生憎の空模様、皆様いかがお過ごしでしょうか?
暦とおりの出勤に不満足な甚平です。
私の休みと言えば、
明後日から4日間は越後の国の田んぼを
起こしに行ってまいります。
今日はそんなライス繋がりで餃子のお話を・・・
以前紹介した神保町の「キッチン南海」の前に
かれこれ70年の歴史を持つ餃子屋がある。
スヰートポーヅ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/0e/22d36f81de0f01ea8e0d49a06b5cf3e0.jpg)
私とのお付き合いはたかだか10年程度なのだが
東京ではちったぁ名の知れた有名店なのだ。
それにしても餃子は本当に難しい。
特に餡の野菜と肉のバランスが大問題だ。
下手に野菜を入れる位なら
ひき肉と生姜とにんにくだけで作った方が
よっぽど美味しく出来上がってしまう。
とは言えニラや白菜の存在も捨て難い。
こちらのお店ではそんな悩みに対して
ひとつの答えを出してくれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/a7/bd62840ef7eafc1dde759a34de3e8d1e.jpg)
いつもならば大皿ライス(餃子16個にライス)に
ライスを大盛りにしてもらうのだが
時間が中途半端なこともあり晩飯を意識して
中皿ライス(餃子12個)のライス普通盛り
¥881を注文した。
ちなみに+¥126で味噌汁付きの
定食にもなるのだが1度だけ頼んだっきり
ずっ~とライスのみで注文している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/df/35ac6312d5b703e48cc8d02dbc3bcd83.jpg)
こちらがスヰートポーヅの中皿ライス。
新香も申し訳程度なので
本当に餃子とごはんだけで食べる食事なのだ。
体調が良い日や2人で行った日なんかには
大皿に水餃子¥840や天津包子¥787という
小さな肉まんのようなものを注文したりもする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ee/699f1e3921591de0f2920d8b09db594c.jpg)
こちらのお店、
餃子は餡を挟んだだけで
肉汁を逃がす作り方をしているのに対し、
天津包子は逃がさずジューシーな熱々を
饅頭の中に閉じ込める作りをしている。
餡の調理による違いを体感するために
是非試していただきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4e/913fc8edebb456049913174a6a1339f6.jpg)
ひとつの答えというのがこちら。
肉が9割、白菜、生姜が1割程度。
にんにくは使わず、圧倒的に肉で作り上げている。
ひき肉だけで作った餃子が外れにくいように
思い切った配分をしているのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/8d/33122648105f2c0758b991c0e66f5b4c.jpg)
この餡を皮の上部だけ密着させ
両サイドはポッカリと開いたまま焼いて蒸す。
間違いなく肉汁が流れ落ちていると思われるのだが
ご覧のように蒸しあげられた餡はプリッと仕上がり
余計な脂を落としたようにさえ見えてしまうから
ここがこのお店の肝のひとつなのだろう。
皮も鉄板に密着した部分だけは
パリッとしているのだが
両面ともモチモチしている。
旨い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a4/82812fd14d2cbaaa5f8af7e5a2770d9c.jpg)
自ら望んだ控えめな昼食にも
食べるに連れて後悔が込み上げてきた。
大ライスもしくは水餃子も頼めば良かった・・・
新香をいつも以上に噛み締めて
しょんぼり背中を引っさげ地下鉄に向かった。
ご馳走様でした。
スヰートポーヅ
千代田区神田神保町1-13-2
TEL03-3295-4084
日・月曜定休
11:30~15:00
16:30~20:00
中皿ライス ¥881
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆
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