久し振りの歌舞伎町。
しかも昼間。
キョロキョロしながら歩く。
コマの裏手あたりをブラブラ。
「しびれるキャバレー日の丸」
なんてのを見るとワクワクしてくる。
その一本路地違い。
雰囲気に馴染めない、御のぼりさんよろしく、
だったのだろう。
「裏DVDありますぜ、だんなさん」
と、声をかけられた。
よっぽど助べえ顔だったのか俺。
妙に懐かしい低音。
嬉しくなって、もう一度その声を聞きたくて、
密売屋の前を二三度往復した。
流石、三度目には呆れた顔をして俺を見ていたが、
きっと、ただのアホだと思ったのだろう。
間違ってないぞ其の認識。
猥雑の懐かしさだったのだ。
清く正しい歓楽街、
そりゃ、ちょいとキマリが悪いもの。
しかも昼間。
キョロキョロしながら歩く。
コマの裏手あたりをブラブラ。
「しびれるキャバレー日の丸」
なんてのを見るとワクワクしてくる。
その一本路地違い。
雰囲気に馴染めない、御のぼりさんよろしく、
だったのだろう。
「裏DVDありますぜ、だんなさん」
と、声をかけられた。
よっぽど助べえ顔だったのか俺。
妙に懐かしい低音。
嬉しくなって、もう一度その声を聞きたくて、
密売屋の前を二三度往復した。
流石、三度目には呆れた顔をして俺を見ていたが、
きっと、ただのアホだと思ったのだろう。
間違ってないぞ其の認識。
猥雑の懐かしさだったのだ。
清く正しい歓楽街、
そりゃ、ちょいとキマリが悪いもの。