エリカ様。

要するになんだ、
みんなで食い物にしよう、
って、事だ。
暗黙の諒解って、ツーカーの大人の世界。
喰われてナンボてなもんですが。
♪煽り煽られ～
って、夢芝居ですわね。
ショービジネスの基本中の基本。
お約束の空騒ぎであります。
その世界の事をその世界の人が映画に
その事が真実の・・・。
わかりません。
真実って、おい、青臭すぎますですので。

柱の角に足の小指をブツケタ。

がくっとそこに膝まずいた。
テーブルの角にもヒザかしらが当たった。
しかも、素面で。
ひょっとしたらアタルかな、
てな、先を読む感情に思いを馳せる気力もなかった。
夢遊病者の如くさまよい歩く。
小指が腫れている。
確認の為にウイをソーダで割ってガブガブするしか
手はないだろの感覚だけはある。
投げ加減の精神状態ではあるのだ。
小指の爪は剥がれ加減。
上下左右に綺麗に動く爪。

肉からの自由を求めてどこへ飛んでいくのだ
オレの足の小指の爪。
自由に羽ばたかせようではないか。
其の爪の行く末を良き事が多いようにオラは祈るのだ。
大きな世界に鳶立ち、僕らの知らない世界を見聞してもらいたい・
オレのことなど忘れてくれ。
もう爪は自由なのだ。
見聞を広めて・・・・・己が違うと感じたら、
また他の世界へと旅をツズケルが良いのだ。
空を飛べ、地にもぐれ、宇宙やらとのあんちゃん達とも
活発な議論を戦わせてくれ。
きみの長い旅を、何時帰るかわからん修業の日々を
オラはウイのタンサン割りでもちびちび飲りながら
出ない結果をのんびり待つ事にしようではないか。
それぞれの旅に完敗。
なのである。

暑い。

この時期、この陽気なのに、
袷の着物を持っていってしまった。
こりゃ失敗。
額に汗をかいてしまった。
嫌だね一所懸命演ってるみたいで。
熱くさらっと、
難しいもんだわ。

プシューの一杯目の旨さにまさるものは・・・。
であるのだ。

市民感情。

こいつは、やっかいですわ。

雨に煙る町並み。
珈琲より緑茶がしっくりくる。
細めの花梨等が美味いのです。

某スポーツ新聞。
エリカ様がホームページで一方的に離婚宣言。
やはり、様をつけるか。
で、たった六行としてあった。
三行半なのだから六行とは多すぎる、
てな事思い浮かべるオレも新聞のおちょくりと一緒だわ。

ぬる燗。

寿司屋でぬる燗。
なんというか絶妙な具合でしたわ。
さすが商売、プロ。
てな仕事に魅せられましたわ。
ふわぁっとした時間を過ごした。
喉越しの柔らかさが心地よい
であるからしてお約束の呑みすぎに、
完璧なマンネリなのである。
帰宅後のウィ、ストレートが余分でありました。
酒飲みってのは意地の汚いものです。
程を知る、
ま、生涯わからないのでしょうなぁ。
己のイビキにビックリして目覚める、
アホじゃ。

ハナミズキ。

王子は紀州神社前の通りに
ハナミズキの並木がある。
って、限定しすぎか。
綺麗に咲いている。
白っぽいクリーム色（え～とバニラ色か）
薄いピンクっぽい花の色。
全く語彙が少ないなオレ。
控え目に咲いている。
鋭角さなど少しも見せずに
ほんわりと咲いている。
あまりジロジロ見ないで下さい
てな雰囲気を漂わせている。
そんな佇まいを眺める。
桜の後の楽しみのひとつである。
だから、ではあるのだが。

ぎゃは。

「腐りきった自民党の総裁になったって話にならない」
と、マスゾエ氏。
なんちゅう手の平返し。
後足で思いっきり砂かけちゃってます。
じゃあ、あんたは、
てな突っ込み満載の言ではありますが。
もう少し言い様があるのだろうと思いますがねぇ。
笑顔で握手、テーブルの下では足の蹴り合い。
この方が面白いと思うのは俺だけでしょうか。
直截すぎてチカラが抜けますわ。

で、いつになったらダウンを洗濯屋に出せるのだ。

「男の作法」 池波正太郎

冷たい雨の降る午後にゃ
ぴったりの一冊である。
気を入れずにダラダラ読んでいる。

新党。

心頭滅却・・・・まんまだ、つまらん。
与党を割って出る、
なら迫力あるけど、ですわ。
「かわら版」の演芸情報並に新党一覧でも
つくって貰わなければ覚えきれないわ。
覚えたからって、どうする、でありますが。

