銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

築地 魚竹にて「とり貝」をいただきます

2007-04-18 12:45:06 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

今日は天婦羅のなかがわにて
美味しい天婦羅をいただいてきたのだが
昨日の夜の話の方が先決と繰り越させていただく。

ごはんやお魚の美味しいお店にあって
一度やってみたいことがあった。

それは・・・

お店のおすすめなどの全頼み。

それを築地界隈でその名の知れた
魚竹でやらせていただくチャンスに巡り合えた。



魚竹先週のベスト5

1位 刺身3点盛り 
2位 とり貝のぬた 
3位 若竹煮    
4位 青柳あぶり焼 
5位 厚焼き玉子 

「お願いしま~す!これ全部とほたるいか・・・」

普段魚竹で晩酌など中々できないのだが
奇跡的な6時上がりをキメこみ、
親父も羨む魚竹ナイトを堪能していただいた。



最初にやってきたのがこいつ。

何だかお解かりになるだろうか?

こいつはブロッコリーを佃煮で和えたもの。
お通しとしてやってきたのだ。

最初にビールで乾杯したのだが
魚竹のビールはなんとハートランド。

ハートランドといえばキリンの仕入れのはず。
ラガーや一番搾りが定石なのだがご兄弟のこだわりか?
確かにラガーや一番搾りよりも主張が強くない分
魚屋にはもってこいのビールなのだろう。



こいつがとり貝のぬた。

ぬたの甘味と辛味のバランスが絶妙だ。
とり貝の旨さを邪魔する様子が微塵もなく
思わずたっぷりとつけてしまった。

旨い。



若竹。

そういえばVVV6で
竹若のあなご丼がランクインしてたなぁと
たけのことは関係ないことを考えながらいただく。

煮汁を飲みほしたくなるほどこれまた旨い一品だ。



青柳焼き。

若干砂を吐ききっていなかったが
青柳自体の旨みを堪能することができた。

千葉県産のバカガイだろうか?
蛤のように取れなくならないことを祈りたい。



厚焼き玉子。

不恰好だがこいつは旨い。
出汁が甘すぎず魚や貝をつまむのには丁度良いのだ。

玉子を焼くのは弟さんの分担のようで
お兄さんと弟さんは明確に役割分担をしている。



ほたるいか。

そのまま食べると
ちょいとばかし臭味が出ていた。

先程のとり貝のぬたに絡めていただくと・・・

カラシが臭味を消してくれて
白味噌がいかの旨みを引き出してくれる。



刺身の3点盛り。

定かではないがもぐもぐしながら
ミナミマグロではないかと予想させていただいた。

血生臭すぎず、
かと言ってぴりっとこないかと言うと
しっかりと赤身独特の舌先を刺激する
ピリッとした旨みがしっかりと存在する。

魚好きが赤身が好きな訳は
こういった刺身を食べれば身に染みて理解できる。



〆鯖。

旬の魚だがさすがに生では出さない。

鯖は鮮度が落ちやすいという話も
寄生虫がいるから生はやめた方が良い
という話もよく耳にするが、
酢で〆てくれた方が余計な心配をせずに
思う存分食べられる。

酢がキツすぎずゆるすぎず
ビールから持ち替えた芋焼酎がよく進む。



焼き物はいわしを頼んだ。

焼酎に漬けたり、
そのまま噛り付いたり
話し込む際の手持ち無沙汰や
絶妙な間を自然と助けてくれている。

ちょいと塩気が強かったが
いわしはいわし。やっぱり旨い。



炙りトロ。

育ち盛りの下っ腹が
脂っ気を求めたので追加で注文した。

缶製の手持ちガスバーナーで炙りあげる。
炭でとは言はないが手持ちバーナーは
魚にガス臭さは移りにくいので百歩譲ろう。

旨い。

赤身があれだけ旨かったので
予想はしていたが表面の芳ばしさが
脂身の甘味を一層引き立ててくれる。



いかのしんじゃが煮。

あるものに夢中で
私はこれにありつけなかった。

そのあるものとは・・・

お婆ちゃんのおにぎりだ。



¥150だったかな?

店の奥でお婆ちゃまが
丁寧に握ってくれるおにぎり。

元々ごはんが美味しい
ことでも有名なこのお店にあって、
絶妙な塩加減で握られたお婆ちゃんのおにぎりは
初めての遠足で食べた初めてのお弁当以上の
感動を与えてくれた。

堪らずおかわりでもう1個・・・

この間ご紹介した三州屋の活気のある晩酌。
うなぎのひょうたん屋でひっそりと晩酌。
まだまだやりたい晩酌は数多くあれど
今日の晩酌は他の晩酌を
排他的に思考させられてしまうほど
納得の行くものだった。

ご馳走様でした。

魚竹
東京都中央区築地1-9-1
TEL 03-3541-0168
11:00~14:00 17:00~22:00
土日祝休
(築地警察の角から歩いて数十メートル)

晩酌いろいろ ¥21,000(4人)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★▲

グルメブログランキング
人気blogランキングへ

⇒ 魚竹の絶品ランチはコチラ


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
魚竹ふるこぉす! (mymyzu)
2007-04-18 14:01:07
うわ、わ、わ、わぁあぁあ!

魚竹ふるこぉすですね。。。

くーっ!

旨そうだ。
あそこはなかなか夜には行けてません。
どれも旨そうなメニューが並んでますよね。。。

貝のぬたが旨いと知ったのは築地に来てからですよ。
先週も浅草の「まぐろ人」立ち食い出張所に行ったときに
生鳥貝があったのですかさず頼んでしまいました。

行きたいなぁ。。。
返信する
コメントありがとうございます (そばS)
2007-04-18 19:46:13
たまたま見つけた甚平さまのサイトですが、「とてもおいしそう」なので、トラバさせて頂きました。それにコメントありがとうございました。
これからも寄らせて頂くとともに、参考にもさせて頂きます。

うーん、このヌタと若竹見ていると、仕事が手に付かなくなります・・・。
返信する
満喫しました (甚平)
2007-04-19 10:35:56
mymyzuさん

おはようございます。甚平です。

早速世のおじさまが1人飛びつかれたと
はにかんでしまいました。(失礼)

早上がりできなければ
なかなか行きたくても行けないお店が
多数ありますが、
魚竹の夜もそのひとつでした。

酢飯屋さん機会があれば行ってきますね。
返信する
こちらこそ! (甚平)
2007-04-19 10:44:54
そばSさん

おはようございます。甚平です。

神田は特に無知なので
私も参考にさせていただきますね。

写真を褒めていただき
とても嬉しかったので少し裏話を・・・

私のデジカメは実は400万画素の
2世代程前の旧式のものを使っています。
(ホントはリコーのGRとか欲しいのですが・・・)

そんな中でやりくりするコツは
できるだけ光量のあるところで、
できるだけ目線と同じように、
且つ、できるだけブレないように・・・

この3つを守るとアラ不思議。

結構写真は綺麗に撮れちゃいます。
とはいえ素人に毛が生えた程度なので
カメラをやっている方のお話などは
参考にさせてもらっています。

それでは
返信する

コメントを投稿