ブログ。

たまに、人様のブログを見る、
ま、主に噺家のであります。
その人の顔思い浮かべながら、
ニヤニヤしながら、
人となりが出るもんだわ、
ほー、そういう考えもあるのか、
ぎゃ、相変わらずアホ言ってる、
どっか、本音と遠いんじゃあるまいか、
近頃、感情の波が、とか・・・。
実に興味本位ではありますわ。

って、自分のは赤面の至り。
愚鈍で幼稚でうそつき、
てなところが自己評価でありますわい。

榎本喜八。

引退後十年ぐらいか、
面白おかしく、茶化すような記事をよく見た。
その悪意が悔しくて、腹が立った。
享年７５。合掌。
日本の野球界の歴史に残る
まさに名選手でありました。

消費税を上げれば景気は良くなる。
こう国会答弁した首相。
頑なにその道を突き進む。
これは面白おかしく茶化しても・・・、
って、野球と政治じゃレベルが違うか、
どっちが、どっち、
の、判断は、皆さんにおまかせ致します、はい。

「深川安楽亭」 山本周五郎

静かな雨の日の夜中に再読。
なんだかとってもしみじみ。

三時に起きた。

いったん目が覚めると、
中々眠れないものですわ。
紅茶にウィを垂らして・・、
ドクドクと、少し多目に。
チョコと本を片手に、
山本周五郎など眺めているのだ。
ホンワカして来た。
これが適切なナイトキャップになるのか疑問ではありますが。

新聞もきたし、
ザーと読んでお休みしようか。
言い立てだけは、寝床で二三べんの稽古。

間抜けな時に起きちゃうと
後の処理が大変になっちまうのだ。

メジャー開幕。

鉦や太鼓ペットの無いのは良い。
雑音に攻め続けられる、
プレーに集中出来ない、
それが嫌さで足が遠のくのだ。

改めて感じる、再確認、
内野の守備、肩はトビキリですわ。
ショートの深い所からノーステップ、
矢の様な送球、
って、古いぞ、この言葉。
スピード感満載のバックトス。
こりゃちょいと適わない、
身体の構造の問題か、
技術を超える身体能力。
小技を誇るのが、
恥ずかしい、
てな気になった夜ではありました。
やっぱ、野球はプシューが良く似合う。

続けて。

噺を覚える、
家の稽古と客前ではまるで違う別物。
呼吸緊張感恐怖。
所謂ネタおろし。
不思議なもんで、
出来は良い、
少し安心。
次の日も掛ける、
これがボロボロになる、
あった来た、てんで又掛ける、
少～しマシになってくる。
もう、ちょいと、
ってんで又掛ける。
その繰り返し。
と、言うわけで、
同じ噺を掛ける、
ちゅう事になるのですわ。
また、同じ噺か、
そういわれると辛い所でありますが。

水道工事。

朝の八時半から、
壁ぶち抜くガガガの音で眼が覚める。
風呂トイレ台所洗面所、
すべて使えなかったのだ。
近場の喫茶店でハバカリ、
モーニングセットなるもの久し振りに食す。
水無しって辛いものなのね。
地震への備えが肝心じゃ、
って、遅いだろ俺。
しかし職人の声は良いや。
張りがあって、
勢いがある、
段取り通りキビキビ動く。
とっても爽やかな気持ちにさせられた、
そんな一日ではありました。

出来た・・けど。

この高座時間で収めるには、
あそこを削って、
会話形式を地で喋って、
場面転換で時間を超えて、
てなてな事を頭に思い浮かべる楽屋、
とっても真面目な顔だったろう、
ちょいと恥ずかしい。

手さぐりだけど演ってみた、
出来た。
テンポも良い・・・
と、勝手に思っちゃう・・過信だ。

で、家でもう一度、
演ってみた。
・・・・出来なかった。
うぅぅ、ハナからやり直し。
この、まどろっこしさ、
しゃぁんめぃ。
でありますか。

夜中のはぶらし。

夜中に、歯を磨く。
一人。歯ブラシを上下左右に動かさない。
歯茎にそっと当てるだけ。
それで十分。
湯船につかる外を見る。
こんなっ幸せ、そこそこのモンじゃあるまいかしらん。
ったく酔っているとな～～にもまとまりません。
けっ、まとまって皆で元気に、
蹴った糞悪いわ、
てな、べろべろの朝ちかしなのじゃ

ちゃんぽん。

昔、水道橋駅のそばに
美味いチャンポンを喰わせる店があったなぁ。
何ということもない、
ごく普通の、
そこらへんに、掃いて棄てる程、
主張しない、淡々と、
そんな店だった。
麺と具の加減が滅茶苦茶良かった、
湯気までいとおしかった。
どうなっているのだろうか、
と、朝から遠い視線の俺。

・・・って、
なんで今頃思い出しているのか、
そっちの方が謎だわ。

何だか。

「あしなみそろい堂々行進」
って、褒めてるのか？

「クルム伊達、ビーナスに敗れる！」
って、意外そうな見出し？
順当だろ、
てな突っ込み待ち、か。

桜の便りがチラホラ、
心浮き浮きのオラ。
だからにして、
世迷言にもならぬ、
ぐだぐだ文を書き殴る。
どうも論理の組み立てが下手っすな俺。

甲子園か。

若い、
ってだけで素晴らしい。
どっぷりタテマエの世界だけど。

なに、あのゲレロが日本でプレーするかも、
だと。
見たいなぁ、他の追従を許さない悪球打ち。

３５分の噺を。

色々事情が有って２０分でまとめる作業。
苦労したぁ～、ぞ、っと。

ギャグを抜かずに、
スジは分かる様に、
流れを切らない様に、
ま、客が詰めたと気づかない様にこしらえる。

そんな作業に一日掛かった。
まだまだ微調整が、
でありますが。

頭使い過ぎてアッパラパー状態。
クールダウンでウィをグビグビ。
効く～～～、
って、クールダウンになるのか、
ちゅう話ではありますが。

明け方の四時半。
外は、冷たそうな風がふいてるぞ～。
オラも酔ってるぞ～、
って、こりゃ本物の酔っ払い、じゃ。

暗記して。

噺を覚えて、
丸暗記して演るだけ、
だったら簡単だ！
って、本当かい？
である。
間まで覚えられるか？
仕草、眼の配り、呼吸、雰囲気
まで、完璧に己のものに出来るのか？

お手本のチョイスミスがあったら
目も当てられない。
ま、こりゃセンスの問題か？

癖のあるヤツはそれなりに、
人の良いヤツもそれなりに、
なのでありますわよね、
って、なんじゃらほい。

酒と肴。

どうもね、喰うのが面倒臭いのだわ。
酒の肴に手が伸びない。
別にオツ気取ってる訳じゃない。
酒の味が落ちるような気がして・・・、
人が上手そうに呑み、喰う、
それを見てるのは楽しいのだけれど。
要するに、不器用なのか、
酒＞肴、に、なっちまう。
そのくせ夜中に腹が減る。
憑りつかれた様に丼飯食ったりして、
って、利口じゃないわ俺。