銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 北京小菜 天津飯店にて「豚の角煮丼定食」をいただきます

2007-05-22 16:05:19 | 銀座・築地 中華

銀座にはやり残したことがまだまだある。

東京駅の客先に行ったついでに
銀座まで足を伸ばしてきた。

今日のお目当ては
赤いチャンポンで有名な天津飯店だ。



場所は銀座の2丁目。
ツンカマでお馴染みのカレー屋
ニューキャッスルのお隣にその店はある。

最近さんざん麺類を食べてきたので
赤いチャンポンを我慢して
豚の角煮丼定食を大盛りで注文させていただいた。



わずか3分程でやってきたのがこちら。

大きな土鍋に傍目にもてんこ盛りの
豚の角煮丼と水餃子が3個、
新香にもやしをごま油で和えた冷菜、
それからスープだ。

店内には大陸の曲と
私には全くわからない店員さんの中国語が
飛び交っていた。



チンゲン菜の量も角煮の量も
全く手加減無しなのがありがたい。

顔を近づけただけで
日本人の加減でないことが
匂いですぐに理解することができた。



まずは蓮華でごろっとした肉塊を掬い上げ一口・・・

旨い。これはめっけもんだった。

豚肉は脂が多いわけでもなく
臭味のない香り高らかな角煮を心置きなく愉しませてくれる。
メニューの価格帯も十分リーズナブルで
この量でこの味でこの値段ならば
全く文句のつけようはない。



ご飯を掬おうと喰いすすめて驚いたのが
改めて角煮の多さだった。

喰って食ってくって
ようやくご飯にたどり着く感じだった。

米の炊き加減も大量の角煮に絡んだ餡にも
負けない按配でこちらの方も
最後まで掬い尽くさせてくれた。



角煮の方に喜びを得られたのだが
水餃子がいただけなかった。

皮が厚いのは良いのだが
茹で時間が甘すぎる。

粉っぽさが餡の旨み汁も吸収してしまったのか
パサついた旨いには程遠いものだった。



もやしの方はまずまずだ。

白ごまと塩味がもう少しあると
ごま油の香りがもっと際立って
さらに美味しいものになるのだろう。

うちの母の得意料理なのだが
母の味に一日の長を感じてしまった。



スープに関しては賛否両論分かれるのだろう。

中国で中華料理を味わったことのない男が
あーだこーだ言っても始まらなさそうな味だ。

後から感じるもわっとした臭味を
旨いと感じるのか不味いと感じるのか・・・

角煮丼に満足していただけに
水餃子の出来栄えが悔やまれてならなかった。

お腹いっぱいご馳走様でした。

北京小菜 天津飯店
中央区銀座2丁目3-2
TEL03-3561-0323

豚の角煮丼定食 ¥924
(大盛り¥50増しと書いてありましたが普通料金でした)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★▲

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