銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 中華三原にて「大盛りチャーハン」をいただきます

2006-11-08 16:27:07 | 銀座・築地 ラーメン

このところ頻繁に通っていたシネパトスの周辺に
チャーハンのものすごいお店があると聞きつけてしまい、
じっとしていられなくなった。



場所は銀座の5丁目。
シネパトス裏手にある三原小路にその店はある。

中華三原。
タンメンが有名なお店で、
1度タンメンを食べたきり足が遠のいていたお店なのだが、
チャーハンがすごいと聞いては行かざるをえなかったのだ。



近代化が進む銀座の町並みのあちこちで、
こういったレトロな趣のお店が点在していることも
銀座を愉しむうえではどうしても必要な要素だ。



中華三原のあるボロボロの長屋の階段を覗き込むと
宮崎映画で言う真っ黒クロスケでもでてきそうな
怖いもの見たさな空間が佇んでいた。



お店の中はカウンターとテーブル席が5席ほど。
20人位は中に入れるので回転の速いタンメンを注文する人が多い分、
行列ができていても5分もすれば席につける。

ここのチャーハンの何がすごいのかと言うと、

量がすごいお店なのだ。

おばちゃんの制止を振り切って、
食べたことのないラーメンとチャーハンを大盛りで注文した。



見た目では普通に感じるかもしれないが、
チャーハンの量は間違いなくラーメンのどんぶりいっぱいの
ごはんで作ったような量だ。



試しに食卓塩と比較してみる。

多いのは十分に理解できた。




こちらのチャーハンはちょいとばかし変わっている。
何かと言えば具が玉子とチャーシューしか入っていないのだ。

ラーメンにはたっぷりと入っていた葱なんかは
チャーハンを作るうえでは常連の食材なのだが、
こだわりなのだろうか・・・

一口パクリと。

味の方はいたって普通なのだが、
多めに入れられているチャーシューのおかげで
ごはんだけを食べている感覚にはなりにくい。



ただし、何度か気持ちが折れそうになってしまった。
食べても食べてもなかなか減らないチャーハンを見ていると、
昼食でなぜかフードファイトをしてしまっている自分を
哀れんでしまうというのだろうか、
なぜにラーメンまで注文してしまったのか
不思議にすら感じさせられる量であった。



おそらくは800g~900gはあったのだろう。

高校受験の頃にcoco一番屋だっただろうか、
1,300gのカレーを30分以内に食べるとタダで飲食できるうえ、
ポラロイドでお店に完食した写真を掲載してくれるというものに挑戦をした。

12月末の学習塾の昼休み。
友人たちと4人で意気揚々と出かけ、
完食できたのは私一人。

ただし、満腹すぎて身動きが取れなくなり、
一人だけ受験前の追い込みシーズンに早退してしまった。

苦しくなるほど食べたチャーハンで、
そんなほろ苦い思い出が蘇ってしまったのだ。



今回、麺が伸びてしまうので
当たり前のようにラーメンから食べたのだが、
チャーハンのインパクトには勝てず先に紹介させてもらった。



ラーメンのスープはあっさり醤油。
よく言えば毎日食べられそう。
悪く言えばごくごく平凡なものだ。

麺は中太の中華麺で、
硬めに茹でてもらったおかげで、
思っていた以上に入っていた麺の量を
伸ばすことなく食べることができた。
伸びやすい麺なので、硬麺をオススメしたい。

中にはたっぷりともやしとネギとメンマが入っている。
チャーシューはチャーハンのものと同様で、
¥420という値段を考えると立派すぎる代物だ。



会社の昼休みにフードファイトなどと
愚かなことをしてしまったのだが、
帰り際にやきそば?(あんかけ焼きそば)を目撃して
近いうちにまた来ることになるのを確信した。

あんかけ焼きそばの量もたっぷりなうえ、
野菜がいっぱいのっていたので飽きることなく満腹になれそうだ。

お腹いっぱいご馳走様でした。

中華三原
中央区銀座5-9-5
℡03-3571-4359
平日  11:30~21:00
日・祝日12:00~20:00
年中無休

チャーハン大盛り ¥880(大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★★

ラーメン ¥420

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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