さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

バチがあたった。

2007年02月25日 16時16分19秒 | ほろ酔い日記
前回、柄にも無くブラックの事を優しく書いた。
なれない事はするもんじゃ無い。

あれから、こっち酷い風邪っぴきになった。
鼻ずまり、咳、悪寒の嵐。
薬の作用かぼんやりしている。

そんな時に限って寄席がある。
休めない野暮用がある。

噺は大変。
咳を抑えながら、鼻水が出ない様に気を遣いながら。
色っぽくないぞ~。
自分の耳に聞こえる声が何時もと全然違う。
鼻と眉間の間から声が出る。
どうも、しまりの無い高座。

客席は揺れてるし、気が遠くなって真っ白になる。
無駄に汗はかくし、口中カラカラ。
なにもこんな命がけで高座を勤める事はないのだ。

辛い、辛い。
いつもの様に悪態をついてる方が健康に暮らせるのだ。