流のバンコク・ゲイパラ白書☆リターンズ(゜∀゜)ノ

流(りゅう)の単純で軽いバンコク・ゲイ体験記。 ヨロシク!

ザ・ヴィエン・失速ナイト

2008-11-30 | ロマンス紀行
 
誰もいない静かな夜道を手を繋いで歩く。

お寺行ってみようよ~♪
狙いバレ読めでNOと言われた。
やっぱお寺じゃダメ? だったら他の・・・ ←がんばってる。


カフェに入ろうと言う。
オープンテラス、けっこうイイ雰囲気の店。
ふたりでカプチーノを注文。

うま~♪
いのかどうか俺はコーヒーが飲めんのでよくワカラン。
けどYがおいしそうに飲んでるから俺もおいしい。

飲み終わってまた散歩。
ただ歩く。

アヤシイ、絶対アヤシイ。
ホントにヤラせてくれんのかよ? ←約束した気でいる男。

「Y、キスして。」
「ノォー、後で!」

その『後で』ってのがアヤシイ。
けど約束は守ってもらう、でなきゃ暴れる。
昭和の子供のように地面に寝転がって泣き叫ぶ。 ←放置が最もツライパターン。


が、『待て』が出来ない俺は直球で聞いた。
今日はダメ、とツマラナイ返事。

意味がワカランッ! ←意味は分かるだろ。

ここでキレたらホントにヤラせてくれないと思い黙る俺。 ←ちょっと大人。
また手を繋いで散歩継続。


川沿いからぐるっと1周してきた。
まっすぐ進めばナンプーに突き当たる。
Yのバイクはそこにある。
このまま戻って終わり、の可能性が高い。

勝負に出なきゃ。


お寺の壁沿いを歩く。
街灯が途切れて暗くなってる道。
抱き寄せてみた。

YもOKと言って、めでたくキス。
だけどキス止まり。
しつこい男は身を滅ぼす、ってことで俺もイイ男ぶって笑顔で終わった。 ←そうか?

ナンプーまで歩いてYを見送ることに。 ←地味な終わり。


翌日、ランチの約束をして別れた。


続・バンコクニュース

2008-11-30 | バンコク探検
 
gooニュース。
首相府で爆発

激化の一途。
終わりが見えん。

分かりきってることですが、
興味本位で見物に行ったりして巻き込まれないようにしてください。


ウタパオ空港は徐々に稼働率を上げてるようですね。
バンコク近くに国際線として利用できる空港があってよかった。


微笑みの国民同士、どこまでいくよ・・・


散歩デート♪

2008-11-29 | ロマンス紀行
 
7時チョイ前にナンプーへ。

さすが日本人。
5分前行動がきちんとできてる。


するとホントに7時ジャストにYが来た。

しかも着替えてきていて、ちょっと目立つジャケットを着てきてる。
俺のためにオシャレを・・・? ←めっちゃ嬉しい。

ってことは勝負パンツで来たはずだ!
これは手を出さなきゃ失礼にあたる。 ←ですよね?

がっつり本気でイタダキマス! ←前フリだね、こりゃ。


どこ行く? Yの部屋? ←いきなり。
川へ行ってみようというY。
えぇー、いきなりそんな土のところだと服が汚れる。
それに砂が入ったりしたら君だって痛・・・ ←ないない。

ですよね、川岸でイベントをやっていた。


特設ステージでは司会のお兄さん&お姉さんがしゃべってる。
しばらくステージを見ながら過ごす。
笑ってるYと、つまんない俺。
だって人がいっぱいで手もつなげないし。

どっか行こーよー。
もっと暗いとこ行こーよー。
ホテルでちゃんと約束守ってよー。 ←?

Yのジャケットのそでを引っ張る。
ふり返りニコッと笑って歩き出す。


ヴィエンの町は日没後はどこも真っ暗。
つまり・・・
何をしようが思いのまま!


