獅子文六。

入院中は重いモノは読めない。
ま、普段から読めない、けど。
で、獅子文六という実に昭和な本を。
「ちんちん電車」
「七時間半」
「悦っちゃん」
抗がん剤でうつらうつら状態で読む。

外国人レスラー最強列伝 門間忠雄

いいですねえ。
僕らが憧れたレスラー。
テーズにゴッチにブラッシー。
おおらかに春の柔らかな午後のような
タッチで文章を綴っていらっしゃる。
このスタンスが好きなのだわ。

「スクープ」 中村竜太郎

例の「シャブ＆飛鳥」
週刊文春の記者の取材メモですわ。
政治の世界などでは
記者はみんな知ってるけど書かない、
そんな事を思い出したのだ。

大活字・用例 漢字常用辞典

大きな活字が有り難い。
辞書辞典ってのは無駄がない、
いさぎいいや。
着飾るものはもう飽きた。

「ゴッホは欺く」 ジェフリー・アーチャー

安定の作家ですね。
お手頃ちゅうか。
ハズレが無いちゅうか。
器用だしサービス精神あるし、
お気楽に読めるのが、
私にとっては有り難い作家さんです。
って、ほめ言葉なんだよ、ホント。

O・ヘンリ短編集 大久保康雄訳

全く巧いんですよね。
お約束のようで一捻り。
その加減が絶妙なんです。
嫌味が無いんですわ。
安心して身を任す事が出来る有難さ。

私だけが知っている金言笑言名語録 高田文夫

わっはっは。
いいですねこの軽さ。
リズムカルで押し引きの加減が絶妙で。
あ～、真似したいけど、
難し過ぎる。

「小さん芸語録」 柳家小里ん・石井徹也

その高座姿を思い出すのだ。
芸の分析より懐かしさが先に立つ。
弟子の愛を感じるわ。
品の良い一冊。

「志ん生のいる風景」 矢野誠一

どうしてもね、
志ん生とくると手にとってしまうのです。
どうにか間に合った世代の私、
もちろん全盛期は知らない。
かすかな記憶の摺合せ。

「李白と杜甫」 野末陳平

枕もとに置いて少しずつ読んでいる。
しっくり頭に沁みこんでくる。
そんな歳になったのだなぁとしみじみ。

深川安楽亭。

再再読ぐらいか？
じんわり来るんですわ。

及び腰？

↓こんなのが２ちゃんに載っていた。
ついつい、歌ってしまった俺(笑)
自分じゃ上手く作れなかったので
くやしいから載せてみました。

♫野球賭博をやったかい
紳士らしくて巨人軍
燃える瞳でグランドを
じっと見てたよ闇組織
福田と笠原、松本も
オーオーマイボーイ
さわやかなさわやかな野球賭博

お楽しみはこれからだ。 和田誠

「悩みの無いやつは人を悩ませる」

ヒャと笑って、オヤ？
っと、マジになる。

「自来也忍法帳」 山田風太郎

図書館ぶらぶらしてたらね、
そんなお年寄りのおおい事。
そりゃ、どうでもいいが。
ふっと、この本と目が合ったのよね。
縁ですね。
ってんで今日借りてきた。
だから読んでない・・・・のに書くのか俺。

快進撃。

波に乗る、
てのはこのことかロイヤルズ。
「素人顔負けの野球が見られます」から、
「当日の天気は晴れ時々紙ふぶき」まで、
ミラクルメッツの再現なるか！
って、古いわね。