縁起を担ぐ。

ま、ゲン担ぎですわ。
体育会系で育ったので、
18から楽屋で育った(あまり育たなかったけど)ので？

髭はアゴから剃る。
足袋は左足から。
帯を締めたら右の腰をポーンと軽く叩く。
手の平に三回、人という字を。
お茶を出されたら、ありがとう、を。
無意識にやっているのだ。
しないと何処か落ち着かない。
う～ん、儀式って程のもんじゃ無いが、
習い性ですかね。
誰しもが何等かのクセがある。
ゲンを担ぐとクセ。
違う気もしているのだが、
今日は上天気だから、まっ、いいか。

指。

ピシッと石を打つ。
その指のしなり。
全く持って美しい。
碁打ちとは巧く言ってますな。
所作が決まって気持ち良い。
所謂カタチ、
所詮カタチ。
心はかたちを求めかたちは心をすすめる。
あれ、ちがったか？
ま、すべてに優先とは言わないが、
そこそこのカタチの良さは
もっていてもらいたいのであります。
って、自分に言ってるんですね結局。

風邪治らず。

温かいモノ喰って
ガッと汗かいて、
一晩ぐっすり寝れば風邪は治る！
てのは若い頃、でありました(嗚呼)。

治ったようで治って無い、
微熱の様で微熱で無い、
それは何かと尋ねたらベンベン。
ほーらね治って無いでしょ。

明日の大須の打ち上げの為(打ち上げかい！)、
今日は浅草から直帰。
温かいモノ喰って
ガッと汗かいて・・・。
おーい、アラクマさんかい。
よわったオッサンだこと。

「おめざ」

優雅な響きですわね「おめざ」
軽く甘いもの。
だよね普通。
今朝のおめざはカレーパン。
確かに目覚めた、はっきり目覚めた。
けどニュアンス的に少し違うかな、
そう感じている朝十時五十一分。

ヤンキース田中。

大型契約。
へそ曲がりなオラは井川の一件が
頭をよぎる。
こんな所でよぎらなくてイイのにね。
二ケタやっとの勝ち星だったら
イニング稼げなかったら？
ハードル高いですわよね。
ハナからスーパースター並の成績を、
ですものねえ。

活躍してもらいたいわ、
くたばれヤンキースなオラとしても、
ではあるのだ。

距離。

袖から高座までの距離である。
広小路は近い。
六歩半もあれば楽勝余裕。
短すぎて噺に入る覚悟が出来ない(笑)
大ホールは長すぎる。
何を演るのか忘れる・・嘘。
途中で顔が素に戻るダレる。

寄席が丁度良い寸法。
身体に沁みついているのが怖い。
もう分かれて三十年もたつのにね。
之を世間では未練というのか。
年寄りの昔自慢？
なんでしょうかしらん。

爺の噺家が集まると
前座の頃の話ばかりになる。
爺だからしょうがねえだろ！
と、居直りつつ。

どうもなんだ。

元旦からこっち、
ず～と、酔っている様な気がしている。
二日酔いさえも感じない日々。
多分気のせいだ、
そう強く自分に言い聞かせている。
さ、通常のほろ酔い生活に戻ろう。
って、何処が通常なんだか。

身体に優しく。

冷たいモノは厳禁。
温かいモノに寄りかかるオラの腹。
こりゃ調子よい。
甘酒。
珈琲にウィ垂らし。
ホットワイン。
焼酎お湯割り。
この豪華ラインナップ。
厚揚げ厚切りトーストハムソーセージ竹輪、
ってのは、ちと違うか。
お腹に優しい・・・・、
う～ん、やっぱり違うな。

日暮里寄席。

吾輩がトリである。
やっぱ猫の方がしっくりくるわ。
って、何なんだ↑。
雨模様である。
喉にはごくよろしいお天気である。
お客様の出鼻をくじく雨でもある。
ま、プラマイゼロちゅう事である。

吉笑・らく里・雲水・ぜん馬・
志らら・談幸・キウイ。
で、俺がトリ。
軽いよ～～。
18時15分開演で御座います。

形見分け。

練馬で弟子集合。
都合で行かれなかったのが
返す返すも残念。
ご家族から、それぞれに用意は
して頂けるそうだ。

三回忌で心の整理を、
でありますわ。
歳をとると引き摺るのです、
って、うじうじしてるのか俺。

春山如笑。

明けましておめでとう御座います。
って遅いだろ俺。
本年初めての素面の目覚め。
ほぼ意味の無い事ばかり
書いておりますが、
お怒りなきよう宜しくお願い申し上げます。