだ。残念だが、しょうがない。これも時代の流れ。今度マスヤで、てりのあるおにぎりせんべいが復刻したら、また買ってみようかな。

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