愛読者の皆さん、こんにちは。
遺言書の作成の相談を受けているOさん及びそのご家族2人(長女、長男)と週末に打ち合わせを行いました。
ちなみに、遺言書を作成しようと考えたきっかけは13年前のOさんの夫の相続まで遡ります。Oさんの夫の遺産は二束三文にしかならないと思われた山林のみ。それでも、Oさんは、自分が相続したうえで処分をしたかったようですが、Oさんには夫の相続よりも前に亡くなった二男がいたので、夫の相続人は、長女、長男、二男の子供(Oさんにとっては孫)2人となり、そのうえ孫2人はいずれも未成年だったので、相続するうえで協力を求める相手は二男の元妻(二男は亡くなる前に離婚していました)という、前途多難を予想させるような状況にありました。
そのときは私がOさんから依頼を受けて、二男の元妻に連絡を取ったわけですが、案の定、協力を拒否されて、その話は終わりとなったのです。その話から13年が経過し、突然Oさんから遺言書の作成の相談を受けたわけです。前振りが長くなりましたが、ここからが本題です。
遺言書の作成を進めるに当たって、Oさんは高齢であることから私の説明が正確に伝わらなかったこともあって、私はOさんに長女と長男を交えて話がしたいと注文を付けました。13年前頓挫したOさんの夫の相続の件も考慮しながら今回の打ち合わせをする必要もあったからです。
ただ、残念なことに長女の日程の調整が難しく、1回目はOさんと長男とだけ打ち合わせをすることになったのですが、長女には長男から「私の説明」が伝わったこともあって、懸念したとおり3人各自の理解度に差があり、何となく私が説明することに一貫性が無いような印象を持たれてしまったことから、これは拙いと思い、今度は3人と話をする機会を設けてもらったわけです。
結果は期待したとおり、3人、少なくとも長女と長男の認識は一致したようで、納得していただいたうえで今後の手続を進めていくことになりました。これで一安心ですが、説明する内容が複雑な場合は、肝となる人を出来る限り多く交えたうえでのほうが良いのだと改めて感じましたね。
では、ブログの愛読者である皆さんもそうでない皆さんも、今日が昨日よりも幸せな1日となりますように
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