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世界が行詰っている訳ではない。男性社会が行詰っているのです。

2015-07-08 | 社会問題
この2,000年の間、世界中で最大の問題、最重要課題とは、男女問題であり男性社会の矛盾である。

なぜなら、宗教観のトラブルは、ここぞとばかりの聖戦であり、

資本主義や社会主義の混乱も、意地と勘違いが繰り広げる競争社会の聖域だからです。

それでもまだ、男性社会を続けたいのなら、99%の確率で歴史が繰り返され、破滅への階段を昇るのは必然だ。

破滅への道が避けられないのならば、新しい道を歩き始める事が破滅を遠ざける唯一の道となる。


女性が悪いのか、男性が悪いのかはひとまず置いといて、

颯爽と現代に蘇る救世主伝説は女性がカギを握っているのではなかろうか。


なぜ、戦争、闘争、暴力、がこうもやすやすに続くのかは簡単だ。
支配好きな男性社会がそれを望んでいるからである。他の理由は言い訳だ。

実際、敵がいない我々人類に於いて男性本能の社会体制では、男性独自の主張のいざこざが続くのは当然で、安全で安心に暮らせるようにするはずが、いつからか女性にとって男性が危険な存在になってしまい、まして働かない怠け者のオスに必要性も魅力も感じられずに、存在自体に価値が薄くなっている。

現実に見回しても解るように、男性は何かしら常に戦っている。
敵を見いだせなければ女性とまで戦おうとする。その通りです。男は戦いが終わると生きられない生命体なのです。

核兵器から頭が離れず、軍事は文明の進化だと言い、家族を省り見ずに金儲けに魂を売り渡し、半永久的に支配を正義だと主張するように、

大きな社会、世界統一に相応しい優れたリーダーシップを発揮するのは男性だけの能力ではちょっと無理である事は、下剋上や仁義なき戦いが証明しているのです。


考えてみてほしい。

グローバル化が進む現代において男性社会である必要がどこにあるのかを。

そして男性の活躍する場が本当に支配体制の中にしか存在しえないのかを。

世界が幸福になることに手を貸さないのはどう言う訳なのかを。


世界中の優れたリーダーは気づいています。世界には改革が必要だと。そしてその日は目前であると。

世界が行詰っている訳ではありません。まして世界が破滅する訳でもありません。
ただ、男性社会に憤りを感じているだけなのです。




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