銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

京都 しんぶの「ねぎ焼き」をいただきます

2006-11-27 14:05:09 | 新宿

出張で京都に来ているわけでも、
紅葉を見に来ているわけでもない。

新宿の高島屋には週替わりで全国各地の名店が
出張屋台で旨いもんを喰わしてくれるスペースがある。

今まで、ことあるごとにチョクチョク覗いて見ては、
気になる喰いモンを平らげてきたのだが、
今日は京都の「しんぶ」なるお好み焼き屋が出店していた。



11月は九条ねぎの収穫のシーズンだ。
一年前に植えられ、手間隙かけて育てられた九条ねぎのねぎ焼きが
遠出することなく食べれるこのシチュエーションを
見過ごすことはできなかったのだ。

当然のようにねぎ焼きと焼きうどんを注文してみた。



毎日京都から送られてくる九条ねぎは
特殊な機械を使ってすさまじいスピードで切り捌かれていた。

お好み焼き用の特製ソース。



琥珀色の濃厚なソースだ。
空けただけで甘酸っぱい刺激的な香りが広がる。

どうしてソースの香りは
こんなにも食欲を刺激してくれるのだろうか?
空腹が急激に加速した。



お待ちかねのねぎ焼きがやってきた。
鉄板の上ではてんこ盛りだった九条ねぎが
ぎっしりと凝縮されたねぎ焼きだ。



ポン酢と七味をぶっかけて、
まずは何もかかっていないところからパクリと・・・

旨い。

ねぎの違いがはっきりとわかる。
ねぎが元々小麦粉や芋にぴったりと合うのは
解っていることなのだが、
薄い生地と卵、ちくわ、油揚げだけのシンプルな構成の
このねぎ焼きは文句の言いようもございません。



こちらが焼きうどんだ。

讃岐うどんを使っているのだろう。
モチモチのうどんとソースの香りが堪らない。



こちらには、
九条ねぎ、キャベツ、油揚げ、揚げ玉、ちくわが入っていた。

鰹節が熱気で踊る様も
これまた食欲をそそってくれる。

昼食としては十分に腹のたしにはなったのだが、
京都まで行くのを考えたらとか、せっかくだからとか、
悪い虫が耳元で囁いている・・・

「・・・お好み焼きは気にならないの?」

「はい。気になります。」

ということで延長戦へ。

豚といかの入ったお好み焼きを
追加で注文してしまったのであった。



10分程お腹を落ち着けていると
程なくして焼きあがってきた。

玉の中心に満月を描くようにソースがかけられている。
後はお好みでと言うことらしい。



中を崩してみた。
外はしっかり中は緩めに焼き上げられたお好みだ。

小麦粉と芋を合わせた生地は
ユルすぎず外面のカリッとした食感とともに
疲れたはずの胃袋を再び活性化させてくれた。

とてもふわふわしていて中々旨い生地だ。



ソースのかけ加減で強弱をつけながら
こちらも旨いお好みを堪能させてもらった。

こちらのお店は明日28日までは
イートインもテイクアウトも可能なこちらの立地で、
29日から1週間は若干場所を移動してテイクアウトのみで
営業をするそうだ。

新宿に行く際には旬の九条ねぎを
たっぷりと堪能されたし。

美味しいごはんをご馳走様でした。

京都 しんぶ
京都市北区上賀茂御薗町56-1
℡075-781-2190
(新宿高島屋でお後1週間程営業中)

ねぎ焼き  ¥735
焼きうどん ¥525
豚・いか玉 ¥630

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★★

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