さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

「中原中也詩集」 大岡昇平編  弥生書房

2007年02月10日 12時31分40秒 | ほろ酔い日記
月夜の晩に、ボタンが一つ
波打ち際に、落ちていた


裏表紙に「談奈」と記してあった。
青春だった。
若かったのだ。
青い時代だった。

今、読み返して・・・・
今でも、その世界が好きなのだ。

ちょっと、キマリが悪いけど。

自己評価。

2007年02月10日 12時17分50秒 | ほろ酔い日記
噺の出来の事なのです。
自分じゃ「今日は良かった」
そう、思っても客の反応はイマイチだったり。
「酷でぇなぁ」
そんな時はバカ受けだったり。

客に受けるけど、やっていて面白くない噺。
好きなんだけど、もうひとつの噺。
昨日と同じ噺なんだけど反応が著しく違う場合もある。
コンスタントに出来ない私のせいか?

まぁ、客も、演者も体調もあるし、気分もあるし。
高座と客席がピタッとハマルなんて事は
そうそう有るるものじゃありませんが。
これが、ごくタマです、本当に年に一回有るかどうか?
そういう日が有るから芸人はやめられない。

勿論、笑いの量だけで測って居る訳じゃありません。
空気がいい具合に張っているんです。
うまく言えないのが歯がゆいのでありますが・・・・。

己だけの絶対評価は無理といえば無理なのかしら。

アオイ事、言ってますね。
そう突っ込まれても・・・・・
本当の事だから仕方がないか。