会社の同僚たちとゾロゾロランチタイム。
今日はみんながみんな和食が食べたいようだ。
歌舞伎座の周辺で
敷居がやや高そうな店構えが目に入った。
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お店の名前は「花日和」。
花は飾り文字でどうやら「ひより」と読むらしい。
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焼き魚なら¥1,000か・・・
悪くない。
今日はこちらのお店に胃袋を預けよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/72/367cd5c2493fce0c8bfa210bed3d45d2.jpg)
お店の中はカウンター×4とテーブル席×2、
奥に座敷があり、収容人数16名といったこじんまりとしたお店だ。
和懐石もやっているらしい。
店内でメニューを見直すと妙なことに気が付いた。
店外のメニューでは¥1,200だった鯖の味噌にが
店内では¥1,000になっていたのだ。
表示ミスなのか、何か理由があるのかは定かではないのだが、
偶然にも4人が4人鯖の味噌にを注文した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/22/fda9ef621d89927ee6964f4c01a5dd3c.jpg)
ごはんに味噌汁、新香に茶碗蒸し、煮物と鯖の味噌煮。
鯖の市場価格が1尾¥200程度だということを考えると
銀座の土地代の高さを改めて痛感してしまう。
また、ちょと気になったのが焼き魚。
鮭、鯖、鯵とどれも¥100~¥200程度の焼き魚しか
並べていないことに商売っ気を感じてしまったのだ。
これぞ銀座ということかもしれないな。
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煮物はかぼちゃとがんもどき。
このかぼちゃは旨い。
澱粉質がとてもホクホクしていて
口の中でさらっと甘味が広がってゆく。
一方のがんもはごくごく平凡だったのでコメントは避けよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/f0/a023914f673d27af39ca9776f6c9f595.jpg)
味噌汁はしっかりとかつおの出汁が効いていた。
大根、三つ葉に油揚げが入っているのだが、
出汁の素なんかを使っている味噌汁とは
一味も二味も違っている。
また、椎茸は拾い損ねたのか出汁に使っているのか
ほんのりと薫っていてかつおと併せていいお味だ。
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そして鯖の味噌煮だ。
おろし生姜がのっているのだが、
ここは好みの分かれ道。
私の好みはたっぷりと味噌を吸い込んだ
スライスした生姜を身と一緒に口に運ぶ方がしっくりくる。
また、焼き鯖の調理の延長で味噌にを作っているような感覚を受け、
味噌加減が足りない?変な日本語だが味噌を浴びせながら、
もっと煮込んで欲しかったのだ。
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こちらの鯖は普段食べているもの以上にやたらと骨が多かった。
部位の問題とも思えず食べるのに非常に梃子摺ってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/20/5bfb3d864e3a8e69a184c0ade36fba2b.jpg)
茶碗蒸し。
中には鶏肉とかまぼこが入っていた。
銀杏入りの茶碗蒸しには目がないのだが、
勝手に聞き流して欲しい。
ゆずの香りが軽く漂う上品な味だ。
全体で見るといい仕事と悪い仕事が混在している
微妙な評価のお店であった。
良かったのは味噌汁にかぼちゃと茶碗蒸し。
残念に思ったのはごはんと鯖の煮込み。
次回は違うメニューを試してみよう。
ご馳走様でした。
花日和
中央区銀座4-14-15サントル銀座1F
℡03-3248-5433
11:30~13:30、17:30~22:30
日曜・祝日定休(土曜要予約)
鯖の味噌煮込み ¥1,000(ごはんのおかわり無料!)
甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆
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