扇子を持たずに高座に上がってしまった。
気がついた途端。
脇の下からタラァ～と冷や汗が。
冷や汗ってぐらいです、
本当に冷たい汗。
扇子をつかわない噺、噺と
頭の中はフル回転、
久し振りにあせりました。
迂闊であった。
楽屋の馬鹿っ話に夢中で・・・。
言い訳にもならない。
手前の呆けを認識しなくては、
って、暫しの反省。

原宿竹下通り。

ひょんな事で通りかかった。
目がキラキラした若者達(古い言い回しか)で
ぎっちりフルハウス。
彼等の発する熱気に、
我等年寄りは脅える。
ふと耳にした会話。
「人ばっかりだなココ」
「たまげた、お祭りだなこら」
思わず微笑んだ。
素朴さをそこに見た。
まだまだ日本も大丈夫だ、
少し安心した。

栄光と挫折。

サッチャーのそれを数々の証言をもとに
検証した番組を見た。
議会にうごめく人々の底意地の悪さ、
権力闘争の凄まじさ、人知を超えた展開。
久々に見ごたえのある番組でありましたわ。
言葉尻、揚げ足取りとは一線を画す、
ま、はなからそんな料簡などは微塵も無い
のであるが。
メディアの力の差を見せ付けられたのでありますわ。
って、感心馬鹿になってるオラ。

エドウィン・バレロ。
拘置所内での自殺には軽いショック。

喰う。

気持ちよく、美味しそうに食べる。
口の中でとけますね、
ふわぁ～と味が広がりますね、
出汁の加減が、
なんて、無駄口などはたたかない。
少しの笑みを浮かべながら良いテンポで
食物が口の中へ。
舌鼓を打つってヤツですわ。
見ているコッチもホンワカな気分になってくる。
ものを喰うってのは実に難しいものでありますわ。

近頃はべちゃぐちゃ、ぴちゃびちゃ、小汚く、
って人が増えつつあるような気がするのだ。
口の中に放り込んだまま喋る。
百年の恋もサメル、
人格まで疑う、
薄ら馬鹿にみえる、
育ちがわかる。
・・・・そんなに悪く言う事ぁ、ありませんがね。

丼をかっこむ、
てのとは違うのですわ。

ま、人様の事は言えない俺。
噛むスピード、リズム感まるで無しなのだ。
他人から見りゃ、
ぐずぐず喰いやがって、
不味そうに喰うんじゃねえ、
てなものであろうが、
で、あります。

四十数年ぶりの雪の中

鳩山首相主催の「桜を見る会」、
新宿御苑まで行ってきましたよ。
朝八時半。
ミゾレまじり。
風は横殴り。
道はシャーベット状態。
しかも着物で。
雪駄は無理だからノメリの下駄で。
冬のコートにマフラー、手袋、毛糸の帽子。
花見の決死隊だね、
って、怪しすぎるこの姿。
・・・実にオツな会で、
って、オツかい。

オバサンだけが元気でありました。
首相が回ってくると、
「きゃ～、鳩山さ～ん、頑張って～」
「可愛いぃぃ～鳩ちゃ～ん」
とうとう最後には
「ポッポ、ぽっぽ、こっち向いてぇ～～～」

活力ある日本を構築するには、
ひとえにオバサンに頼るしかないのかも知れない。のだ。

写真、アップしようとしたが
やり方が分からない。
そのうち勉強して出直すとしよう・・・。

背番号４２。

初の黒人メジャー選手、
ジャッキー・ロビンソンを記念して
この日は選手全員が背番号４２をつけてプレーする。
好きなんですよねこういうの、
歴史を共有する、
先駆者、フロンティア精神に敬意と尊敬をこめて。
ま、黒人リーグの事は少しないがしろ。
僕等にゃ窺い知れない根深さがあるのでしょうが。
あくまでも前向き。
過去をぐじぐじ言うより未来を、
ですわ。
このあたりに解決の鍵がありそうですが、
って、また、らしすぎる事言っちゃってますわ俺。

夜中に腹が。

ごそごそ起き出して
ゼンザイ+アイスクリーム。
どうも酒の後はこのパターン。
俯瞰でみるとかなり醜悪な図ではあります。
肴をしっかり、
わかっちゃいるけど、
なんですわ。
身体に悪いぞこりゃ。
我慢というものが無いのか俺。
本能のまま、ってのも少々決まりの悪いこってありますわ。