さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

本当の失言

2007年02月13日 22時00分26秒 | ほろ酔い日記
毎日やってくれます。
線路に入った女性を救出しようとして電車と接触。
お亡くなりになった宮本巡査長の弔問に行った総理。
よりによって、
「ミヤケさんのような方を日本人として誇りに思う」

遺族はどう感じたか。
今、流行りの揚げ足取りなどしたくない。
虚しいだけ。

国会中継で総理は亀井静香氏の挑発に乗ったのか
よりによって答弁で
「私は権力の頂点にたった」
お~い、これを国会で言っちゃおしまいだぜ。
これを聞いたときは私は耳を疑った。
ウソだろ~。
今までの閣僚の失言、金銭問題などこれに比べりゃ
「屁」みたいなもんだ。

え、権力の頂点だよ。
いつから、総理大臣は権力の頂点になったんだ。
三権分立だったよね確かニッポンって。

とはいえ、実質的には一番の権力者には違いがないけど。
けどね、口が裂けても言わないものです。
腹の中で思っていても言わない。
内閣は経団連の犬ですなんて
みんな言わないのと同じでしょ。

こんな失言、突っ込みどころなのに流してしまった
静香さんも何だけど。

ついついの発言なのか。
俺は権力の頂点に立っちゃったもんね。
偉いんだもんね。
後者の心が案外本心か。
してみりゃ正直だ。