期日:2011年3月26日
塩水橋まで車で入りキュウハ沢出合まで歩き、三角沢北東尾根を日高まで登った。雪があり白く化粧をしたすばらしい尾根であった。
日高から霧氷を見ながら丹沢山、本間ノ頭まで登山道を歩いた。
本間ノ頭から1137mピーク、741mピークと南東の尾根を塩水橋まで下った。コースを間違えたが楽しい地図読みであった。
尾根の取付(手前)からキュウハ沢出合方向
キューハ沢出合いより作業道を登る
920m平地で休憩
1100m付近の緩い登り
寿岳(三角沢ノ頭) 下に看板がある
崩壊地を望む
1440mから崩壊地を振り返る
日高の稜線へ
竜ヶ馬場より塔ノ岳
霧氷を見ながら丹沢山へ
丹沢山
太礼ノ頭
本間ノ頭
1280m登山道より南東の尾根へ
1200m付近の尾根
1180m付近の平らな所
1137mの大木
990mより上方向を望む
990mの大木
920m尾根分岐を右へ(間違わないよう注意)
記録
塩水橋駐車場に車を置いてゲートをくぐりキュウハ沢出合登山口まで歩く。林道は所々大きい落石がごろごろしているが凍っておらず歩きやすい。沢や道の曲りで現在地を確認していく。天気が良く気持ちが良い。25分程で天神尾根登山口に着いた。右側には丹沢山への道標が、左側には大きな吊橋があり良く整備されているようだ。一度札掛から歩いてみたいコースだ。
一時間でキュウハ沢出合いに到着して、橋を渡り右側の尾根に取り付く。尾根までは急だか少し入ると作業道がありこれを登って行く。杉林の中の結構いい道だ。
標高900m程から雪が出てきた。昨夜降ったばかりのようだ。950mから急坂になるがジグザグに作業道がついており時々大きく振れるが楽に登って行く。次第に広葉樹の林になり、日が差し込んで気持ちの良い尾根を行く。1300m付近で雪の下が凍っていて滑るため軽アイゼンを着けた。
すこし登ると三角沢ノ頭(寿岳)に着いた。標識があり、かすかに日高と読めた。下には寿岳の看板があった。見上げると右手には白く雪化粧をした竜ヶ馬場と丹沢山が青い空を背景にそびえていた。
その右には丹沢三ツ峰も見えた。
アセピの混じった灌木帯をさらに行くと崩壊地に出た。結構広い尾根で安全に通過することができた。鹿柵が出てくると登山道の日高に着いた。風が強く少し寒い。気持ちの良い道を歩き、竜ヶ馬場のベンチで食事にした。大山や三ノ塔、塔ノ岳がきれいに見えた。丹沢山方向の広葉樹の枝に氷が付いてキラキラ光っていた。 いつも人が多い尾根道であるが本日は出会う人が少ない。丹沢山にも人はいなかった。
宮ヶ瀬方面へブナの大木を見ながら雪道を歩いて行く。吹き溜まりは30cmほど積もっている所もあった。
太礼ノ頭を下り、急坂を円山木ノ頭へと登った。昨年下った無名ノ頭からの尾根を過ぎ、梯子を登り本間ノ頭に着いた。ベンチがありいい所だ。
1280mまで下り地図読みの南東尾根に入る。特別保護地区の看板があり、柱には黄色いテープが巻かれていた。雪も10cm程で少なくなった。この尾根の下り始めは地形図では少し急のように思えたが楽な下りであった。
1130m付近ではブナの大木があった。990mでモミの大木を見て東に方向を変えて920mまで下った。
920mのモミの木には、赤ペンキで右方向への矢印があり別の木には黄色いテープが巻きつけてあった。ここで高度計に誤差があるのを考慮せず下りすぎたと思い少し登り返してから南東方向へ下ってしまった。これが間違いであった。再度930mまで登り返して改めて南東方向に下った。
尾根に乗り741mピークを確認し、予定したコースを下っている事を確認した。暗くなってきたためヘッドランプを点けて作業道を下った。沢の音がして堰堤に着き、塩水橋に到着して地図読み山行が終了した。
コースタイム・天気 晴
仏果山登山口P 7:25~7:30=塩水橋7:40~8:00―キュウハ沢出合9:00~05―920m小平地9:40~45―寿岳(三角沢ノ頭)11:10~20―日高11:50~55―竜ヶ馬場12:15~40―丹沢山13:10~20―太礼ノ頭14:00~10―本間ノ頭15:10~15―尾根分岐15:25~30―930m尾根分岐15:55~17:25―741mピーク17:55―塩水橋18:45~55=仏果山登山口P 19:15~30
登り4:30、下り5:25(ロス1:30) 計9:55
メンバー 5名