銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

四ツ谷 カルミネ エドキャノにて「ルッコラとフレッシュトマトのピッザ」をいただきます

2007-05-30 19:12:48 | 四ツ谷・四ツ谷三丁目・荒木町

午前中に四ツ谷界隈に行くことになったので
ランチにはmymyzuさんに教えていただいた「忍」とやらで
お肉を喰らおうと思ったのだが残念。

こちらのお店はお昼は営業していないようだ。

向かった先は荒木町。

世のおじさま達が
ムフフな夜を過ごす煌びやかな街だ。



杉大門通りを入り200m程直進。

向かう先は決めていた。

途中で道を1本右に入り
柳新道通りの終点に近いイタリアンのお店。

カルミネ エドキャノだ。

私がこちらに来るのは3度目。

夜よりもランチのコストパフォーマンスに心を奪われ
ピッザ好きの私を満たしてくれるお店のひとつだ。



こちらのお店。
ランチタイムは2階がパスタ、
1階がピッザと決められている。

もちろん知らずに2階に上がっても
頼めばピッザを喰わせてくれるので
あまり気にする必要はない。

メニューは前菜付きが¥1,575。
前菜なしが¥1,050。

パスタは旨いがお上品な盛り付けなことと
ピッザフリークな私は迷わず後者を選択する。

今日は前菜の中にトマトとかじきのスモークの前菜があったので
ピッザの焼けた匂いと燻製の心地よい匂いが
頭の中を駆け巡りルッコラとフレッシュトマトのピッザと
Wトマトで注文した。



最初にやってきたのがこちら。

バケット。

左のパンには
予めエクストラバージンが振られている。

こいつで2人分なのだが、
前菜が来るまで待たせていただくことにした。



こちらが前菜のトマトとかじきのスモーク。

スモークっぷりが思っていたものよりも
ずっと・・・カルパッチョと言われても
見間違うほどなのだが・・・

スモークチップの香りはしっかりと広がってくる。



見れば見るほど生気を感じるのだが
ナイフとフォークを伸ばしてみると
裏側がしっかりと燻されているのがわかる。

堪らず一口・・・

旨い。

トマトが口の中に広がる
燻された旨みを最後にひょいっと消してくれる。



かじきに夢中になっていると
お目当てのピッザがやってきた。

前回はマルゲリータを食べていたので
今回は次なるものをと言うわけだ。

ナイフとフォークの大きさは平均的なもの。

薄焼きながらそこそこの大きさがあるのが
お判りいただけるだろうか?



ルッコラのボリュームも十分。

まさにイッタリアな色彩は
見入ってしまうほど美しい。



この焦げっぷりがとっても愛しいのだ。

先ほどまでのかじきへの熱愛ぶりもすっかり冷め、
いつの間にかピッザに夢中になっていた。

こんな心変わりをさせてくれるのも
イタリアっぽいなとほくそ笑んでしまった。



トマトの香りに誘われて
入れるべき場所にナイフを押し当てた。

う、旨い。

パリッとした食感が子気味良いのだが
それにしてもアンチョビでもないこの塩気は
どこからきてるのだろうか?



まじまじと見入ってみると
ルッコラにちょいと多めな
クレイジーソルトが振られていた。

固有名詞を使ってしまったが
岩塩とハーブが混じったものが
ルッコラの香りと混ざり合い、
且つ、オリーブオイルとルッコラの水気が
塩をピザ生地の上に広がる旨みスープに
変身させているのだ。



断面を見ればどれほどの薄焼きっぷりか
お判りいただけるのだろう。

家のオーブンではどうしてもこうはいかず
苦虫をいくつも噛み潰してきたのだが
¥1,000程度でこいつが喰えるのならば
家であがく必要もなくなった。



食後にはデザートも付く。

しかも申し訳程度の大きさではなく
こちらの方もしっかりとしたボリュームだ。

ベリーの甘酸っぱい酸味と
パンナコッタの柔らかい甘味は
まさに黄金比なのだろう。



実はデザートだけではない。

こちらのお店。

エスプレッソやカプチーノも含めて
食後の口直しを選択させてくれるのだ。

よそ様ではデザートとカプチーノだけで
簡単に¥1,000は取られてしまうので
この¥1,575のランチがいかにお値打ちなものか
ほとんどの方にご理解いただけるのだろう。



バリスタの腕前はもう少しだが
多少歪んだハートマークも不思議と
綺麗に思えてしまった。

大満足な昼食をご馳走様でした。

といきたいところだが、
今日はわんぱくの虫が走ってしまった。

荒木町から四ツ谷までは徒歩数分。



パンナコッタに飽き足らず
鯛焼きの若葉の前に気付いたら立っていた。

ちょっと覗くだけのつもりが・・・ウソばっか。

確信犯は¥126で買える幸せに飛びついた。



いくら食いしん坊でも食べるのは1尾。

後輩に得意げに若葉のアンコの特徴を
教示していたのだ。

焼きたてはやはり旨い。

そしてワインにチーズを、
ミルクにコーンフレークを合わせるように
日本茶とアンコの相性の良さを
改めて見せ付けられてしまった。



相変わらずの薄皮っぷりと
ぎっしりのアンコ。

和と伊の競演を思う存分
満喫させていただいた。

ご馳走様でした。

カルミネ エドキャノ
新宿区荒木町9-13
TEL03-3225-6767
11:30~14:30
18:00~22:00

前菜とルッコラ&フレッシュトマトのピッザ ¥1,575
(バケット、ドルチェ、カプチーノを含む)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★☆

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