どこへ行くのも楽しいってもんだ♪


続・空港ニュース

2008-11-29 | バンコク探検
 
本日の空港情報。

gooニュース

なんで海軍基地なんだろうと思ってたら、ウタパオ空港のことだったんですね。
(って書きながらもウタパオを知らない俺。 ←やっつけ感がいつもどおりで。

すでに国際線の利用が始まってるようです。

空港職員がそっちに移動したところで通常業務を行うのは大変そう。
それでもすぐに対応しようとする姿勢がいいですよね。
これが日本だったら、
実行に移すことより失敗した時用の否定意見が圧力重たい。 ←ザ・日式会議。


にしても占拠の人たち、めっちゃ笑顔でテレビ映ってたし。 ←ザ・タイ人。


ナイトデート・プレリュード

2008-11-27 | ロマンス紀行
 
*空港ニュースと並行してブログ続けます。



「Y、この後どうするの? また夕陽見に行こうよ。」

もはや成人のお前に遠慮する気なんかサラサラねぇ。 ←目がコワイ。
前回逃した分までガッツリと・・・


が、断られた。
ここで断るか? ←即答にさらにビックリ。


友達のバイクで二人乗りで来たから友達と一緒に帰らなきゃいけない。
・・・って、それはイヤって意味なのか?
どう返事していいのかもワカラン。

一瞬の沈黙。

したら、
「バイク取ってくるから今日の夜会おうヨ。OK?」

なんか子供にうまくジラされてノセられた気分。
かわいい顔してヤるじゃねーか。

実際にヤるのは俺の方ですけど! ←元気にベタノリ。


「じゃあ今日の夜キスしていい?」
「アハハ、じゃあ7時にナンプーで」

ってことはOKらしい。
キスしていいってことは、もっとだな。 ←これは思いますよね?

そして7時にナンプーで会うことに。


ラオス人との待ち合わせ、タイ人みたくビミョーだけど。


空港新展開

2008-11-27 | バンコク探検
 
なんとも早い新展開。

gooニュース→ バンコク空港の代替に海軍基地


つまり、スワンナプームの封鎖は長期化必至との見方なの?


クリスマス休暇や年末年始にタイ行きを予定してる人も多いはず。
この巨額損失と信頼回復にはどれだけの時間がかかるだろう。
観光旅行は安全でなきゃ楽しめないよね。


だけどこのまま封鎖放置じゃなく、代替案と決議実行の早さに感動した。
スワンナプーム再開のための強行突破に出ると思ったのに。
衝突よりも別案別地で運営再開って、スゴくね?

空軍ではなく海軍って、俺にはよく分からないんだけど、
実際問題として、滑走路や出入国管理、X線でのセキュリティーチェック、荷物の積載とか。
(国際規定の滑走ライン、ランプじゃなくてもパイロットって大丈夫なもんなの?

客はともかく。 ←不安はあっても搭乗するなら従うしかない。
(そこまでの行き方がワカラン!

って素人が考える以上に熟考して可決されたのは間違いないから俺が心配してもね。
祈るのみだ!


タイの空港利用予定の方、今後もニュース要チェックです。


4年後のフタリ

2008-11-26 | ロマンス紀行
 
Yが俺を覚えていたことに驚いた。

そしてもっと驚き嬉しかったのが、Yも同じように出会った日のことを全て覚えていてくれた。

夕陽を見に行って俺と出会ったこと。
俺のサンダルが壊れていて自分のを貸したこと。
バイクの後ろから抱きしめてキスしたこと。
そしてBのこと。

今でもBと仲良しと聞いてホッとした。
この二人が俺を取り合ってたのかぁ・・・。 ←もう間違ってる。


上半身ハダカのY、話しながらもドキドキ。
今も少年っぽいけど、昔の面影そのまま美麗に成長してる。

「よく俺って気付いたよね?」
まさかまたこの町にいるなんて思わなくね?
髪だって当時はファンキーショートだったし。

「ウン、すぐに分かったヨ」
でも君は気付かなかったよね? と言われて一瞬負け気配。

「すごくカッコよくなってたから最初分かんなかった。」 ←基本ですよね?
この程度の返しは鉄板だろ、ナメんな。

「けど俺はYの名前も覚えてたよ。俺の名前も覚えてる?」

これで形勢逆転だろ。 ←まだおとなげない。


似た発音の名前を言ってくれた、が完全な正解は出なかった。
「ゴメン・・・ 忘れた」
「後でキスしてくれたら許すよ。」

これで俺の完全勝利確定ーッ!v(`∀´)v イェーイ! ←バカな大人。


「ノォー」 ←早い早い。

けどすごく嬉しかった。
そのテレたような言い方が思い出の中のYそのままだった。

坊主頭のコが彼氏なのか聞いてみた。
違うと笑いながら大きく首を振った。

このリアクションは・・・


俺に誘われたがってると見た! ←バカが勘違いするとこうなるよね。


スワンナプーム封鎖!

