翌日、いちおYさんに電話。
女の人にこゆことするのが俺の悪いとこでもあると思う。
けどせめて一言の礼は言っとかなきゃ落ち着かない。
Yさんは、
イギ子もCも楽しかったって言ってたよ、と言ってくれた。
特にCは
『リュウは最高! 今回の旅のベストだ。ミスターMVP!』
って言ってた、って。
またひとりで切なくなるじゃん。
すでに機中の人だけど。
今頃俺のこと思い出して笑ってたりするのかなぁ・・・
ミスターMVPの称号はもらっとくぜ! ←有頂天。
Yさんはまた会いたそうにしてくれたけど、
そうなると彼女自身の負担が増える。
と思って、明日の朝ラオスへ行くとウソをついた。
ラオス行ったことないから私も行きたいと言い出すYさんに
いいとこですからぜひ行ってみてくださいと答えた。
どれほど想われてたとかじゃないけど、それは彼女のほんの気の迷い。
ファランと旅行してて日本人に会って、日本語で会話する楽しさを実感しただけ。
それを俺が相手だからとカン違いしただけ。
もしくは・・・
完全に見た目で選んだか。
スイマセンっした! ←即謝罪。
そろそろオチに向けて準備した方がいいと思って。
すでにシリーズ⑧まできてて長ぇし。
ここじゃネタ扱いで邪険に書いたけど、本当は心底感謝してる。
Cとの出会いはYさんのおかげだ。
『俺もすごい楽しかったです。
Cやイギ子さんにヨロシク言っといてください。またラオスから戻ったら会いましょう。』
と最後に小さいウソをついた。
それを待つ期待が大きかったらどうしよう・・・
とも思ったけど、
女の人にはそんな男だったと見限って忘れてもらった方がいい。
それで・・・
コールバックされないよう携帯ではなく公衆電話からかけたという。 ←その辺周到。
Cの連絡先を個人的に聞かなかったのは、
Yさんを介して紹介してもらったのにそこ無視してCとだけ仲良くしようなんてズルいルール違反が嫌だった。
CとYさんと俺じゃ全員が違う恋愛方向を向いてるのでこの先うまくいくはずない。
イギ子さんカップルを含めてあの4人の関係は
慣れない英語でもYさんが築いた彼女の国際交友力。
そこに後から割り込んでかき乱すようなことはしたくない。
今年の夏、イギ子さんカップルが結婚する。
式に出席するためにYさんはロンドンへ行くと言っていた。
3人+イギ子主人が再会して旅の話をする時はきっと俺の話が出る。
それで満足。
なにげに俺、ふたりのミスターMVPだし。 ←自分で言うな。
またいつか力ォサンで出会えそう。
そゆ場所だから。
めずらしくファラン青年にホレた力ォサン・ラブストーリー、でした♪
ってゆーか、
BLEネタの意味不明さの方が気になったでしょうか?
原作読んでる方にはおもしろかったはずなのになぁ~。 ←それがそうでもない。
えぇもう、
俺を除く誰もが嫌がってたという。 ←空気は読めてる。 ←でもヤメない。
自分では大満足です(-ω-)v キラーン☆
ネタ入れなきゃ半分の更新で済んだだろとか言うのはマジでヤメてあげて。