銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

築地 台湾海鮮にて「汁ビーフン」をいただきます

2006-11-29 15:33:51 | 銀座・築地 中華
7人もの大所帯で食事をしようとすると
中々入るお店も限られてしまう。

万年橋のADK松竹スクエア2階にある
天香回味(テンシャンフェイウェイ)の姉妹店
台湾海鮮に2度目の訪問だ。



前回の印象は女性向きなお店。

ドラマの舞台になっていた綺麗なビルで
点心師が作る小龍包なんぞをつつきながら
話に花を咲かせるのには持ってこいなイメージだった。

店内いっぱいに広がる香辛料の薫りといい
味の方はそこまで日本人向けにアレンジをしておらず、
台湾の味にできるだけ近い形で提供したいという
心意気は十分に伝わってきたのだが、
いかんせん男性には量が・・・・

実はこちらのランチメニューには大きく分けて2種類。
その中でいくつかのバリエーションがある。

前回は点心におかゆがついたセットを注文したのだが、
メニューの写真以上に少なく感じられる量に不満を感じていた。

今日は失敗を活かしてもうひとパターンの麺類の
汁ビーフンのメニューを注文した。



セットの内容は汁ビーフン、豚肉の刻みかけごはん、
チンゲンサイに揚げ豆腐、豚の角煮とザーサイにデザートのタピオカだ。

点心メニューと比べると、
明らかにお腹も許してくれそうなセット内容で
¥997はまずまずではないだろうか?



ビーフンは台湾のものなのだろうか?
普段食べ慣れたビーフンよりも明らかに細い。

食感がザラついた感じというのか、
お米から作っていることを感じさせるてくれるうえ、
汁に良く絡むビーフンだ。

旨い。



何よりも喜ばせてくれたのは
キャベツ、にんじん、豚肉程度は当たり前のように入っていて、
その他に大きなツミレとたこ、それから帆立がしっかりと
入っているので海鮮ビーフンと呼んでもおかしくない代物だったのだ。

汁はあっさり目ながら芯の強い汁で、
豊富な具材のエキスの染み込んだこの汁を
珍しく飲み干してしまった。



刻みごはんはというと申し訳ない。

台湾の調味料は不勉強で、豚肉と胡麻油に
香りの高い醤が入っているのは解っても、
この醤はいったいなんと言う食材なのだろうか?

汁気がやや多かったがなかなか旨い飯だ。



チンゲンサイは及第点。
可もなく不可もなく食べられた。

同じようにザーサイや揚げ豆腐に関しても
ビーフン程の驚きは得られなかった。



豚の角煮はとびっきり柔らかくはないが
刻みごはんと一緒に食べるのにはもってこいだ。



タピオカもしっかりと入っている。
いちごミルクな味付けなのだが、いちご風味ではなかった。
少量ながらこちらもちゃんといちごを使っているのだ。

いちごの酸っぱさでたっぷりと甘くしたミルクに
アクセントをつけて、これはサイズがサイズだけに
20杯くらいは食べたくなってしまう。

小龍包6個¥1,500には眉を細めてしまうが、
汁ビーフンは一度食べて見て欲しい。
ただし、麺類でもラーメン系のセットメニューは
不評だったので全部が全部旨い訳ではなさそうだ。

思ったよりも腹にもたまり、
美味しいビーフンをご馳走様でした。

台湾海鮮
〒103-0022
中央区築地イ1-13-1ADK松竹スクエア2F
℡03-3544-1717

汁ビーフンのセット ¥997

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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