司法書士佐季papaの毎日が一期一会

■■最近は気まぐれですが、日常の業務等を通じて実際に感じたことや,プライベートでの出来事についてお伝えしています■■

3月30日の猫研相談内容のご紹介(信用保証協会との付き合い方)

2019年04月03日 | 無料相談

愛読者の皆さん、おはようございます。

最初の相談者は東京都国分寺市在住のHさん(男性:会社経営)です。お父さんが経営していた会社(工務店)を20年以上も前に継いだのですが、その時点で既に赤字経営だったこともあって、銀行からの借入金はほどなく東京信用保証協会に代位弁済され、その後はずっと少しずつ返済を続けてきたそうです。

毎月の支払金額は少ないのでこのまま続けることは可能なのですが、当然のことながら元金(約4400万円)は減るとは言っても少しずつしか減りませんし(信用保証協会の場合は遅延損害金よりも先に元金に充てられます)、一方の遅延損害金(約1億6400万円)は見る見るうちに嵩んでいくのですから、段々と支払うことに対するモチベーションは下がっていきます。このまま一生続けなくてはならないのかと思うとなおさらでしょう。

そんな状況でのご相談でした。そこで、私と猫次郎さん(同席してもらいました)が今後の対策として提案したのは3つです。

1つ目は、このまま返済を続けて、亡くなったら相続人は相続放棄する。ただし、事前に株式を手放すこと。

2つ目は、新しく起業した会社の経営は順調なので、赤字会社の信用保証協会の債務の元金を引き受ける。ただし、真水注入、遅延損害金は免除を条件とする。

3つ目は、会社と個人と自己破産をする。ただし、事前に株式を手放すこと。

もちろん、株式を手放すのには理由があります。

さて、Hさんは今後どうするでしょうか?

では、皆さんにとって今日が昨日よりも幸せな一日となりますように

参考になった方もそうでない方も、

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 その他生活ブログ 借金・借金苦へにほんブログ村

を押してくださいますか。

ちなみに、

 債務整理(個人再生/ 自己破産/任意整理/過払い金請求/その他の手法)や登記全般に関する電話相談や手続の依頼を希望される方は、

http://www.sakipapa.net 記載の電話番号(047~)までお願いします。 

事業再生を必要としている方は猫研(http://www.nekojiro.net/)までどうぞ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする