さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

ハッピーフライト、面白かった。

2011-02-06 15:37:36 | Weblog
昨日の夜、テレビで「ハッピーフライト」という邦画をやっていた。全然、期待はしていなかったんだけれど、妻がおもしろいらしいよ、ということで一緒に見ることにした。ちょっと前に、テレビで放映していた「レッドクリフパート2」のしょうもなさに、ちょっとガックリしていたから、お口直しにお手並み拝見。

飛行機が飛び立って、トラブルで引き返すというシンプルなお話なんだけど、その飛行機の操縦、機体整備、発券、管制にまつわる様々なエピソードが盛り込まれていて、お腹がいっぱいというくらい満足度の高い映画であった。いあ~、面白かった。どのシーンも緻密に計算されて次につないでいる。さすがに、やっぱり映画ですね。派手なアクションや、戦闘や爆破シーンがなくても、演技や小道具で十分に観客を引き込むことができますよね。

振り返って思うけれど、ハッピーフライトって、大いなる全日空の企業広告なのかもしれない。これを日本航空がやっていたら、今日に至る経営破綻なんか起きなかったのしれない、と思うのは私だけでしょうか。ハッピーフライトを見て面白かったために、日本航空ではなく全日空を選んだ人がいても不思議はないから。

そういえば、バラエティー番組で、やたらと食品メーカーの商品や、レストランテチェーンの商品が登場する番組、多くなりましたね。放送局も予算がないから、番組内で商品をピーアールするからスポンサーになってね、というのがあるのかもしれない。これって、大いなるやらせであって、広告にしか過ぎないような感じ。

で、ちょっとつぶやき。C1000タケダってドリンクがあったんだけど、いつのまにかハウスに変わっている。あのプラッシーが子どもの頃は好きだったんだけど、ハウスが売り出すとカレー味に思えてくる。東京の渋谷に、ハチ公ソースという、こだわりのソースが今もあるらしい。一度は試してみたかった。奈良県1区選出衆院議員の馬淵ちゃんはおべんちゃら質疑をしていると、きっこさんが失望していた。奈良県民の私だって、そう思う。次は投票しないから。きっこのブログは鋭い。


大相撲の中止だなんて、お年寄りの楽しみを奪うな。

2011-02-06 02:30:07 | Weblog
テレビや新聞、雑誌で大相撲の八百長問題が大騒ぎですよね。おっと、雑誌はまだ発売されていないのか。ここぞとばかり、そんなマスコミは大騒ぎです。なんで、マスコミが騒ぐのか。テレビは視聴率のアップを狙ってのことですよね。新聞は、派手に書き立てて、購読部数のアップを狙うためです。やがて、雑誌もスキャンダラスに取材して、発行部数アップを目論むことでしょう。こっちの方が茶番ですよね。

ちなみに、大相撲の八百長疑惑について、東京都の石原慎太郎知事は4日の定例会見で、「今さら大騒ぎするのは片腹痛い。私の知っているかぎり相撲はそういうもの。昔から当たり前のこととしてあった」と持論を展開したという。私は八百長とはいいません。あくまでも手心です。そりゃ、星の貸し借りだってあるでしょう。そんなもの、ずーっと前からあったことではありませんか。それをいまさら大騒ぎして、はては大相撲の中止にまで追い込んで。何の得があるというのですか。

これは、マスコミの視聴率稼ぎです。新聞や雑誌の販売アップだけです。たとえば、プロレスを八百長だなんて、騒ぐ人はいませんよね。あれは、あくまでもショーなんですから。でも、時々、本気モードになって楽しませてくれる。そんなものです。だから、大阪場所の中止なんぞ、もってのほか。大相撲を楽しみにしているお年寄りの楽しみを奪うのですか。まったく、日本の国民もお馬鹿です。八百長じゃなく、手心はずーっと前からあったはず。ショーとして楽しく相撲を見ましょうよ。

だって考えてご覧なさい。あんな高い土俵から転落したら、大ケガをしますよ。ほら、ほとんど勝負が決まりそうになると、優勢側はすーっと力を抜くでしょう。それは、土俵から落とさないためですよ。もし、みんなが、ムキになってガチンコ勝負をしたら、けが人続出でしょうね。そうか、だったら、土俵の高さを下げればいいんだ。ケガをしないように、土俵を高くしないで、審判と同じ位置にする。そうすれば、ケガを恐れず、多少は本気が出せるんじゃないかな。だから、高い、危なっかしい土俵を低くすればいい。なにより、中止は止めましょう。お年寄りの楽しみを奪いますから。だって、90歳になる私の父は、毎場所を楽しみにしているんですから。大相撲は、手心があっていいんです。星の貸し借りがあってもいいんです。楽しく、面白い取り組みさえあればいい。だって、昭和50年代に富士桜と麒麟児の好取組がありました。いつもいつも、あんな激しい取り組みが偶然行われたと思いますか。ある程度、こういうあたり方で行く、という暗黙の了解があったと思われます。大相撲は盛り上がればいいのです。勝負が面白ければ、人を引きつけます。その点は、プロレスと似ているでしょう。なによりも、みんなが大ケガをしないためにも、ある程度の手心は必要ですよね。

ついこの前にアジアカップのサッカーがありましたが、試合は反則だらけです。サッカーは手を使っちゃいけません。でも、みんな相手のユニフォームを引っ張っている。相手の足を目掛けて、タックルをしている。そりゃ、ケガも多いでしょ。だから、みんなのケガがないように、大相撲の土俵を下げませんか。