銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

新橋 燕楽にて「カツ丼」をいただきます

2006-11-10 23:30:55 | 新橋・汐留・虎ノ門・御成門

私ごとで恐縮ですがご報告が・・・

明日、結婚します。(雨のようですが・・・)

ここ最近の忙しさは全てこいつの準備やらで
テンヤワンヤだったことが災いしておりました。

ついでに日曜日からパリ、ナポリ、ローマと
喰い倒れツアーに出て参りますので10日ばかしは
ブログ更新もできません。

悪しからず。

実は私の一番の大好物は何を隠そうピッザ。
個人的に楽しみにしているのが、
ピザ発祥のお店で頬張るマルゲリータ。
ナポリの治安の悪さを気にするよりも先に、
ピザの食べすぎで何キロ太るのか
心配してしまう今日この頃なのであった。

帰国後一発目にはナポリの甚平喰い倒れ日記を
お届けできることを楽しみにしておりますので
皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

さてさて、今日は同僚達が独身最後の景気付けにと
会社の昼休みにタクシーに乗り込んで昼食を・・・

新橋の外れもはずれ、
とんかつの名店、燕楽に極上のカツ丼を食べに行ってきた。



予想外にも並びはそんなにきつくなく、
5分程で入店することができた。

燕楽は両側をビルに挟まれた2階建てだ。
1階はおばちゃんが、2階はお兄ちゃんが
気持ちの良い威勢と共にお客を回転させている。



景気付けには奮発をして
ロースカツ¥2,300なんてものも頭によぎったが
カツ丼に対する情熱が今日は勝ってしまった。

こちらのロースカツは4cmはあろうかという厚切りお肉を
ラードを入れた低温油でじっくりと、(手前のブクブク鍋)
お次に奥の高温鍋でパリッと、
最後に包丁を入れて肉の色を見てから
余熱でねかせる時間を見定めて提供される
ウルトラ職人技が凝縮されたとんかつなのだ。

ランチカツ¥900でも、
十分にとんかつの旨さを実感していただけるので
とんかつ好きな方には是非ともオススメしたい。



お待ちかねのカツ丼だ。

見ての通り、
玉子をほとんどかき混ぜないで作るのが燕楽流。



黄身の粘りがしっかりと生きたまま作られているので、
カツひとつひとつの側面を黄身が覆いつくすように
浸食している様子がなんとも食欲をそそるのだ。

カツの下に敷き詰められた
割り下をすい込んだタマネギと玉子の挑発っぷり。
肉の旨さも相まって至福の瞬間がやってくる。

旨い・・・



衣のサックリとした食感から
ジュワーっと流れ出る肉の旨みといい、
柔らかくなりすぎないように配慮され
たごはんの炊き加減といい、
いい仕事をきっちりしてくれている。

最後の晩餐ならぬ独身最後の喰い倒れには
もってこいのシロモノであった。

おいしいごはんをご馳走様でした。

燕楽
港区新橋6-22-7
℡03-3431-2122

カツ丼 ¥1,100(大盛り¥100を含む)
甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★★

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