2008-11-26 | バンコク探検
 
yahooニュース。
反政府勢力、空港占拠


スワンナプーム完全封鎖で発着全便が欠航!

まさかバンコクまでがこうなるとは・・・。



緊迫した状態が続いてる・・・
のはウソじゃないにしても、ステージでは歌やダンスをしてるとの報道が。 ←さすがタイ。


抗争両群が暴走し始めるとお互いに引き下がれなくなる。
空港占拠で封鎖までして、すでに数万人に影響が出てるし。


みんなの好きなタイはこの先、どうなる? 微笑の国なのに。


うつむく少年のラストシーン

2008-11-25 | ロマンス紀行
 
「Yが俺のことイヤだったらもういいよ。」

17歳相手におとなげないのは分かってる。
だけどこのまま空虚な沈黙で終わらせるよりも、賭けに出た方が勝算はある。


でもBが・・・
Yは同じセリフをくり返すだけ。

なんだよ、それ。
Yが俺のこと好きかどうか聞いてんじゃん! ←キレるバカ。

「俺、帰るわ。」 ←めっちゃおとなげない。

きっと、
ゴメン悪かったよ、ボクも大好きだヨ、だから帰らないで・・・
って、すがってくるだろな♪


それがアンタ、帰るはめに。 ←勝算読み違い。超バカ。


Yはうつむき加減で黙ったまま。
ショボンヌな表情がかわいくてドSコーフン。 ←お前って・・・。

店からBが出てくる。
すぐにこの空気を察したようで、俺が帰ると言うと、送るよと言ってくれた。

残る二人にサンキュと言ってBのバイクに乗る。
Yはまだうつむいたまま。
この悲しい顔を見たのがYとの最後になった。 ←さすがにゴメン。

バイクすぐに発進。


帰りはパトゥーサイがライトアップされていた。
Bは寄ろうと言ってくれたが、すでにそんな気分じゃなかった。

ホテルに到着。
サンダル洗ってくるから待ってて、と言ったが、別にいいから、ホントにいいからと譲らない。
Yが持ってきてくれた袋にそのまま入れて渡した。

「Bありがと。ゴメンね。Yにも謝っといて。Rにもサンキューって言っといて。」
Bは何度もOK、OKと言ってくれた。


結局すんげぇ罪悪感だけが残った。
みんなゴメン。
何度もYの悲しい顔を思い返して眠れない夜を過ごすハメに。


翌日からは3人に会うために毎日夕陽を待った。
そんな想いは届くことなく、心を残したままラオスを去った。


そして4年ぶりに、再会した。 ←回想シーンが長い長い。


トライアングル・トラジディー

2008-11-23 | ロマンス紀行
 
着いたところはけっこう大きいレストラン。

先に到着していたひとりが店の外で待ってる。
キャップのコは店にいるっぽい。

「ここ、B(キャップのコ)の店」
ってゆーか、Bの親が経営してる店らしい。

夕食時でけっこう混んでる。
何か手伝いをしてるようで、お母さんらしき人から何か言われて働いてる。
夕陽を見終わったらそのまま仕事だったっぽい。

外で待つ3人。
意味なく抱き合ったりして仲良しのYと俺。
3人で談笑しながらも、俺とYは直接話せないというもどかしさ。

・・・もっとタイ語勉強しておけばよかった! ←言ってるだけでしない人は意外と多い。

*注意*
すでにみなさんご存知とは思いますが、ラオスでタイ語は普通に通じます。


Bが店から出てきて、Yに何か言ってる。
俺には英語で、「ちょっと待ってて」 って。
何だかビミョーな空気。

Yが急におとなしくなる。
俺が抱き寄せても頬キスしてもイマイチな反応。
最終的には「ノォー」って言われた。


それからは何を言ってもダメ。
Yは首を横に振るだけ・・・

ムダな想われ矢印がこっちに向いたせいで全て崩壊。
誰も幸せになれないという最も無益な状態に。

さすがに俺もショボンヌ。


しょうがない、最後の手段に出よう。