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劇場映画を撮るのは、これが最後だ!との話らしいのだが、きっとまた撮りたくなるに決まってますよ。ちょっとの間の休養ってことにいたしましょう。このタッチが見られなくなるのは、惜しいです。
地方の悲しさで、この公開の後に、「マジック・マイク」が来たもんで、「これが最後・・・」という感慨は若干薄らいでしまいました。気分的には、そんな感じでの鑑賞となりました。
サイド・エフェクト・・・・。直訳すれば副作用となるのでしょうが、一つの事項が、いろいろなことに影響を与え、様々な波紋を広げていくということに。薬による副作用と言うことだけではなく、いろんなことが、いろんなことに影響を与え、思わぬ広がりを見せて、人智ではおよばぬ結果を引き出してしまうことになる。そんなことを思います。
インサイダー取引で捕まってしまった夫、刑期を終えてシャバに帰ってきた。妻は鬱を患い、せっかく帰ってきた夫と新生活を歩みだせないでいた。そこで試したのが新薬。病気は劇的に改善。物事に積極的に取り組めるようになった矢先、無意識な状態で、妻は夫を刺してしまう。
夫は死亡。妻は故殺?過失あり?それとも罪は問えない?クスリのせいだとしたら、それを処方した医者にも責任が?事件はいったいどう結末をつけるのか・・・・・。
と言うことでうまい展開ですねえ。自信満々で怖いものなしの勝ち組な精神科医が、一つの事件の影響で、どんどんと人生が狂わされていきます。そんなはずじゃない、これは想定外、何かが作用して、思わぬ方向に進んでいるとしか思えない副作用です。
内容は詳しく言えませんので、見ていただくことにして、大事なのは周到さと、粘り強さ。人間にとって大事なもんですが、そうまでしてまで欲望を満たしたい!!!と思うのが人間なんでしょうか。あわれで、本当に悲しくなる。でも、それが人間?とんでもないこと(たぶんに犯罪)をできるのが人間ですが、それは強さじゃなく、弱さ。
そして、弱いはずの人間に大胆なことをさせるのは、ゆがんだ愛。それもまた人間と言うことで、人間の面白さと弱さと怖ろしさがにじみ出た作品でございました。
やっぱこれでやめるのは惜しいです。復活を待っております、監督。
◎◎◎◎
「サイド・エフェクト」
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 ジュード・ロウ ルーニー・マーラ キャサリン・ゼタ=ジョーンズ チャニング・ テイタム
地方の悲しさで、この公開の後に、「マジック・マイク」が来たもんで、「これが最後・・・」という感慨は若干薄らいでしまいました。気分的には、そんな感じでの鑑賞となりました。
サイド・エフェクト・・・・。直訳すれば副作用となるのでしょうが、一つの事項が、いろいろなことに影響を与え、様々な波紋を広げていくということに。薬による副作用と言うことだけではなく、いろんなことが、いろんなことに影響を与え、思わぬ広がりを見せて、人智ではおよばぬ結果を引き出してしまうことになる。そんなことを思います。
インサイダー取引で捕まってしまった夫、刑期を終えてシャバに帰ってきた。妻は鬱を患い、せっかく帰ってきた夫と新生活を歩みだせないでいた。そこで試したのが新薬。病気は劇的に改善。物事に積極的に取り組めるようになった矢先、無意識な状態で、妻は夫を刺してしまう。
夫は死亡。妻は故殺?過失あり?それとも罪は問えない?クスリのせいだとしたら、それを処方した医者にも責任が?事件はいったいどう結末をつけるのか・・・・・。
と言うことでうまい展開ですねえ。自信満々で怖いものなしの勝ち組な精神科医が、一つの事件の影響で、どんどんと人生が狂わされていきます。そんなはずじゃない、これは想定外、何かが作用して、思わぬ方向に進んでいるとしか思えない副作用です。
内容は詳しく言えませんので、見ていただくことにして、大事なのは周到さと、粘り強さ。人間にとって大事なもんですが、そうまでしてまで欲望を満たしたい!!!と思うのが人間なんでしょうか。あわれで、本当に悲しくなる。でも、それが人間?とんでもないこと(たぶんに犯罪)をできるのが人間ですが、それは強さじゃなく、弱さ。
そして、弱いはずの人間に大胆なことをさせるのは、ゆがんだ愛。それもまた人間と言うことで、人間の面白さと弱さと怖ろしさがにじみ出た作品でございました。
やっぱこれでやめるのは惜しいです。復活を待っております、監督。
◎◎◎◎
「サイド・エフェクト」
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 ジュード・ロウ ルーニー・マーラ キャサリン・ゼタ=ジョーンズ チャニング・ テイタム
日本では11月に新作『恋するリベラーチェ』が劇場公開されますが、これは米国のテレビドラマ。ソダーバーグは映画にしようと何年も努力したけど映画会社に相手にされなくて、やっと引き受けてくれたのがテレビ局だったとか。
作りたいものを作るためには、映画メディアにこだわらないということなのでしょう。
だと、テレビで見たいかも。
創作意欲はいくらでも湧いて出そうですな。
映画では気にならなかったんですが、チャニング・テイタムが船上パーティーに行く時、蝶ネクタイをしているんですね。
ボーイか、男性ストリッパーにしか見えん。
順番的に、こっちを先に見たんで、ぎりぎりストリッパーに見えなかったのが、よかったです。
ホストかな。。。。
真相とオチも素直に面白かったです
私は誰が殺されるのか知らなかったもんで、
チャニングかー!と衝撃を受けたんですが(笑)
死に際も、正装も、囚人服姿もみれたんで、
個人的には眼福でした(笑)
また役者の方々の演技が、説得力あったと思います。
チャニング!もうちょっと活躍ってか、いっぱい出てほしかったところですが、ゲストの扱いと言うことで。
ソダーバーグは、チャニング使うの多いですね。