さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

中川氏、首相に苦言。

2007年02月12日 10時48分14秒 | ほろ酔い日記
新聞によると、幹事長が官邸のふがいなさに思わず口出し。
だ、そうだ。
幹事長が、支持率低下の原因を分析した上で、
「法案の取り扱いを決めるのは国会だ、政府は立場をわきまえて」
「官邸スタッフは経験不足、未熟だ」
「遠慮なく、リーダーシップをどんどん発揮して欲しい」

それに答えて首相。
「分かりました、そうします」

お~~~い。なんじゃこれ。
「わかりました」おまけに「そうします」は無いだろ。
復党問題の時の
「お帰りなさい」
に、匹敵しますわ。
坊ちゃん、しっかりしてくれ。
幹事長を任命したのは総裁じゃないのかい。
先生と生徒かい。
操り人形かい。
少し、幹事長も首相を軽くみすぎだろ。

今までも、カイフさんやハタさんなど指南役に
お伺いを立てる。
あったのですよ、あったけども、こんな、あからさまに
表には出なかったでしょ。
陰で言う、噂話としては聞こえて来る。
それを言っちゃいけない、暗黙の了解ってのがありました。

カゲで言うのはともかく、表面化しちゃうってのは・・・・。
表に出ちゃえば低下傾向に歯止めなんてかかる訳は無い。
むしろ低下推進、逆効果でしょ。
幹事長も総理も周りもワキが思いっきり甘すぎる。

リーダーがコレだもの。
こんなんじゃ、外交交渉なんて出来るわけは無い。
表も裏も一緒くたじゃ、誰も信用しないでしょ。
怖くて秘密の話はしない。
六カ国協議の日本の立場をここから類推できる。
薄ら寒くなってきちゃいますわ。


総理総裁にはある種の畏敬の念があったという。
今じゃ、友達感覚。
いくら何でも、こりゃマズイのではないか。

記者が思いきって書いたのか。
タブーに挑戦したのか、フライングか。
私の中ではショックな記事ではありました。